右園死児報告 の商品レビュー
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推薦者の事もあり報告書形式のホラーかと思ったが、途中から怪獣モノの様な様式となり不完全燃焼のまま終わってしまった。 前半の報告書形式の話や全容の知れない奇妙な現象の数々を読んでいる間は楽しかったが、他の方も言う様に風呂敷を広げすぎてどういったジャンルとして楽しめばいいのか分からずに読み終えてしまった。 アイルランド軍人や売春婦の存在など、キャラの行動としての見栄えが良い部分は幾つもあったのでもう少しその動機が点起きされるのでは無く動機としてわかりやすければ良かったと思う。
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最初から途中までは報告書形式になっていて、それが斬新で面白いと思った。 しかし、右園死児化したモノを始末しに実行部隊が動き出すとこらへんからちょっと微妙かなとどうしても思ってしまった。 右園死児がなんなのか、はっきりした設定が欲しかったかも。 ぼやけた面白さがいいのとよくないのと...
最初から途中までは報告書形式になっていて、それが斬新で面白いと思った。 しかし、右園死児化したモノを始末しに実行部隊が動き出すとこらへんからちょっと微妙かなとどうしても思ってしまった。 右園死児がなんなのか、はっきりした設定が欲しかったかも。 ぼやけた面白さがいいのとよくないのと作品によって違うけど、右園死児は知りたかったかもと思ってしまった。 もう一度読み返すとしたら最初から半分くらいまでかなぁ。
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まさかこんな内容だとは全く思っていなかった。個人的には楽しめたので良かったのだが、勝手に怖い話を求めていたのでかなり面食らった。タイトルにも使われている通り「報告書」により淡々と進んでいく。ある意味、各事象について報告書として簡潔に書かれているから良いと思える場面は多々ある(いや...
まさかこんな内容だとは全く思っていなかった。個人的には楽しめたので良かったのだが、勝手に怖い話を求めていたのでかなり面食らった。タイトルにも使われている通り「報告書」により淡々と進んでいく。ある意味、各事象について報告書として簡潔に書かれているから良いと思える場面は多々ある(いや、全く良くはないのだが)。というか、ほとんどかもしれない。もし、これが詳細に描写された物語ならかなりの精神ダメージを負ったかもしれない。想像力豊かな方ほど報告書の言外の出来事が頭の中で映像として浮かび楽しめる(?)のではないかと思う。右園死児(ウゾノシニコ)とは何なのか?その調査報告書がここに纏められています。 以下、個人的妄想です。 想像力豊かな方はここで閉じてください。 想像を絶する災厄。それに直面する人間は何を考え、どう行動するのか?支配、制圧、逃亡、従属、対峙、討伐。絶対的な恐怖は人間の心をどう蝕んでいくのか?果たして地獄とはこの世ならざるところにあるのか?この世にあるのか? などと、本書に関係あるようなないようなちょっと痛い妄想が尽きない。
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慣れないスタイルで読むのが大変でしたが、報告書という形式をもって、超常現象的な存在についての記載をしていくという内容でした。面白く読めました。
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惜しいと思った。前半部分は素晴らしく面白かったが、後半は話が広がりすぎてまとまらずに終わったような感じがしてちょっと飽きてしまった。前半と後半があまりにも違うためそれぞれのテイストで統一されてたらもっと読みやすかったかもしれない。
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右園死児に至る集団報告。 明治二十五年から続く、政府、軍、捜査機関、探偵、一般人による非公式調査報告体系。 右園死児という名の人物あるいは動物、無機物が、規格外の現象の発端となる事から、その原理の解明と対策を目的に発足した。 右園死児(うぞのしにこ)という名の人物、動物、無機物や場所が発端となって起こる怪異にまつわる報告書の形で綴られるホラー小説です。 他の方も書いていますが、かなりSCP的雰囲気が濃いので、SCP記事やSCPのtaleが好きな人なら、報告書風の記述も慣れていると思いますし、きっと楽しく読めると思います。 とはいえ、終盤に進むにつれホラーというよりは壮大な戦記モノっぽくなるので、純粋なホラーを求めているとちょっと違うかな、とはなるかも。 個人的には異能力バトル風の熱い展開で、何か話変わって来たなとは思いつつもそれはそれで楽しかったです。今までバラバラに行動していた群像劇だったのが、それぞれ集まって共闘するような感じで。 個人的には、朝倉さんと神谷さんが好きです。
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う、うーん?うん… ホラーじゃなくて、SF…でもなくて… 度々同じ人や話がでてくるけど、チェーホフにライフルが発射されないよぅ…と泣きつきたいくらいには伏線らしきものも放置されてる気がする…著者の中では筋が通っているのかも…すごい一生懸命よめば分かるのかも… scp財団みたいな...
う、うーん?うん… ホラーじゃなくて、SF…でもなくて… 度々同じ人や話がでてくるけど、チェーホフにライフルが発射されないよぅ…と泣きつきたいくらいには伏線らしきものも放置されてる気がする…著者の中では筋が通っているのかも…すごい一生懸命よめば分かるのかも… scp財団みたいな話から「戦闘妖精雪風」みたいになるのかと思って期待したのに…若者には人気なのかも…
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前半は怖い話、後半はこっちの方向に行くのかーと思いもよらなかった。 グロテスクな話が個人的に苦手なので、この評価。 貴志祐介の新世界よりのラストの描写を彷彿とさせた。ちゃんと読み込んだら、面白さが増すと思った
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#右園死児報告 #真島文吉 #読了 『右園死児』という人物あるいは動物についてまとめた報告書 というだけだと思ってたら後半まさかの展開だった。 対策しようとすればするほど深みに落ちていく感じがいい。
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都市伝説的な不可解で血生臭い報告書の積み重ねから始まって、終盤は日本全土を巻き込んだ歴史的事件から大異能バトルへと発展していく。スケール感の拡大に目眩を覚えるが、章の区切りが1〜2ページと短いのでサクサク読める。4時間ちょいで読破。かなり楽しめた。
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