復讐の泥沼 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
薬師みたいな奴がいるかもしれないと思ったらもう一生NISAしかできない。 だだ、最後一気に存在が霞んで哀れだったな 主人公が、あまりにも強すぎた。あれは誰も勝てないよ、、
Posted by
Amazonの紹介より 古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれ、一緒にいた盛岡颯一を喪った日羽光は、 彼を見捨てた医療従事者らしき二人の男を探す。 なぜ彼らは颯一を助けようとしなかったのか、問いたださねば気が済まなかったのだ。 やがて光は男のひとりの身許を特定して接触を図るが、彼は突...
Amazonの紹介より 古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれ、一緒にいた盛岡颯一を喪った日羽光は、 彼を見捨てた医療従事者らしき二人の男を探す。 なぜ彼らは颯一を助けようとしなかったのか、問いたださねば気が済まなかったのだ。 やがて光は男のひとりの身許を特定して接触を図るが、彼は突如として何者かに銃殺されてしまう。 一方、もうひとりの男・薬師も光の行方を捜していた。戦慄のサイコサスペンス! とにかくヤバいの一言に尽きるなと思いました。というのも、登場人物や一つ一つの出来事、そして展開も予想を上回るものばかりだったので、読んだ後の余韻が凄かったです。 主軸として、日羽と薬師の2人の視点を交互に展開していくのですが、最初はどちらも「普通」の人かと思っていました。恋人を失くした日羽が復讐に燃えたり、薬師は薬師で、襲われるのではないかと日羽のことを調査したりとミステリー小説としては「普通」なのですが、話が進むにつれて、奥に潜むそれぞれの心情が露わになっていきます。 それがとにかくエグかったです。別の角度から見ることで垣間見る狂気さが言葉を失うほどでした。 違う視点で見ると、ガラリと印象が変わってくるので、まさかこの人がこんな性格だったとはということで、その世界観や雰囲気にいつの間にか引きこまれていました。 自分の本意が際立ちすぎた分、それが露呈されることによる相手とのぶつかり合いは凄すぎました。 まさかそれぞれの登場人物の裏側はこんなにどす黒かったとは。前作の「レモンと殺人鬼」もそうですが、ここでも衝撃的でした。 衝撃すぎて、ストーリーとしては現実的ではないものの、面白かったです。 特にラストはイヤミスなので、これで終わるの⁉という驚きと戸惑いはありました。 最初の方からイメージする登場人物と後半にかけてイメージするものとは全然違うので、ぜひ体験してみてください。
Posted by
読後「ヤバいな…」という感想。前半、中盤からの話が一転、後半のサイコ感漂う主人公(?)がたまらなくヤバい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
檸檬と殺人事件に引き続き、サイコパスすぎて途中読むのを躊躇うくらいサイコパスだった。 本人からすると自分がしてることは正しいし、他の人から見ると迷惑だったりありえないと思うことがある。 一つの視点だけから見ると健気だけど、他の視点から見て全てがわかると思った。 最高にゾワゾワした
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これぞイヤミス 光みたいに、悪気なく(いや、あるか、、)他者を傷付け、地獄に落とす人っている 本人は欲望のまま動いて ひょいっと他人を不快な気持ち、地獄に落とす人、、 薬師みたいに他人の不幸が蜜の味 みたいな人もいる どっちもどっちだけど 最後は光も他人を不幸にたらしめただけ 成敗されて欲しかった、、 ただ、光る本人は手を下してないからそれも厄介 そこがもやもやーーっとして終わったので やはりこれはイヤミスなんだな、、
Posted by
こわっ! 若さあふれるフレッシュな超ド級イヤミス、復讐女子に待ち受けている結末とは… #復讐の泥沼 ■あらすじ 家屋の倒壊に巻き込まれてしまった光は、その事故で一緒にいた颯一を亡くしてしまった。事故の直後、医者らしき男二人が通りがかったが、颯一を救助することなく立ち去ってしまっ...
こわっ! 若さあふれるフレッシュな超ド級イヤミス、復讐女子に待ち受けている結末とは… #復讐の泥沼 ■あらすじ 家屋の倒壊に巻き込まれてしまった光は、その事故で一緒にいた颯一を亡くしてしまった。事故の直後、医者らしき男二人が通りがかったが、颯一を救助することなく立ち去ってしまったのだ。光は彼らが助けなかった理由を問いただすため、男性たちを探し始める… ■きっと読みたくなるレビュー おもろい!あきらかに前作よりも面白くなってる! まずキャラが強いし、展開もスピーディでサスペンス度も増してますね~。さらに狂った感じも過激度UPで、ぞわぞわ感も満載。文章の緩急も上手だし、全体バランスもとれてると思いました! お話の構成も念入りに作りこまれていますね。主人公の光は颯一を助けなかった男を探す目線で語られるのですが、一方その男のひとりである薬師も、ある理由で光を探しているという筋立てなんです。徐々にクライマックスが近づいてくるソワソワした感触ったら、もう読む手がが止まらない。 そして本作、かなり狂気寄りのイヤミスなんですが、ドロドロした世界観や下品な感じではなくて、若さ溢れるイヤミスなんですよね~ 前作もそうでしたが、このフレッシュさが先生の圧倒的な強みですよね。あ、すごく爽やかーな雰囲気で語ってますが、鬼のように胸クソなお話なんで、それなりに覚悟して読んでください。 イチ推しなのは、やっぱりキャラクターですね。光と薬師がめっちゃ魅力的なんですよ、おもしれーーー 光の意思の強さを少しは見習いたい。私なんて何でもすぐ諦めちゃいますから。薬師の狡猾&非道っぷりも、現代的なサイコパスでいいじゃないですか。このくらい強烈に生きていくのも一興ですよ。と、言いつつも絶対に友達にはなりたくないけどね… まぁでも、そのくらい引力がある二人なんです。 本作におけるミステリー要素も、作品全体をひっぱる重要ポイント。光はなぜ颯一を見捨てた男たちへの復讐に固執するのか、そしてその理由なんなのか? この謎が明るみになり、その結果を目の当たりにした時、我々読者は何を感じるでしょう。 現実の世の中でたまに発生する不幸な事件で、こんなの人間の犯罪ではなく悪魔の所業じゃないかと思うことがある。本作の事件もまさにそうで、人間が人間でなくなるってこういうことなのかと悪寒が止まらなくなってしまったのです。 いやー、1ミリも優しい気持ちにはなれない作品ですね。しかし超ド級のスリラーですよ、面白かった! ■ぜっさん推しポイント 最終章が素晴らしいんです、この作品ならではの引き際。ビシッと締まりましたね~ もちろん詳しくは語れませんが、ラストで全てが腹落ちしました。私は大好きですね。 本作は先生の強みがしっかり生かされた作品だと思います、次回作も期待しちゃいます!
Posted by
終盤の伏線回収はとても凄いが、胸糞要素が多すぎる。タイトルの通りかもしれないが、被害者が多過ぎる。○人するあの人に感情移入できてしまう。 レモンも読んだけど、もうこの人の作品は読まないかも。 追記:こういう作品をイヤミスと言うらしい。このジャンルは苦手かな。ここまでではないが...
終盤の伏線回収はとても凄いが、胸糞要素が多すぎる。タイトルの通りかもしれないが、被害者が多過ぎる。○人するあの人に感情移入できてしまう。 レモンも読んだけど、もうこの人の作品は読まないかも。 追記:こういう作品をイヤミスと言うらしい。このジャンルは苦手かな。ここまでではないが、日常でもこういう人いるしそういうのと関わると不快感高まるし、その時の気持ちを思い出してしまう。
Posted by
とにかくストレスのたまる読書だった。登場人物のクズっぷりにイライラ。もうサイコパスっていう言葉で表現するのもサイコパスに申し訳ないくらいのクズでした。自分の道理だけで進むことが周りの人生を狂わせていく。巻き込まれた人たちの人生を思うとなんともしんどい。
Posted by
1作目のレモンよりも嫌な感じ。主に2人の目線を交互に進め、終盤まではどんどん増していく違和感、何度もひっくり返るイメージ。終盤にはずっとイメージをひっくり返しながら明かされて行く真実、そして全然払拭出来ない嫌な気持ち。サイコと言えばサイコ系で、それに振り回される周りが悲惨過ぎてず...
1作目のレモンよりも嫌な感じ。主に2人の目線を交互に進め、終盤まではどんどん増していく違和感、何度もひっくり返るイメージ。終盤にはずっとイメージをひっくり返しながら明かされて行く真実、そして全然払拭出来ない嫌な気持ち。サイコと言えばサイコ系で、それに振り回される周りが悲惨過ぎてずっと嫌。思わせぶりにぶった斬って章を変更するので、次が気になる一方でちょっとやらしいかなとは思う。
Posted by
読んでるうちにどんどん登場人物の印象が変わってくるのがすごいし、面白くて止まらなくなる!! 清々しいほどのサイコパス\\\\٩( 'ω' )و ////
Posted by