死んだ石井の大群 の商品レビュー
2024.11.12 自分からはまず選ぶことのない一冊。 途中の展開は想定の範囲内というか、なるほど、こういうストーリーどこかで読んだり、見たりするよねと思っていた。 しかし、第3章の終盤から、最終章には驚いた。 正直、こういうオチなのか、すごいなと感心した。
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今度は石井か、と手に取るとなかなか衝撃的なスタートで。でよくあるデスゲームものかと思ったらなかなか大きなギミックが仕掛けられていておじさん大変驚きました。 結構感情移入させてのグロ描写が続くので耐性無い方にはキツイかもですが(一番辛いのは第一章かもしれない)、伏見と蜂須賀の凸凹...
今度は石井か、と手に取るとなかなか衝撃的なスタートで。でよくあるデスゲームものかと思ったらなかなか大きなギミックが仕掛けられていておじさん大変驚きました。 結構感情移入させてのグロ描写が続くので耐性無い方にはキツイかもですが(一番辛いのは第一章かもしれない)、伏見と蜂須賀の凸凹なやり取りが気に入ったのなら最後まで読み進めてほしいかなと。 ただこれ関係の、作中でも取り上げられている先行作品を読んでいないので、当方評価が上過ぎかもしれないです。
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『死んだ山田と教室』がおもしろかったのでこの本も読んでみたけど、デスゲームか〜と思って前作の方が好みだった。でも前作と同じで読みやすかった!
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謎の部屋に集められた、老若男女333人の「石井」。突如として開始したデスゲームにより、石井たちはどんどん抹殺されていく。一方で探偵の伏見は、行方不明になった「石井有一」を探すように依頼された。このデスゲームの開催者は誰なのか、そして最後に生き残る「石井」は誰なのか。さくさく読める...
謎の部屋に集められた、老若男女333人の「石井」。突如として開始したデスゲームにより、石井たちはどんどん抹殺されていく。一方で探偵の伏見は、行方不明になった「石井有一」を探すように依頼された。このデスゲームの開催者は誰なのか、そして最後に生き残る「石井」は誰なのか。さくさく読める、テンポの良いデスゲーム小説です。 一見よくありがちなデスゲーム小説。なのですが、石井の消費が早いよ! 最初のゲームで333人がいきなり12人に減るって、何そのハイペースっぷり。まあそもそも、最初のゲームがあまりに過酷すぎると思うのですが。これ、生き残れる気がしないわー。 探偵パートがどのように絡んでくるのか……と思ったら、ラストに向けてまさかの展開。そうかそういうことだったのか。最後で荒唐無稽感が一挙に薄れました。が、それにしてもこのタイトルのインパクトが強すぎるなあ。
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『バトル・ロワイアル』+『地雷グリコ』+『全日本じゃんけんトーナメント』みたいなテイスト。登場人物の多さに、混乱してしまわないか若干不安に思いながら読み始めるも、その心配は杞憂でした。人数多いけれど主要人物はそれほど多くないからかも。第1章から驚くほどザクザク進むし、第3章もどう...
『バトル・ロワイアル』+『地雷グリコ』+『全日本じゃんけんトーナメント』みたいなテイスト。登場人物の多さに、混乱してしまわないか若干不安に思いながら読み始めるも、その心配は杞憂でした。人数多いけれど主要人物はそれほど多くないからかも。第1章から驚くほどザクザク進むし、第3章もどうなっちゃうのこれ?って感じだけれど、終章で予想していなかった方向からの解決にまんまとやられた。ゲーム中の絵面を想像するとすごいものがあるけれど、あまり凄惨な感じはしなくて助かった。面白かった~。本の厚さも程よい。『死んだ山田と教室』『死んだ木村を上演』も読んでみたい。内容には関係ないけれど、表紙の名簿はもう少し文字が読めたら嬉しかったなあ。
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死んだシリーズ第二弾! 何かやっすいイカゲーム始まったな……と思ったけど、合ってた!まさかのイカゲームだった! 前作の『死んだ山田と教室』の時も思ったけどこの作者さんの作品、読後間の虚しいような、爽やかなような独特の感じがクセになるな 第三弾ももうすぐ発売なので楽しみに待ちます
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SL 2024.11.2-2024.11.3 そういうことか! 現実とはかけ離れたデスゲームが始まり、一方で現実的に行方不明者を探す探偵の捜査が描かれる。そして真相は、そういうことなんですね。 面白かった。もう少し掘り下げたらもっと深い話になったのにと思うところもあるけど、金子玲介さん、なかなか好みかも。
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グロい!!けっこうグロい!!! 頭吹っ飛ぶし血とかめっちゃ出る!! でも面白い!!!!! ただただ人がバンバン死んでいくブッとび小説ではなく、ちゃんとストーリーがある。 伏見の視点で有一の過去が明らかになるのでスッキリするし、途中まではこれどうやって着地する話??と不安になるけど、ちゃんときれいにまとまって終わる。 人が死んでいく(人格が統一されていく)過程はなかなかハードな描かれ方だけど、そこ以外は納得というかすごくいい終わり方だったなと思った。 最後、「大丈夫だから!」と呼ぶ声がするシーン。 これまでのたくさんの石井さんがきれいさっぱり消えたのではない感じがして、とても好き。 よい小説でした!!
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死んだ山田と教室、からすぐに、死んだ石井〜を読んだので、山田の時のようなハートフル?なイメージでいたのだけど、真逆の雰囲気でとりあえず焦る。 冒頭では、石井達は生きてるし。とにかく血潮が凄い。あまりに淡々と描かれてるので、ホラー要素は無いものの、読んでて気持ち良いものではない。 ...
死んだ山田と教室、からすぐに、死んだ石井〜を読んだので、山田の時のようなハートフル?なイメージでいたのだけど、真逆の雰囲気でとりあえず焦る。 冒頭では、石井達は生きてるし。とにかく血潮が凄い。あまりに淡々と描かれてるので、ホラー要素は無いものの、読んでて気持ち良いものではない。 なんでこんな意味不明のグロテスクなもの読まされてるのかなぁ、と思うものの、全ては最後のトリックのため。それにしても引っ張り過ぎでしょ。あまりに頭がポンポン飛ぶから気持ち悪いわ。
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