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団地のふたり の商品レビュー

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76件のお客様レビュー

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2024/10/28

歳を重ねる毎に「変化する」が当たり前のことなんだなと気づかされてきた。そんな中で当たり前のように「変わらない」を持ち続けるふたりの尊さよ。おばあちゃんになっても、ずっと「変わらない」でいてくれそうで勝手に嬉しい。

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2024/10/27

映像→文章の順がしっくり来るわたし。ドラマもそろそろ終盤?なので本を読みました。のんびり日常のあれこれ。楽しい1冊でした。

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2024/10/24

面白かった。大好きかもしれない。 奈津子の生活を背後霊くらいの場所からずっと眺めてる感じが心地いい。 読んだ後は自分の生活にもちょっとナレーションがつく。仕事が嫌な時も、そんな自分を俯瞰で見れる感じがして気が楽になった。

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2024/10/24

独身未婚中年男性の自分が読んでみました。 こういう関係性は羨ましい。 おそらくこれって、女性だから成立するのかななどと思いました。 男性二人だと、はたしてこうはいくのだろうか、と。 男性二人だと、『きのう何食べた?』のような愛情関係に基づくパートナーシップだと成立するんだけど、...

独身未婚中年男性の自分が読んでみました。 こういう関係性は羨ましい。 おそらくこれって、女性だから成立するのかななどと思いました。 男性二人だと、はたしてこうはいくのだろうか、と。 男性二人だと、『きのう何食べた?』のような愛情関係に基づくパートナーシップだと成立するんだけど、ヘテロ男性だと、たぶん難しいのではないかと。 自分自身はゲイ寄りのアロマンティック(アセクシャルではない)で、親密圏の構築ができない人間なので、どうやっても人間関係がこじれてしまいます。 ゆるい人間関係は、スポーツクラブに行っているとすごくよくわかります。大手の、ジム側が会員の人間関係に口出ししないところでの話。 女性はしばらくすると女性同士で話すぐらいの相手はできますが(ただし、中高年のほうが圧倒的に多く、若いガチトレ勢の女性同士は表面上は仲良く見えるが内心はライバルだったりする)、中高年の男性同士はいつまでたってもしゃべるようにはなりません。 自分もその一人です。とはいえ、たしかに、同性で見てみれば(自分がおっさんであることは棚に上げて)得体の知れないおっさんよりは、若いマッチョなイケメンのほうが友達になりたいですしね・・・。 女性は男性が居なくても生きていけますが、男性は女性がいないと生きていけない。でも、男同士はどうしても競争相手になってしまうから、腹を割って話せる友達は大人になってからはなかなかできない。がゆえに、独身男性はどうやっても孤独になっていくのでしょう。 大阪のおばちゃんのように誰にでも声がかけることのできる、良い意味での図々しさが欲しいけど、おっさんは何やっても叩かれるので、やはりひっそり死んでいくのかな、自分も・・・。

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2024/10/19

今、放映されてるドラマか毎週楽しみで楽しみで、原作も読んでみた。 ダブル主演のふたり、この役にぴったり、ドラマを小説にしたのかと思うぐらい。 小説の中でも二人の家計の収支が記録されてて、ニヤリ。ちょっとずつドラマと小説の内容が違うところを見つけるのも楽しい。 ドラマ、ずっと続いて...

今、放映されてるドラマか毎週楽しみで楽しみで、原作も読んでみた。 ダブル主演のふたり、この役にぴったり、ドラマを小説にしたのかと思うぐらい。 小説の中でも二人の家計の収支が記録されてて、ニヤリ。ちょっとずつドラマと小説の内容が違うところを見つけるのも楽しい。 ドラマ、ずっと続いてほしい、ロスになるのがこわい。

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2024/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんと羨ましい! 私にもこんな風に自然に互いを理解して付き合える友人がほしい! 多分、自分にもそんな友人が数名いるとは思う。 でも皆それぞれ離れた地域に住み、それぞれの暮らしがある。 こんな風に頻繁に時間を共有し合える友人がいることは、なんと素敵なことだろう。 ただ、、、もしかしてそのような状況に置かれたら、意外に鬱陶しくなるのかも?笑 あっという間に読み終わって、2人の日常の続きが読みたいと思った。

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2024/10/17

奈津子とノエチ(野枝)。ふたりは団地で育った幼馴染み。50代になった今は、再び団地で親と暮らしている。そんな2人の日々が綴られていた。 奈津子は細々とイラストレーターとして、ノエチは大学の非常勤講師として働いている。これまで色々あったけど、そろそろ自分のペースで暮らしてもいいか...

奈津子とノエチ(野枝)。ふたりは団地で育った幼馴染み。50代になった今は、再び団地で親と暮らしている。そんな2人の日々が綴られていた。 奈津子は細々とイラストレーターとして、ノエチは大学の非常勤講師として働いている。これまで色々あったけど、そろそろ自分のペースで暮らしてもいいかなというお年頃。 大きな事件が起きるわけでもなく、淡々と日常がつづられていくのだけど、なぜかそれが心地よかった。奈津子の家が、まるで自宅かのようにふらっと現れ、ご飯を食べるノエチ。ノエチの兄が置き去りにしたものをオークションやフリマアプリで売る奈津子。2人の日常は、時が止まったような団地での暮らし。ご近所さんも歳を重ねて、ふたりがなにかと頼りにされていた。 頑張ってきたけれど、気がついて振り返ってみて、このままでいいかな?と考えられるようになる年代だからか、なにもかもわかりあえている友達がいたら、こんな暮らしもいいかなと思った。 私は転勤族の子として育ち、このふたりみたいな幼馴染みの友達はいないから、こんな関係でワチャワチャ過ごしている日々が羨ましく感じた。 今、ドラマも放送中。小泉今日子さんと小林聡美さんが自然体で、いい感じです。

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2024/10/13

あぁ、この懐かしい気持ちはなんなんだろう…登場人物が激しく愛しい ほどよいゆるさや図々しさのバランスがなんとも心地よくて愛しさが倍増でした これは憧れのように思う 作ろうと思ってすぐできるものでもない 関係性と人柄、なんてことのない日常なのに誰でも持ってるものでもない憧れの極み ...

あぁ、この懐かしい気持ちはなんなんだろう…登場人物が激しく愛しい ほどよいゆるさや図々しさのバランスがなんとも心地よくて愛しさが倍増でした これは憧れのように思う 作ろうと思ってすぐできるものでもない 関係性と人柄、なんてことのない日常なのに誰でも持ってるものでもない憧れの極み これはベストオブ家宝

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2024/10/13

昭和生まれの私は、読むと古い団地はどんなのか分かる。アクティブに活動している人ばかり見て追いかけてきたけど、生活圏が広くない人々もいるんだと、最近感じる事が多い。やっぱり心の支えになるのは、人間同士の交流なんだよなぁと、色々な本を読んでわかった。仕事では人間関係が悩みの種なのに不...

昭和生まれの私は、読むと古い団地はどんなのか分かる。アクティブに活動している人ばかり見て追いかけてきたけど、生活圏が広くない人々もいるんだと、最近感じる事が多い。やっぱり心の支えになるのは、人間同士の交流なんだよなぁと、色々な本を読んでわかった。仕事では人間関係が悩みの種なのに不思議。 難しい漢字も無く、あっという間に読み終わりました。

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2024/10/12

古本屋さんに売る前にもう一度読み直す。 うん、やっぱり良い。 団地の感じもなっちゃんとノエチもおばちゃんたちもみんなみんな好き。 ドラマだと可視化されて小林聡美さんとキョンキョンと脇を固める俳優陣も全部良くてでも何より。 藤野千夜さんが好き。藤野千夜さんの『編集ども集まれ!』で好...

古本屋さんに売る前にもう一度読み直す。 うん、やっぱり良い。 団地の感じもなっちゃんとノエチもおばちゃんたちもみんなみんな好き。 ドラマだと可視化されて小林聡美さんとキョンキョンと脇を固める俳優陣も全部良くてでも何より。 藤野千夜さんが好き。藤野千夜さんの『編集ども集まれ!』で好きになった作家さん。藤野千夜さんの声が聞こえるような作品というか勝手な想像やけど絶対絶対優しい人やと思ってる。 あーやっぱり売るのやめて本棚に戻すわー笑 なっちゃんとノエチのこと忘れたくないもんね。

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