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これが最後の仕事になる の商品レビュー

3.5

22件のお客様レビュー

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2024/11/09

最初の1行は全員同じ、人気作家さん達の短編集。様々なテイストの短編があり楽しい。また色々な作家さんを知ることも出来るので、今後の作品選びの参考にさせてもらっている。

Posted byブクログ

2024/11/06

全員同じ言葉で始まる短編て面白い企画! と思ったらシリーズなんだそうで考えた人粋! わたしが特に面白いと思ったのは、いっぱいあったーー! どれも素晴らしくて心から楽しめました!! 呉さんの話はびっくりした!よくあんなの書けるなーと。作家さんてすごい。 あと岸田奈美さんは、わ...

全員同じ言葉で始まる短編て面白い企画! と思ったらシリーズなんだそうで考えた人粋! わたしが特に面白いと思ったのは、いっぱいあったーー! どれも素晴らしくて心から楽しめました!! 呉さんの話はびっくりした!よくあんなの書けるなーと。作家さんてすごい。 あと岸田奈美さんは、わたしは作家さんとは知らなくて(エッセイの人かと思っていた)びっくりしたんだけど、奈美さんらしいユーモアもある素敵な物語でとっても良かったです。 他のシリーズもどこかで読めたら読んでみたいなと思いました。

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2024/11/04

シリーズ第3弾。これまでの中でも1番バラエティに富んでて、面白かった。お気に入りは「声」と「悪魔との契約」。この企画で不思議なのは、元々好きだった作家さんではなく、別の人の作品が気にいること。そして、次はその方の違う作品を読みたくなります。読書が止まらない〜

Posted byブクログ

2024/11/03

これが最後の仕事になる。から始まる短編集。 最後の仕事は一体何なのか。先ずはそれを念頭に置いて読み始めるので短編だけれどどれも読み応えがあった。それぞれの作家らしさも出ていた。まだ読んだ事がないけれど高田崇史さんの作品を読んでみたい。

Posted byブクログ

2024/10/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これが最後の仕事になる。 全ての物語がこの一文から始まる短編集。この形式のは前も読んだけど、いろんな作家さんの作品が読めるのがいいね。 気に入った作品 『半分では足りない』呉 勝浩 『事故をつくる男』白井 智之 『最後の告知』真下 みこと 『声』岸田 奈美 『あの人は誰』麻見 和史 気に入った作品の感想 『半分では足りない』は仲の良くない兄弟の話。普通に読み終えたら、まさかの逆読み!!すごいよく出来ててびっくりした。 『事故をつくる男』は高級マンションを安く手に入れるためにその物件を事故物件にするために動いていた男の話。 『最後の告知』はとにかく読みやすい。真下さんはいつも読みやすいので好き。今作はアイドルを引退することが決まり、最後の配信を行っていたアイドル。生配信の中継を切り忘れてるように見せかけて…という賢さが怖いようで人間なんてそういうものかもしれないと思ったりした。 『声』はお客様の声に返信する仕事をすることになった主人公の話。最後の終わり方が好きだった。今までの仕事で名前を覚えてもらえなかったのに、手紙に返信していくことで最後にこの返信を書いているのは誰なのかと、やっと自分を見てもらえたという終わり方。ちゃんと対面している人よりまさかの手紙越しの人に興味を持たれる悲しさ。 『あの人は誰』は全体的に珍しく少しあたたかいお話。ホームヘルパーの主人公は老婆のお金を持ち逃げしようとするが優しさに触れ泥棒をやめようとする。そこに現れたのは老婆の息子。なんと主人公はホームヘルパーではなかった!しかし話し相手になってくれた主人公に感謝する老婆。そっと主人公にお金を渡すのだった。

Posted byブクログ

2024/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【収録作品】 「存在の耐えられない軽さ」小川哲 「二重螺旋の虚無」五十嵐律人 「親友」秋吉利香子 「半分では足りない」呉勝浩 「疎開」宮内悠介 「教壇にて」河村拓哉 「アイドル卒業」桃野雑派 「悪魔との契約」須藤古都離 「ハイリスク・ハイリターン」方丈貴恵 「事故をつくる男」白井智之 「神の冤罪」潮谷験 「海月祭をもう一度」多崎礼 「最後の告知」真下みこと 「流星」献鹿狸太朗 「声」岸田奈美 「有血革命」夕木春央 「闇バイト」柿原朋哉 「【従業員が告発!】ペットショップという名の地獄」真梨幸子 「魔法少女ミラクルミルキー」一穂ミチ 「電子の赤紙」三上幸四郎 「天岩戸の真実」高田崇史 「まだ間に合うよ」金子玲介 「あの人は誰」麻見和史 「時効」米澤穂信 「これが最後の仕事になる」という1行から始まる、24の物語。ミステリあり、ホラーあり、SFあり、と様々なテイストの物語の数々。玉石混淆。 米澤穂信さんはやっぱりうまい。呉勝浩さんのは仕掛けに既視感はあるが、面白い。

Posted byブクログ

2024/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

差が激しいというか、読み終えても面白さが分からない話もありつつ。どうしても好きな作家の作品は読んでいて安定感もあり、最後に米澤穂信さんなのがとても良かった。文章比較すると、やっぱり米澤穂信さん好きだなぁと実感。 まだ著者作品を読んだことがないが面白かった話もあり、興味が湧いた。 どの話もちょうどいい短さなので、新しい作品/著者開拓にちょうどいい。 以下、好みの作品 存在の耐えられない軽さ/小川哲 \SF、読書し続けられる仕事 流星/献鹿狸太郎 \コメントの取り締まり 声/岸田奈美 \病院の投書への返事 有血革命/夕木春央 \画家として最後の仕事 魔法少女ミラクルミルキー/一穂ミチ \仲間が妊娠や留学で脱退 電子の赤紙/三上幸四郎 \パソコン戦争の後遺症 時効/米澤穂信 \駐在の殺人事件

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2024/10/12

最初の1行は全員一緒。2行目からは十人十色。 短編に詰まった作者の色が、一冊で何色も楽しめる。 好きな作家さんを探すきっかけにもなる一冊。 このシリーズ、読み続けたい。 自分の思い込みがひっくり返る展開が好きだと自覚した。 真下みこと、真梨幸子、三上幸四郎は読んでみたい!

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2024/10/09

「これが最後の仕事になる」の一行で始まる24編のアンソロジー。多様な作品集。好きなものとあまり響かなかったものとハッキリ分かれた短編集だった。

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2024/10/06

「これが最後の仕事になる」の一文から始まる短編集。 小川哲、五十嵐律人、桃野雑派、須藤古都離、岸田奈美、真梨幸子、一穂ミチ、麻見和史、米沢穂積、が興味深く読んだ。

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