アメリカの悪夢 の商品レビュー
現在のアメリカのどうしようもなさが伝わってくる。 変化していければ楽なことはないだろうけど、自分のなあにある正義がそう変えてくれない。難しい時代になったと思う。ブレントの戸惑いと悲しみに終始共感。
Posted by
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01437458
Posted by
回顧や回想が、突然文中に挟まれるので、油断すると迷子になる。そんな中でも、よく理解できたことが二つ。 アメリカが長く長く続けている軍事活動、そこに派遣された人たちの多くが、辛い経験をして、精神を病み、無事に任務を終えて帰国しても、当時の悪夢に悩まされている。 トランプの一期目...
回顧や回想が、突然文中に挟まれるので、油断すると迷子になる。そんな中でも、よく理解できたことが二つ。 アメリカが長く長く続けている軍事活動、そこに派遣された人たちの多くが、辛い経験をして、精神を病み、無事に任務を終えて帰国しても、当時の悪夢に悩まされている。 トランプの一期目から再任を目指した2020年の大統領選挙の嘘と欺瞞の数々、それに感化され、変わっていく人々、そして普通の人同士が煽られ、分断され、まっとうな人が悩んでいく。ブレントの感じたことが、それをよく表していた。『両家のあいだはわずか数メートルしか離れていなかったが、そのたった数メートルがいまこの国全体で見られるアメリカの風景だった。』 個人的に昔は憧れたアメリカだが、最近のトランプーバイデンートランプを見ていると、ガッカリ。かといって日本の政治や世の中が、アメリカよりもマシだ、と言うつもりもないけれど。
Posted by
新聞の書評を見て、本書を手に取る。 アメリカ人のお互いに意見の違いを尊重しながら、議論を交わすのが、優れた特徴とちょっと前まで思ってもいましたが⋅⋅⋅ トランプが大統領候補になって、3回の大統領選での言動を見聞きするに、共和と民主の非難合戦、各支持者のお互いに相手を全面否定する怒...
新聞の書評を見て、本書を手に取る。 アメリカ人のお互いに意見の違いを尊重しながら、議論を交わすのが、優れた特徴とちょっと前まで思ってもいましたが⋅⋅⋅ トランプが大統領候補になって、3回の大統領選での言動を見聞きするに、共和と民主の非難合戦、各支持者のお互いに相手を全面否定する怒鳴り合い、大統領候補の激しいけなし合い、それによる同じ国での国民の分断を驚き、荒んだ国になったんだなと呆れるばかりでした。 同書にもその黒くドロドロした感情が至るところにあり、読むのが辛くなります。 日本でもSNSなどを通じた政治の世界での非難合戦、或いはコロナワクチンを巡る肯定派と否定派の論戦、何事につけてもSNSで感情的な中傷を行う今の風潮に怒りが増幅する同じ様な世界を感じます。 残念ながら同書がドキュメンタリー本として特に優れた本とは世の評判とは異なりますが、私的には感じませんでした。
Posted by
アメリカのジャーナリストのノンフィクションによくある、ドキュメンタリータッチの気取った書きぶりがやや慣れないが、内容は良い。イラクとイスラエルへの派遣経験と近年のアメリカの政治状況が、抑制的ではあるが重ねて語られて、それが説得力を持って迫ってくる。訳者あとがきによれば、これは三部...
アメリカのジャーナリストのノンフィクションによくある、ドキュメンタリータッチの気取った書きぶりがやや慣れないが、内容は良い。イラクとイスラエルへの派遣経験と近年のアメリカの政治状況が、抑制的ではあるが重ねて語られて、それが説得力を持って迫ってくる。訳者あとがきによれば、これは三部作の最後のもの。前2作も読んでみたくなった。
Posted by
- 1
