香君(2) の商品レビュー
収量が多いが、それと引き換えに土を変化させ他の作物を作れなくするオアレ稲と香りで万物を理解する女の子を巡る物語。 オアレ稲はその圧倒的な収量で帝国の統治を揺るぎないものにしているが、一度虫害が起こると深刻な飢饉を及ぼす。 2巻では香君の秘密やオアレ稲の秘密が解き明かされ始める...
収量が多いが、それと引き換えに土を変化させ他の作物を作れなくするオアレ稲と香りで万物を理解する女の子を巡る物語。 オアレ稲はその圧倒的な収量で帝国の統治を揺るぎないものにしているが、一度虫害が起こると深刻な飢饉を及ぼす。 2巻では香君の秘密やオアレ稲の秘密が解き明かされ始めると共に、周辺国に蓄積した帝国への不満の爆発が迫る。ここから後半に向けて物語が一層ダイナミックに動く予感。面白すぎる。
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うううううーーー 何!何を見たの!?アイシャ!?!? ダメだ。 これは勉強が手につかない。 先が気になりすぎる、、、 4冊読み終わるまで、おそらくこの本は手から離れないんじゃないかと思うので、サクッと読んじゃおうかな。笑 面白いぃー上橋菜穂子天才ぃー 世界館から抜け出せな...
うううううーーー 何!何を見たの!?アイシャ!?!? ダメだ。 これは勉強が手につかない。 先が気になりすぎる、、、 4冊読み終わるまで、おそらくこの本は手から離れないんじゃないかと思うので、サクッと読んじゃおうかな。笑 面白いぃー上橋菜穂子天才ぃー 世界館から抜け出せない。 わたしも感じるかも。匂い。 なんて。 面白い。 本当に面白い。上橋菜穂子。 本を読むんじゃなくて。 本に読まれる、、、パックリといかれます。 上橋菜穂子の本は。 #上橋菜穂子 #香君 #おおぶちさん #次はヤマザキさん #バタフライ仲間 #70代 #仲良し #金曜日 #本に読まれる #勉強できなくなる #全4巻 #諦めて先に読む
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害虫によってオアレ稲の収穫ができず、飢餓に陥るというストーリー。この本を読んでいると、どうしても、今の気候変動と今後の食糧問題について、考えさせられました。それはさておき、短いテンポで、いろいろな勢力に属する人が大勢出てくるので、誰がどういう立ち位置か、若干苦戦しながらの読書でし...
害虫によってオアレ稲の収穫ができず、飢餓に陥るというストーリー。この本を読んでいると、どうしても、今の気候変動と今後の食糧問題について、考えさせられました。それはさておき、短いテンポで、いろいろな勢力に属する人が大勢出てくるので、誰がどういう立ち位置か、若干苦戦しながらの読書でした。とはいえ、気になるところで、この巻は終了。次巻にも期待です!
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良すぎる。あっっという間に読み終わってしまった。。 香使という荘園があった時代の行政制度に似た仕組みや、天皇のように香君を立てていることなど、国の運営におけるシンボルの重要性とストーリーの大切さなど政治の観点を他作品同様に織り混ぜながら、この世界独特のしがらみの中で、大事が起きることを予想して秘密裏に動くマシュウは、江戸幕末の薩長に思えてしまった。 このように、一見オリジナルの別世界の話だと思えるが、日本人の頭にすっと入るように日本史の要素を骨組みに入れていることがとにかく素晴らしい。 これらが本作品の読みやすさとSFファンタジーとしての世界観の構成を手助けしているのではないだろうか。 とにかく面白いからすぐに三、四巻を買います。
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---------------------------------- 私のすべてを その他の中に摑んでいる 喜びと悲嘆の稲「オアレ稲」 その秘密を知ってしまったら、もう戻れない 圧倒的な世界観、息を呑む展開の第2弾! -----------------------------...
---------------------------------- 私のすべてを その他の中に摑んでいる 喜びと悲嘆の稲「オアレ稲」 その秘密を知ってしまったら、もう戻れない 圧倒的な世界観、息を呑む展開の第2弾! ---------------------------------- いつもレビューを書く時はPCなのですが、 自宅でなかなかPCを開かないため、 昨年は書き残せてない本たちがたくさん… 「香君」は忘れないうちに書き留めたくて、 スマホから書いています…!苦笑 2巻では、 主人公のアイシャが帝国と 国の生命線ともいうべき稲の秘密を知り、 物語の中心に向かって進んでいきます。 カタカナがどんどん増えるし、 この地方どこ??とか戸惑いましたが、 アイシャやオリエの気持ちを思うと、 目が離せず、頑張って読みました。笑 国を守ろうとするもの、 今の繁栄や生活を維持したいし、 何十年、何百年先の未来も考えなくちゃいけないのに、 利権争いに巻き込まれて、 皺寄せがいくのは罪なき民たちなんですよね。 終盤は続きが気になる終わり方すぎて… この勢いで3巻読みます!!
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オリエがムチャリの幼虫に触れてしまい、顔が腫れ上がってしまう。 急ぎ薬草を煎じるライナおばさん達。 オリエの無事を知り、安堵感から泣き出してしまうアイシャだったが、 香君であるオリエが、何故ムチャリの幼虫の匂いに気付けなかったのだろうかと不思議に思うのだった。 ここでアイシャはオ...
オリエがムチャリの幼虫に触れてしまい、顔が腫れ上がってしまう。 急ぎ薬草を煎じるライナおばさん達。 オリエの無事を知り、安堵感から泣き出してしまうアイシャだったが、 香君であるオリエが、何故ムチャリの幼虫の匂いに気付けなかったのだろうかと不思議に思うのだった。 ここでアイシャはオリエの苦悩を知ることとなる。 オリエと視察官マシュウからオアレ稲の秘密を明かされたアイシャは、 「香君に、偽物も、本物も、ない」 「私にも、出来ることがあるかもしれない」 と、この国一帯を救済する為に動き出す。。。 1巻より面白かった! ということは、この作品は自分に合っているんだろうな……と、ホッとする。 全4巻である本作を読みはじめるにあたり、ツマラナイと思ってしまったらどーしようと思っていたからだ。 そんな心配は無用だった。 アイシャがさらわれてしまい、この後どーなる!?ってところで続きは第3巻へ。
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アイシャが香君だと思ってたので、オリエや歴代の香君の設定にちょっとびっくり。 勝手に頭の中でアイシャはナウシカ。 ぜひジブリでアニメ化して欲しい!
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アイシャの成長がすごく進みビックリした。でも、これからどう物語皮動くのか楽しみ。政治要素が強くないと良いけど…。
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登場人物同士の葛藤、対立。 全ての関係が複雑に絡み合って、揺らいでいる。 主要登場人物の三人だけでも、立場や気持ちが一言では割り切れないので、物語をするすると読み進めてしまった。
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ストーリーが面白くて、つい1日で読み切ってしまった。 植物が香りを通じて人間のように話す。自分が知らない世界の一面をみているようで、とてもワクワクした。
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