香君(3) の商品レビュー
ようやく第三刊が出た❗ 虫中心の展開ですが、まだ謎の核心には行き着かないみたいで・・・ 続きを待とう
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待望の3冊目。 オアレ稲に集る虫と虫。 人間は快適さを求めて研究開発していくけれど、生態系を壊しちゃいけん。「勝ちっぱなしの生き物は、多分、いないのではないかしら」というセリフがあった。 危機に直面した時、人間はどう対応するか。作品中でも対応に迷い、決断するまでに時間がかかり...
待望の3冊目。 オアレ稲に集る虫と虫。 人間は快適さを求めて研究開発していくけれど、生態系を壊しちゃいけん。「勝ちっぱなしの生き物は、多分、いないのではないかしら」というセリフがあった。 危機に直面した時、人間はどう対応するか。作品中でも対応に迷い、決断するまでに時間がかかり、もどかしい思いを抱えている様子がある。危機感の共有が難しいのは現実でも同じだね。地球温暖化とか核とか。 歴史・食物・生物・文化・外交…。重層的な展開でテーマに深みがあるんだけど、さくさく読めてしまう。テーマに見合った読後の重みが少し足りなかったかな。まだ途中だしね、謎も解明されていないし、最後にどすんと来るのを期待して1ヶ月待ちます。
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『香君』文庫版3巻。 全巻から続く流れからの一波乱。これが物語の山か?と思ったけれどそうでも無く。 ラスト不穏な終わり方をしたので、次巻は本格的に山場になるかな。また来月!
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【香りの声が渦巻き荒れ狂う。手に汗握る第3弾!】虫害により国の威信が揺らぐ事態に陥ったウマール帝国。その危機を打開する方法に、アイシャは不安を覚え――。胸に迫る第3幕!
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