松岡まどか、起業します の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読みやすさが異常。面白すぎて、3時間くらいで読んでしまった(こんな事なかなかない(最近))。 内容は、少し前に途中で見るのをやめた「トリリオンゲーム」っぽく結末もそれはそうではあったが、肉付き(専門的な話)はしっかりしており、読んで良かったと思う。 本作は、神保町ブックフェスティバルの早川書房コーナーでサイン付きで手に入れたのだが、安野さんサインは割と貴重そうで嬉しい。 内容として、事前に(本タメやその他レビューで)、「AIの天才が1人でスタートアップする物語」と聞いていたが、全く違った。松岡まどか本人はAIの天才ではない(専門知識があるわけではない)し、他者の支えがかなり骨になっているので。それにしても、1章が終わる時のワクワクが凄まじかったよ。 どうでもいいが、(というか)専門的知識を持った作者が書いているので野暮ではあるが、AIを過大評価しすぎなのはあって、意識のシステムとか現代技術では到底難しいとおもうし、こんな精度のいい回答をさせるのも無理だろとは思ってしまうけどどうなんだろう。
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スピード感、大きな試練と主人公の成長、AIの可能性、いずれも最高でした。 文字通り一気読み。 スタートアップのヒリヒリ感、刺激になります。
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スタートアップの実情がとてもリアルに追体験できる。次から次へと起こる問題がひとつひとつすべて難解な上クリティカルでひとつでも判断を誤ると人生が終わるという状況にヒリヒリする。文字通り命を賭けて何かに取り組む姿は美しいなと思った。説明的な演出がないのに、その辺の感動小説より目頭が熱...
スタートアップの実情がとてもリアルに追体験できる。次から次へと起こる問題がひとつひとつすべて難解な上クリティカルでひとつでも判断を誤ると人生が終わるという状況にヒリヒリする。文字通り命を賭けて何かに取り組む姿は美しいなと思った。説明的な演出がないのに、その辺の感動小説より目頭が熱くなる箇所がいくつもあった。AIに対する見方もだいぶ変わった。
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毎日ぼんやり生きてる私には、難しいかな…と思いながら読みましたが、とても面白かったです。 恥ずかしながら…。 様々な用語の意味がわからず、検索しながらフムフム、そうかそうかと読みましたので、私のような読者にもわかるように、用語集なんてものもあると嬉しい…かな？ そして、この作...
毎日ぼんやり生きてる私には、難しいかな…と思いながら読みましたが、とても面白かったです。 恥ずかしながら…。 様々な用語の意味がわからず、検索しながらフムフム、そうかそうかと読みましたので、私のような読者にもわかるように、用語集なんてものもあると嬉しい…かな？ そして、この作品を通して、AIというものも、そんなに悪くないぞ、面白そうだぞと、無知な私の意識を変えてくれた作品となりました。
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展開が早く一気に読んだ。 AIにいい印象はなかったけれど、使う側次第ではよき相棒になる可能性もある。手始めにchatGPTつかってメールの文面考えてもらうようになった。AIアレルギーが少し解消したかも。 役割が人をつくるって言葉が身に沁みた。 ーにしても、スタートアップって大変な...
展開が早く一気に読んだ。 AIにいい印象はなかったけれど、使う側次第ではよき相棒になる可能性もある。手始めにchatGPTつかってメールの文面考えてもらうようになった。AIアレルギーが少し解消したかも。 役割が人をつくるって言葉が身に沁みた。 ーにしても、スタートアップって大変なんだなぁ…。資金調達、投資家との交渉、人集め、宣伝、ピボット、他社からの妨害…。 会社は規模が大きくなる時にいろんなところに歪みが出るというけど、それが半端ない速さで進む。拡大か破滅か、博打みたいだ。面白かった。
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大手人材広告会社に内定を勝ち取った主人公が社内政治に巻き込まれた結果、意図せずスタートアップの起業をすることになる。 スタートアップが成長し続けるには文字通り息もつけぬほどに忙しく、目まぐるしく変わる状況に打ち手を速攻で考えて実行してゆく。 ときには冷徹なまでの決断をもしないと...
大手人材広告会社に内定を勝ち取った主人公が社内政治に巻き込まれた結果、意図せずスタートアップの起業をすることになる。 スタートアップが成長し続けるには文字通り息もつけぬほどに忙しく、目まぐるしく変わる状況に打ち手を速攻で考えて実行してゆく。 ときには冷徹なまでの決断をもしないといけないことも顔には出さずに下す。 自分が生きている世界とは全く違う世界線があるんだなということを非常に面白く知ることができた。 かなり平易な文章で書かれており、登場人物が何を考えてどのような仕草をしたのかもわかりやすく描写されている。 普段小説を読む人からするとちょっとわざとらしく思えるような演技描写もあるが、作者としては意図的に書いているように思える。誰にでもスタートアップの面白さや辛さ、やりがいを伝えたいという思いが強く表れているように感じた。
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いやー騙されました わたくし 「話の内容に」ではなく「話のクオリティに」です。 たまたま作者の物理の答案がまわってきて こんな生徒をもったら先生大変やろなぁと 作者に対し強い関心を持ち始めた わたくし そんな折、この本を発見！ へー、本書くんだと しかし、この本を読むべきか...
いやー騙されました わたくし 「話の内容に」ではなく「話のクオリティに」です。 たまたま作者の物理の答案がまわってきて こんな生徒をもったら先生大変やろなぁと 作者に対し強い関心を持ち始めた わたくし そんな折、この本を発見！ へー、本書くんだと しかし、この本を読むべきか正直悩みましたよ。ええ。 失礼を承知で書きますが タイトル、表紙からは絶対内容の薄いやつっと決めつけ 侮っていた わたくし 積読覚悟で購入し、案の定３週間ぐらい本棚へ ふと目にとまり、軽く読み、虜へ いやー、第一印象大事っていいますやんか でもそれを乗り越えた先に 別の世界に導いてくれることも たまーに、本当にたまには あると教えてくれた本です。
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都知事選に立候補されていた安野さんの本。難しいかと思いきや読みやすくおもしろい。そんな事ある!?と思いつつも、松岡を応援してしまう。AIで何でもできるような気にもなる。
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先の都知事選で知った安野さん。 AIは活用次第でこんな風に人に寄り添い、人を救うこともできるのか、という驚きと発見もあったし、ちょっとオチが予想できる感じはあったけど、松岡まどかの成長が頼もしく、お仕事小説としても面白かった。 これを読んだ事で、AIの力を活用した都政にますます興...
先の都知事選で知った安野さん。 AIは活用次第でこんな風に人に寄り添い、人を救うこともできるのか、という驚きと発見もあったし、ちょっとオチが予想できる感じはあったけど、松岡まどかの成長が頼もしく、お仕事小説としても面白かった。 これを読んだ事で、AIの力を活用した都政にますます興味が湧いたので、これからも応援。
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