団地のふたり の商品レビュー
のんびりしたゆっくりした時間が流れるお話でした。こういう暮らしもあるのか〜!!と興味深く面白かったです。 舞台がご近所みたいで、所々お店や地名で分かる〜!となり、親近感が湧きました。 ドラマ化されるみたいで見てみたくなりました。
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50代の友人同士の奈津子とノエチこと野枝が実家の団地でそれぞれ暮らしていて、ノエチがよく奈津子の部屋で過ごしているだけの物語。特別なにかが起こるでもなく、あーだこーだ言いながら暮らしている二人の距離感とか会話や、近所のおばちゃん達との交流とかその全部が心地いい。今の生活に不安を覚...
50代の友人同士の奈津子とノエチこと野枝が実家の団地でそれぞれ暮らしていて、ノエチがよく奈津子の部屋で過ごしているだけの物語。特別なにかが起こるでもなく、あーだこーだ言いながら暮らしている二人の距離感とか会話や、近所のおばちゃん達との交流とかその全部が心地いい。今の生活に不安を覚えながらもお互いを知っている人がすぐ近くにいることの安心感と、少し先のことを見つめながらの日々に優しさや愛おしさを感じられる作品。続編も刊行予定らしいし、小泉今日子さんと小林聡美さんでのドラマ化もとても楽しみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「団地のふたり」というタイトルに何となく惹かれて書店で手に取って、そのまま購入した作品。初読みの作家。 それなりに人生の荒波にもまれて50代にたどり着いた団地に住む桜井奈津子とそこに毎日のようにやってくる幼なじみの太田野枝。二人は毎日のように顔を合わせるほど仲が良いかと思うと、ささいな?ことで喧嘩別れして数日間は顔を見せないこともある絶妙の間柄。 終始そのような感じでゆるゆるとした日々が流れていき、そのうちに何か事件が起こるのだろうと思って読み進めていくうちに読み終わってしまった。 けれども、そこがまた良い。たまにこういう作風のものを読むと心がほっこりする思いがする。 このままの日常が続いていって欲しいと願うほどに。
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ほっこりした本、優しい本を読みたくて、 本書を手に取りました。 個人的には、阿佐ヶ谷姉妹を思い出す表紙です。 同じ団地内に住む、なっちゃんとノエチ。 二人は、幼なじみ。そして50代。 仕事で成功している訳ではないけれど、 それでも日々淡々と黙々と、 それでいて楽しんで優しくて...
ほっこりした本、優しい本を読みたくて、 本書を手に取りました。 個人的には、阿佐ヶ谷姉妹を思い出す表紙です。 同じ団地内に住む、なっちゃんとノエチ。 二人は、幼なじみ。そして50代。 仕事で成功している訳ではないけれど、 それでも日々淡々と黙々と、 それでいて楽しんで優しくてあったかく生きてる。 二人の信頼感とか、 何十年いたって喧嘩することがあったり、 近くの住民さんたちとの関わりの中で、 ゆるやかなコミュニティで繋がっていること、 なんか良いなあと思わされました。 毎日に感謝したいというか、 今年一年よろしくねとありがとうを同時に毎日言いたくなるような気分の本です。 本書を読んでる最中は、頭のなかで ゆずの「四時五分」が流れてました。 気になる方はぜひ聞いてみてほしいです、 リズムと歌詞が響いてきます。
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たまたまAmazonでヒットした本書。今秋、ドラマ化もされるらしい。初めて読む作家。ストーリーは、50歳代の同級生幼馴染みで独身女性の2人が、一緒に育った昭和時代建設の団地で過ごす日々の暮らし。ただし、互いの仕事の内容などに焦点を当てた内容では無い。まさに2人の関わりと会話が中心...
たまたまAmazonでヒットした本書。今秋、ドラマ化もされるらしい。初めて読む作家。ストーリーは、50歳代の同級生幼馴染みで独身女性の2人が、一緒に育った昭和時代建設の団地で過ごす日々の暮らし。ただし、互いの仕事の内容などに焦点を当てた内容では無い。まさに2人の関わりと会話が中心。だからこそ、安心感というか独特なゆったりとした雰囲気が漂うのか?
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読みたかった本があっという間に読んでしまった。団地に暮らす独身女性物語、この本の解説の原田ひ香者も書いてあるが50代の物語はあまりないとあり納得。私も50代後半だが、50代でもすんなりまあ、いっかで暮らし二人の主人公は、年齢を受け止め無理なく生きている姿は、感銘しました。藤野千夜...
読みたかった本があっという間に読んでしまった。団地に暮らす独身女性物語、この本の解説の原田ひ香者も書いてあるが50代の物語はあまりないとあり納得。私も50代後半だが、50代でもすんなりまあ、いっかで暮らし二人の主人公は、年齢を受け止め無理なく生きている姿は、感銘しました。藤野千夜に拍手です。ありがとうございます!と、藤野千夜著に送りたいです。
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ごめんなさい。 表紙を見て阿佐ヶ谷姉妹の文庫だと思ってました。笑 帯を見て大好きな小林聡美さんがドラマ化する⁉︎そこでやっと手に取りました。 そしたら、阿佐ヶ谷姉妹じゃない。 団地のふたりだ......すみません。 買います。 読み始めたら面白い。 今の自分にとって年上のお二人...
ごめんなさい。 表紙を見て阿佐ヶ谷姉妹の文庫だと思ってました。笑 帯を見て大好きな小林聡美さんがドラマ化する⁉︎そこでやっと手に取りました。 そしたら、阿佐ヶ谷姉妹じゃない。 団地のふたりだ......すみません。 買います。 読み始めたら面白い。 今の自分にとって年上のお二人のお話なんだけどなんだか癒される。 歩いて行き来ができる友達がそばにいるっていいなってずっと何年も学生の頃から思ってたけど...現実になっていないしきっとこの先実現することはないと思う。 憧れのふたり. で、ふいにでてきた空ちゃんに私は胸打たれました。 静かにふたりで空ちゃんを大事に思う姿が..涙 原田さんのあとがきも好きでした。 きっと、40代50代になった時読んだらまた印象が変わると思う1冊。 これからも繰り返し読むのが楽しみな1冊になりました。
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たまには小説を、と 平積みされていたものを購入。 舞台は築60年の団地。 老朽化が進み、住民の高年齢化が進み、いまとなっては「憧れ」とはなりにくいかもしれない団地だけれど、配棟のよさ、陽当たりの確保、緑地の多さ、窓面の豊かさなど、それはそれで得難いものがあるよなあ。デベロッパー...
たまには小説を、と 平積みされていたものを購入。 舞台は築60年の団地。 老朽化が進み、住民の高年齢化が進み、いまとなっては「憧れ」とはなりにくいかもしれない団地だけれど、配棟のよさ、陽当たりの確保、緑地の多さ、窓面の豊かさなど、それはそれで得難いものがあるよなあ。デベロッパーが収益最大化を目指したら実現しないことばかり。 団地に住み続けたご婦人のことばも、ほんとそうだよな〜と。 「それにこの団地、はじめは本当にきれいな建物だったんだから。それも知らないで、ボロ、ボロって。失礼よね」 小林聡美さんと小泉今日子さんでのドラマたのしみ。原田ひ香さんの熱のこもった解説がよかった。
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乗り物に乗れない、人混みに行けない奈津子 仕事に行きたくないノエチ。 2人のほのぼのとした友人関係。食事。 いろいろ大変なことを抱えてはいるけど、凄く羨ましい関係で、羨ましい生活。 一般的に考えたら、団地とはいえ、独り身とはいえ、金銭的には無理だろうな。 物語だからこそ、その不平...
乗り物に乗れない、人混みに行けない奈津子 仕事に行きたくないノエチ。 2人のほのぼのとした友人関係。食事。 いろいろ大変なことを抱えてはいるけど、凄く羨ましい関係で、羨ましい生活。 一般的に考えたら、団地とはいえ、独り身とはいえ、金銭的には無理だろうな。 物語だからこそ、その不平不満を抱えながらも穏やかなストーリーに没入できる。 みんな、こういう風に生活できたら幸せだろうけど。 頭をのんびりさせていただきました(笑) 奈津子とノエチありがとう
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気ままに、ほのぼのを楽しむ本ではある。 がしかし。 実際、この自然体で生きることの難しさと、ライフスタイルが変わって、フェーズが変わって、何か関係性をうまく保てないぞ、と思い知る長年の友情関係を知ってる私からしたら、「わたしたちこのまま行くよね」って、違うリズムを刻んでる彼女たち...
気ままに、ほのぼのを楽しむ本ではある。 がしかし。 実際、この自然体で生きることの難しさと、ライフスタイルが変わって、フェーズが変わって、何か関係性をうまく保てないぞ、と思い知る長年の友情関係を知ってる私からしたら、「わたしたちこのまま行くよね」って、違うリズムを刻んでる彼女たちが、かっこいい。憧れる。 9月のドラマ化で演じるのは、小泉今日子さんと小林聡美さん。 かっこいい大人ふたり。 そういうことか。今から楽しみ!
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