復讐の泥沼 の商品レビュー
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2024.10.14 んーー。口うるさい母親と揶揄しているし、そこまで母に対して愛があったとは思えないのにそこまでして移植させるために奔走する光がちょっとよくわからなかった… 何重にも張り巡らされた復讐、思惑などの泥沼な感情に何度も騙され、光と薬師の印象がコロコロ変わって、そこは面白かった。
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展開のテンポ良さは良かった。ラストのどんでん返しも。光がとにかくぶっ飛び過ぎてて、しかも無自覚に悪気なくやってるところがホラー過ぎ。薬師も読んでて腹立たしかったけど、光は論外。光程はひどくなくても、似たような人種はいるし、サイコパスは世の中結構いる。自己中、自分さえよければいい、自分が全て正しい、自分は悪くない、他人のことなんて死んでも生きててもどっちでもいい、哀しみの感情がない、共感することもない。同じ人間なのに、何でこんな人間が出来上がってしまったのか不思議で仕方がない。ストーリーは良かったけど、光がやり過ぎて、読んでて本気で腹立ってきて胸糞悪かった場面が後半は多かった。イライラしてる時に読まない方がいいと思う。
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「レモンと殺人鬼」の作者の作品。 上記の作品ほどの疾走感、恐怖感はないものの、結局どの視点が正しいのか。ミスリードされてないか?この人の本質はなんなのか。そんなことを考えながらめくるページが止まらない。という感じ。 300ページほどで、読みやすく、エンタメ化されていて、普段読ま...
「レモンと殺人鬼」の作者の作品。 上記の作品ほどの疾走感、恐怖感はないものの、結局どの視点が正しいのか。ミスリードされてないか?この人の本質はなんなのか。そんなことを考えながらめくるページが止まらない。という感じ。 300ページほどで、読みやすく、エンタメ化されていて、普段読まない人にもおすすめかもしれん。
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読んでいるときはとても面白い。主人公がぶっ飛びすぎていて、やや強引なストーリー展開だったようにも思う。最後のシーンがこのあとどうなってしまうのだろうとゾッとさせる感じ。山路さん逃げて〜!
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日羽光:泥沼 薬師航:絶望フェチ 鈴木瑠奈:しょうがないが勝つ 相原健一:漢 盛岡颯一:いい人説とサイコ説あり。 黒田夫妻:本当に素晴らしい夫婦愛 不動夫妻:どうしょもない 山路夫妻:素敵な方々
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元恋人と喫茶店でお茶をしている時に崩落事故に巻き込まれた光 でも光には誰にもわからない一面と思いがあった 光によって巻き込まれ様々なことに絶望されられ命を落とした人々 最後まで展開が分からず読み応えのあるミステリーだった
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くわがき作品には毎回騙される。 今回こそはと挑んだものの見事に撃沈。 物語は崩落事故の場面から始まる。 主人公・日羽光は、古民家カフェの崩壊事故で一緒にいた盛岡颯一を喪ってしまう。瀕死状態の颯一を見捨てた二人の男を探すべく動き出した光。 とくれば、誰もが光の復讐劇であると想像...
くわがき作品には毎回騙される。 今回こそはと挑んだものの見事に撃沈。 物語は崩落事故の場面から始まる。 主人公・日羽光は、古民家カフェの崩壊事故で一緒にいた盛岡颯一を喪ってしまう。瀕死状態の颯一を見捨てた二人の男を探すべく動き出した光。 とくれば、誰もが光の復讐劇であると想像するだろう。 ところがどっこい、物語は徐々に違う顔を見せて来る。 思い込みで人を判断する事の危険性を感じながら、物語の行方を追った。 目的の為なら手段を選ばない利己主義で常軌を逸した人々。 サイコVSサイコ。 彼等の狂気に戦慄するサスペンスミステリー。
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登場人物の不可解な言動、それぞれが語る人物像の齟齬、常につきまとう違和感に、なんだか座りの悪い印象のまま物語は進むものの、後半、次第に明らかになってゆく二人の過去とともに、これまでの疑問が次々と氷解してゆき小気味よい。最初見ていた景色は、物語の進行とともにどんどん形を変え、最後は想像もしなかったものに。 追い詰められた人間がのぞかせる居直りにも似た狂気。日常の延長上にあって、こういうのが一番怖い。
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あなたは大切な人のためにどこまでできますか? なかなか衝撃的な内容でした。 頭の中がパニック状態になりました。 全ての伏線を回収されて納得のいくサスペンスです。 古民家カフェの崩壊事件に巻き込まれて、恋人を失う。 そして、医療従事者らしき人たちが、気づいているのになぜ助けなか...
あなたは大切な人のためにどこまでできますか? なかなか衝撃的な内容でした。 頭の中がパニック状態になりました。 全ての伏線を回収されて納得のいくサスペンスです。 古民家カフェの崩壊事件に巻き込まれて、恋人を失う。 そして、医療従事者らしき人たちが、気づいているのになぜ助けなかったか。 ここから始まり、全ての謎がこの小説にあります。 前作のレモンと殺人鬼もゾッとしたが、復讐の泥沼もバージョンアップして戻ってきた感じです。 話のスピード感もよくこの世界に入れました。 ただし、内容はかなり刺激が強いのと後味がなかなか悪いです。 刺激を求める方には良きです。
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