学力喪失 の商品レビュー
子どもたちの学力低下に関する内容であるが、「学力」の捉え方を改める必要があるということが一番心に残った。テストでいい点を取れば学力が高いのか。それはなんか違うと思いながらも、そう評価するしかない今の教育システム・それに関わる人々の考えを覆すものだと感じた。 学力低下の多くは前段階...
子どもたちの学力低下に関する内容であるが、「学力」の捉え方を改める必要があるということが一番心に残った。テストでいい点を取れば学力が高いのか。それはなんか違うと思いながらも、そう評価するしかない今の教育システム・それに関わる人々の考えを覆すものだと感じた。 学力低下の多くは前段階での知識の定着が不十分であることが原因だ。ただ知識を与えるのではなく、子どもたちが自分から知識を増やそうと動く活動を行う必要があると感じた。
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20260310図書館 ○○さんの前は「前」 ○○さんの後ろは「後ろ」なのに、時刻になると「10分前に着いた」なら過去(後ろ)、「10分後に来る」なら未来(前)のことになる。こういう感覚は子供には難しいんだな。
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なぜ問題が解けないのか。 算数の解けない子どもたちがなぜ解けないのか。それを認知科学の視点から分析する。ポイントはスキーマと記号接地。数の概念を抽象化できているか、認知負荷の高いときも操ることができるか、モニタリングと修正ができるか。 自分は分数をどのように認識したんだろう。数の概念を持つとは簡単なことではない。それがつまづきとなるのなら。カードゲームを使って遊びながら学ぶという提案が興味深い。負荷をかけながら数を扱うことを、様々なパターンで練習することで抽象化が可能となる。 生成AIでは結びつく可能性が高いそれっぽい回答しか出さない。人間がそんなそれっぽい答えしか出せなかったら、生成AIにとって代わられてしまうだろう。同じような練習問題を数こなすだけではなくて、子どもが何を学んでいるのかを認識しながら教育を進める必要を強く感じた。
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面白かったです。人間とAIとの学習プロセスの比較は興味深く読みました。今後AIとどう付き合っていくのか、その見極めのためにも読んでみると面白いと思います。 仕事でAIやプログラミングを学ぶものとして、あるいは子どもを学校に通わせている親として、とても参考になりました。
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知識詰め込み型教育の終焉は、もはや議論の余地がない。そこで今問われるのはスキームの確立とその修正能力だ。生成AIの台頭で、よりこれらの力が人間の強みであることが明白となった。 分数の概念的な理解がこれほどまでにできていない実態に、正直目を疑った。低位層と中高位層にこれほどまでの差...
知識詰め込み型教育の終焉は、もはや議論の余地がない。そこで今問われるのはスキームの確立とその修正能力だ。生成AIの台頭で、よりこれらの力が人間の強みであることが明白となった。 分数の概念的な理解がこれほどまでにできていない実態に、正直目を疑った。低位層と中高位層にこれほどまでの差があると、社会のルールは頭のいい奴の都合の良いように作られているという、ドラゴン桜の作中のセリフがより説得力を持つ。 低位層で行われる思考は速い思考、いわゆるヒューリスティックしか用いられない。遅い思考を利かすことができない。
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達人テスト気になった!どんなんやろ… AIは二分の一と三分の一は大きさ判定できないのか〜とかとても楽しく読めました!
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タイトルがかなり誤解を招くがこれも言語の本質とオーバーラップするようなかたちで記号接地問題やアブダクション推論などの重要性を取り上げつつ、小中学生が学校の勉強(特に分数や割合などの理解、文章題など)にいかにつまづいているかをスキーマという概念を導入しながら実例を多数踏まえて展開し...
タイトルがかなり誤解を招くがこれも言語の本質とオーバーラップするようなかたちで記号接地問題やアブダクション推論などの重要性を取り上げつつ、小中学生が学校の勉強(特に分数や割合などの理解、文章題など)にいかにつまづいているかをスキーマという概念を導入しながら実例を多数踏まえて展開していってやはりスリリングで面白い わからないことは丁寧に説明して繰り返しその問題を解かせればわかるようになる←この手の神話はたしかにほんまか?とは思うけど、どう間違ってるかどう正すべきかまでは曖昧だったのでそれがクリアになったのがうれしい A.死んだ知識をいくら詰め込んだって無駄 分数がわからない、とくに分数の割り算の意味がずっとわからないと友人が嘆いているのを思い出したり、自分も小中学生姉妹の家庭教師をしたときに本当に彼女たちのわからないに向き合えていただろうかと申し訳なくなったり、言語も学びもやはり他人事にはけしてできないテーマなので感情を揺さぶられつつハキハキとした進行に気持ちよく引っ張られつつの気持ちいい読書体験だった 今井むつみ先生が真の意味でシゴデキなのが伝わる 柔軟に人を巻き込み人を頼り人の教えを取り入れるその気負わなさが格好いい
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子どもの学力(学ぶ力)を引き出す教育とはどのようなものか。語彙の少なさや間違ったスキーマではすぐに壁に当たってしまう。抽象的な概念を記号接地し、生きた知識を得ることが大切。わかった!という経験をすることでこの先自分の学びを進める力がつく。
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「たつじんテスト」とっても面白かった 言葉をしっかりと理解していないと 算数の問題が解けないって思ってたけど やっぱりそうだよねって感じた 子どもが自分で抽象化することの大切さを感じた 以下本文抜粋 様々な分野でブーストラッピングのサイクルを繰り返し異なる分野の知識が関連付...
「たつじんテスト」とっても面白かった 言葉をしっかりと理解していないと 算数の問題が解けないって思ってたけど やっぱりそうだよねって感じた 子どもが自分で抽象化することの大切さを感じた 以下本文抜粋 様々な分野でブーストラッピングのサイクルを繰り返し異なる分野の知識が関連付けられていく。それによって大きな知識の体系ができる。それが必要な時にすぐに使うことができる「生きた知識」を生む。「生きた知識」が新しい知識を生み、広くて深い知識の体系を作っていくのである。同時に学び手は学び方を学んでいき、精度の高いアブダクションができるようになる。言い換えれば、将来自走できる学び手に成長していく。このスパイラルを作れるように、子供を支援し、足場かけをしてあげること。それが教師の役割であり、親のあるいはすべての大人の役割なのである。
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