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香君(2) の商品レビュー

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48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2026/04/05

これ表紙、春夏秋冬じゃん!オシャレだ! 物語もどんどん深淵へ。全く知らない地理や名前が出てくるのに物語について行ける、先が気になる不思議。ちょっとだけ登場人物表見ちゃうけどね 植物が好きな子に読んで欲しい。私たちが勝手に良い悪いを区別してるだけで、植物はこんなにも生きている

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2026/03/28

面白い。単行本だから分冊になっていて、続きが気になる終わり方で読了後いても立ってもいられなくなる。面白い!!!!

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2026/03/18

2巻になって世界の輪郭が見えてきたなーという感じ。めちゃくちゃ面白い。 いつの時代も、どこの世界でも、国を治めるというのは大変だなと思う。尊敬と恐怖を同じだけ集めて束ねなければならない。そしてそのためには象徴が必要で、この世界ではそれはオアレ稲。 言い伝えがいつか風化してし...

2巻になって世界の輪郭が見えてきたなーという感じ。めちゃくちゃ面白い。 いつの時代も、どこの世界でも、国を治めるというのは大変だなと思う。尊敬と恐怖を同じだけ集めて束ねなければならない。そしてそのためには象徴が必要で、この世界ではそれはオアレ稲。 言い伝えがいつか風化してしまう恐ろしさを考える。何かを正しく伝え続けるのは難しい。

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2026/03/05

物の匂いから全てを感じとることのできる主人公アイシャが経験するさまざまな人との出会い。 他の植物を席巻するオアレ稲とこれを利用し、藩王国を統べる帝国の野望。 ここに発生した虫オオヨマの大発生。 植物のバランスを乱し、これを統治の手段にしようとする人間に、オオヨマは、乱れたバランス...

物の匂いから全てを感じとることのできる主人公アイシャが経験するさまざまな人との出会い。 他の植物を席巻するオアレ稲とこれを利用し、藩王国を統べる帝国の野望。 ここに発生した虫オオヨマの大発生。 植物のバランスを乱し、これを統治の手段にしようとする人間に、オオヨマは、乱れたバランスを戻そうとする神が送った使者なのか? 上橋菜穂子さんの新たに始まった壮大な小説を読める喜びを感じながら、次巻を待ちたい。

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2025/12/06

オアレ稲と人類史がどう関連してきたのか、この世界の歴史が明かされる巻。なのはいいんだけど重要な部分は全部会話で説明しちゃうんかい~という感じが残念だった。物語の進行とともに全貌が見えてくるわけじゃなくネタばらしみたいでつまらなくない…?

Posted byブクログ

2025/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「香君は、③と④は違うサブタイトルなのに、どうして①と②はどちらも『西から来た少女』なのだろう。」 そんな小さな疑問を胸に、私は本を手に取った。 読めばきっとわかるのだろうと、想いを馳せながらページをめくる。 物語は、オリエが本当の香君ではないことをアイシャが知る場面から始まる。 マシュウの計画、オアレ稲の秘密、香りを感じる力―― その一つひとつが、アイシャの出自の謎へと繋がっていく。 やがて彼女は、初代香君もまた西から来たのだと知り、 その血の流れと、自らの歩む道とが交差していることを悟る。 マシュウたちとともに、人々を飢えから救うために動き出したアイシャは、 祈願の鳩の占い師として、山間の村をめぐり、麦や蕎麦を育てる手助けをする。 けれど、その隠し畑を偶然見つけてしまった同僚のオラムが攫われ、 アイシャは自分の行いを悔いて彼を追う。 そして、オゴダの暁に捕らわれた彼女の前に現れたミリアが見せた光景を残して、 物語は次巻へと託される。 読み終えたとき、最初の疑問の答えが胸に落ちた。 ①の「西から来た少女」はアイシャを、 ②のそれは、初代香君を示していたのだ。 二人、そしてマシュウに共通するのは、香りを感じ取る力。 彼らは同じルーツを持つのかもしれない――そう思った瞬間、胸の奥が震えた。 皇帝がウマールの帝都からではなく、大崩渓谷から来たという描写。 言葉や葬儀の文言に潜む共通点を手がかりに世界をつなぐ筆致は、 まさに上橋菜穂子さんらしい、世界の深呼吸のような描き方だと感じた。 なかでも心に残ったのは、オリエに促されて、 自分の感じていることを言葉にしていくアイシャの姿だった。 彼女は、難しい言葉ではなく、 自分と相手が分かり合えそうな言葉を選び、 そこに“感じること”の輪郭を描いていく。 私はここ数年、「感じる力」が少し弱まっていると感じていた。 心の奥のさざ波を、うまく言葉にできなくなっていたのかもしれない。 けれど、アイシャを見て思った。 感じることは、失われるものではなく、育てていくものなのだと。 音楽を聴いたとき、絵を見たとき、風に香りを感じたとき―― その小さな“気づき”を言葉にしていく練習をしてみたい。 それが、再び「感じる力」を取り戻す道になる気がする。 自分の中に眠る感覚を少しずつ呼び覚ましながら、 世界ともう一度、やさしくつながっていけたらいい。

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2025/10/20

ファンタジーだからといって昨今の異能バトルのように次々に新要素を導入するのではなく、「香り」から膨らまして、個人の感情察知から気配の察知、人の追跡に至り、さらには動植物の状態や香りによるコミュニケーションさらにはそこから進んでモノカルチャーの功罪までもが、物語の中で見事に織り込ま...

ファンタジーだからといって昨今の異能バトルのように次々に新要素を導入するのではなく、「香り」から膨らまして、個人の感情察知から気配の察知、人の追跡に至り、さらには動植物の状態や香りによるコミュニケーションさらにはそこから進んでモノカルチャーの功罪までもが、物語の中で見事に織り込まれている。 これから更なる大きな展開を予想される展開であり、次巻も楽しみである。

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2025/09/12

アイシャが自分の道を選択して、数年後。恐れていた厄災がはじまって、物語が大きく動き出す巻だった。「香君」とはどこからやってきたどういう存在なのか、謎が深まる。それはそれとしてマシュウとオリエのなれそめもっと欲しいです。昔はケンカップルだったんですか??

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2025/09/07

この国の神である香君のオリエは、何の力もないただの美しい人間であることを知ったアイシャは、オリエとマシュウと共に、この国が抱える問題を解決すべく、動き出す。 物語が少しづつ動き出し、どんどん面白くなってくる。この小説は何より物語の設定が面白い。 奇跡の穀物と呼ばれているオアレ...

この国の神である香君のオリエは、何の力もないただの美しい人間であることを知ったアイシャは、オリエとマシュウと共に、この国が抱える問題を解決すべく、動き出す。 物語が少しづつ動き出し、どんどん面白くなってくる。この小説は何より物語の設定が面白い。 奇跡の穀物と呼ばれているオアレ稲。痩せた土地でもぐんぐん育ち、年に何度も収穫出来て味も良い。病虫害に強く、連作障害も起きないが、オアレ稲を育てた土からは、オアレ稲以外の穀物は育たなくなる。 普通に育てたオアレ稲からは種籾を取ることが出来ず、種籾は帝国からのみ支給される。 帝国はオアレ稲を政治の道具にして、自らコントロール出来ない程に領土を広げ、繁栄する。帝国とその属国はオアレ稲に完全に依存した生活基盤の下に成り立つようになる。 そんな中、オアレ稲の唯一の害虫であるオオヤマの発生が始まる。

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2025/06/19

2巻も面白くて1日で読破! 1巻と同様、前半部分の"旅記"の話が結構難解で、聡明なアイシャが先読みしていく中、なんとか自分なりに地図を広げて読み進めました。 その後のアイシャが"祈願の鳩"として活動し始めてから物語がどんどん進んで面白かった...

2巻も面白くて1日で読破! 1巻と同様、前半部分の"旅記"の話が結構難解で、聡明なアイシャが先読みしていく中、なんとか自分なりに地図を広げて読み進めました。 その後のアイシャが"祈願の鳩"として活動し始めてから物語がどんどん進んで面白かった。 あんな終わり方されたら、アイシャたちがギラム島で目にしたものが気になるー!ってことですぐさま3巻入手したのでこれから読みます!

Posted byブクログ