復讐の泥沼 の商品レビュー
大切な人のためなら他の全ての人を不幸にしても気にしない女と、人が苦しむ顔にこの上ない喜びを感じる男。 終盤はモンスター同士の戦いになっていた。 嫌だという気持ちでいっぱいになった。
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著者の作品を読むのは『レモンと殺人鬼』に続き2冊目。 古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれた光と颯一。助けを求めたのに見捨てた二人の医療従事者らしき二人の男。颯一を失った光はどうして助けようとしなかったのかを聞くために執拗なまでに二人を探す。 今回も病んでいた。自分の事しか考えず、目的の為にはなりふり構わず突き進むサイコパスたち。一見、普通の人に見えるから、厄介だ。途中まで、ここまでのサイコパスだと気づかなかった。騙された。
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オープニングの古民家カフェの崩落事故、日羽光は一緒にいた盛岡颯一を喪った。事故直後に、盛岡を救助せずに立ち去った二人の男を探す光。そのうち一人に会えたのだが、目の前で彼は銃殺され。そして、もう一人は光の行方を追っていて、ラストで対峙することに。 読後感は絶望的、何を楽しみに読んだのか後悔するほど。主要な登場人物のほとんどが変態。ひどすぎる。 登場人物が多く、中盤でメモを書いて整理。さあ、これでラストまで、と思ったところから展開が黒くなり。 誰の誰への復讐が泥沼なのか。
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とにかく日羽光と薬師の考え方や行動が理解できなすぎて気持ち悪かった。最近読んだ小説の中でとりわけて胸糞悪い。
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レモンと殺人鬼」は未読ですがどうも表紙が気になりこの方をチョイス。彼氏を失った光るも、追い込まれてく薬師もほとほと気持ち悪いし、考え方がムカつく。内容が全体的に進まないし理解できない感じでした。う~ん読んでよい感じはしなかった。#NetGalleyJP
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今回は純愛ものも入っているのかしら主人公は素直で闇を抱えているような人じゃないかしら、、と序盤で期待していたものの、やっぱり何かしら抱えてました。颯一にも光にも色々とツッコミたくなるところだが、長くなるので割愛。 薬師は、、うん、身近に絶対いてほしくないタイプのサイコパス(笑) レモンと殺人鬼ほどサイコパス要素は感じなかったな。どちらかと言うと、イヤミスの要素が強かった気がする。登場人物全員報われへんし後味悪い。 でも次の展開が気になってサクサク読んでしまう。 光の負の連鎖(しかも本人が自覚していないから尚更)恐ろしかったな。
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「レモンと殺人鬼」につづき、くわがきあゆさんの2作目を読みました。 前作でどの登場人物も心に闇を抱えていたので、今作も素直ないい子ばかりではないだろうと思っていたけど、案の定、割と最初から主人公の言動がおかしいです(笑)。いや、いくらなんでも普通そうはしないでしょというような行動をとってるので、もう作者には主人公を善人に見せようという気持ちがさらさらなくて、そのうえで物語がどう展開するのかという感じでストーリーが進みます。 相変わらずサイコパスみたいな人ばかり出てきて、フィクションだから面白いけど実際にこんな人たちが身の回りにいたら周りの人は辛いだろうなぁ、と架空の登場(してたりしてなかったり)人物に同情してしまう。 読了してみるとタイトルが秀逸だなと思うし、余韻というか、この後あの人はどうなってしまうんだろうとしばらくのあいだ考えている自分がいました。やっぱり作者の文章力が高いのでしょうね。 ただ、2作読んでおなかいっぱいという感じになりました。3作目はしばらくいいかな。
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イヤミスだったかー。サイコパスすぎてホラー。 母はきっかけにすぎず、依存性の高いサイコなのかな。 良かったけど、結構賛否のある作品なのね。そして雪下まゆのカバーが相変わらず素敵。
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まさに復讐の泥沼。 光は目の前で死んだ恋人のための人探しと思いきや母親のドナー探しに狂ったとんでもない女だったし、 薬師は誰なんだ?と読み進めたらサイコパスだったしで徐々に捲れてく2人の主人公がおもしろかった。 同じ作者さんの「焼けた釘」もこんな感じに狂ってた気がする。
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あゆ先生の作品は、過去作全てこの作者なりの目新しい視点(犯人の被害者の選び方とか)があったけど、今作は何もなし。 前作「レモンと殺人鬼」の方が出来はよかった。
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