学力は「ごめんなさい」にあらわれる の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
まさに子育て中の自分にとっては、耳が痛い話ばかりだった。 「ごめんなさい」ということば一つとっても、その言い方やシチュエーションによって、ことばの重み、伝わり方、伝え方が変わってくるということ、親自身が気をつけなければ、と感じた。 スラスラ読める=理解している、というわけではないことも、自分の中では反省点だった。 子どもの音読の宿題で、スラスラ読めてて読むの上手いな〜なんて単純に思っていた自分がいた。登場人物の気持ちや場面ごとの情景を考えているからこそ、多少詰まってしまうこともある、というのは、納得だった。 名前の書き方一つとっても勉強になった。先生に見てもらうからこそ丁寧に書くことが大事、そもそもそれがわかっている子は丁寧にかけるということ。。全然見てなかったなー たぶんこの本が伝えたかったのは、子どもの本質を見なさい、ということなんだろうな。 点数とか、やったやらないとかの上辺だけでなく、ちゃんとその中身を見て、ということ。 そうすることで真の学びに繋がるし、親子の絆も強化されていくのだな、と。子ども自身もちゃんと見てくれている、という納得感に繋がるしね。 問題はこの多忙な現代社会でどこまで子どもに寄り添えるか。。いやこれは言い訳か。。すべて完璧にやろうとしないで、やれるところからやっていけばいいのかな。 まずは私は話をちゃんと聴く、傾聴するというところからやってみようかな。 上辺だけを見そうになったときに読み返したい本だと思った。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1849996680147632266?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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子どもの教育について、ことばの観点から論じる。 「ごめんなさい」ということば一つとっても、その重さをどう考えているかは、人によって違う。 怒られたらとりあえず謝っとけの精神で「ごめんなさい」を多用するタイプの人もいれば、一度失敗して謝罪したことはもう2度とやってはいけない、と考え...
子どもの教育について、ことばの観点から論じる。 「ごめんなさい」ということば一つとっても、その重さをどう考えているかは、人によって違う。 怒られたらとりあえず謝っとけの精神で「ごめんなさい」を多用するタイプの人もいれば、一度失敗して謝罪したことはもう2度とやってはいけない、と考えているからこそ、なかなか謝らないタイプの人もいる。 そうした違いは、その人の親(や周囲の人)がことばの威力を理解し、適切なタイミングや熱量でことばを発しているかどうかによって決まる。 わたしの夫は謝らないタイプでイライラすることもあるのだが、もしかするとそれは、彼が「ごめんなさい」という言葉をより重く捉えているからこそなのではないかという気づきをもらえた。
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言葉とは画一的な意味しか持たない薄っぺらいものという印象を抱いていたが、この本を読んでその考えが覆された。
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同じ言葉の使い方でも、使う人の学力によって意味合いが全く変わってくる。 体感としてはわかっていたことだけど、しっかり言語化して説明されていて納得。 章ごとに予習、復習としてまとめページがあり、よりわかりやすかった。 大人の立場からすると、第2章「聞くこと」が一番ためになった。 正...
同じ言葉の使い方でも、使う人の学力によって意味合いが全く変わってくる。 体感としてはわかっていたことだけど、しっかり言語化して説明されていて納得。 章ごとに予習、復習としてまとめページがあり、よりわかりやすかった。 大人の立場からすると、第2章「聞くこと」が一番ためになった。 正しい話の聞き方がわかる子は、人生が豊かになりそう。
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国語はどちらかというと嫌いなほう。 聞く、話す、書く、読む それぞれの意味を考えさせられた。 これから出会う子どもたちへの声かけや話が変わりそう、変えたいと思った。
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なんで分かりやすい言葉で伝えているのに伝わらないんだろうと思うことがある。 それは言葉の意味に対する理解が違っていて、意図していることが伝わらなかったり誤解が生まれたりするから。 そういう場面においては伝える側、受け取る側の互いに擦り合わせる努力が必要だと思うがどのくらいの人がそ...
なんで分かりやすい言葉で伝えているのに伝わらないんだろうと思うことがある。 それは言葉の意味に対する理解が違っていて、意図していることが伝わらなかったり誤解が生まれたりするから。 そういう場面においては伝える側、受け取る側の互いに擦り合わせる努力が必要だと思うがどのくらいの人がそれをできているのだろうか? 伝える側は自分を曲げず、理解してくれないとさまざまな言葉を使って伝える努力を放棄していないだろうか? 受け取る側は意味がわからないと考えること想像することを放棄してないだろうか? そう言った場面に対して根底に「言葉の理解が違う」という問題があることを、聞くこと、話すこと、書くこと、読むこと、解くことの観点から説明してくれている本。 帯では「勉強以前に身につけたいことばの基礎」とあるが、それはすなわちコミュニケーションの基礎であり、情報が溢れる今の時代に大切なことだと思うからこそみんなに読んで欲しい本。
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学力は、遺伝と努力で半分ずつが決まる、と何かの本で読んだことがある。だから、勉強をすることは、その人の力を引き出すために必要なことであると考える。 挨拶は大事、ちゃんと話を聞く、音読が必要、たくさん本を読もう、さまざまな「当たり前」があるが、その本当の意味については、立ち止まって...
学力は、遺伝と努力で半分ずつが決まる、と何かの本で読んだことがある。だから、勉強をすることは、その人の力を引き出すために必要なことであると考える。 挨拶は大事、ちゃんと話を聞く、音読が必要、たくさん本を読もう、さまざまな「当たり前」があるが、その本当の意味については、立ち止まって考えることが必要だと述べている。
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日頃考えていることがとても整理された状態で言語化されており、読んですっきりした。子育て中の人や教師、そのほか全ての人が読んだらきっと世界は変わるだろうと思った。
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#読みたい本 「こんな人はズレているかもしれません」にあげられている例に僕はあてはまるので、ズレていることになる。なぜズレていると言えるのか知りたいし、各章タイトルすべてに興味がわいたので読んでみたい #学力は「ごめんなさい」にあらわれる #岸圭介 24/8/8出版 http...
#読みたい本 「こんな人はズレているかもしれません」にあげられている例に僕はあてはまるので、ズレていることになる。なぜズレていると言えるのか知りたいし、各章タイトルすべてに興味がわいたので読んでみたい #学力は「ごめんなさい」にあらわれる #岸圭介 24/8/8出版 https://amzn.to/3SCOP1m
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