団地のふたり の商品レビュー

藤野千夜(著者)

2024/11/06

最近の話題のというニュースを知ってから興味で。
ただし地上波でやってなくてみることができない…だから読んでみようと思いました。

団地に住むイラストレーターの奈津子と、非常勤の野江（ノエチ）の幼馴染の日常を描いた、のほほんとしたストーリー。

ストーリーを読んでいくと感じる幼馴染の二人の「阿吽の呼吸」。
すべてを理解している二人が喧嘩をしたとしても仲直りが早いし、怒った時の態度や嗜好すべて理解してて。
団地に住んでる住民の悩みだって解決。高齢者の人助けも嫌とは言わずに対応だってする。
幼き頃に亡くなった「空ちゃん」の話は、普段の会話の中でちゃんとしっかり「空ちゃん」に対する思いがあるんだなぁと少し胸にグッと来てしまった。

本当に仲が良いのは、きっと奈津子とノエチの優しさが溢れてて、みんな寄ってくるんだよなぁと思うと心が温かい。
団地住まいではなかったので、この小説を読んで団地に住んでみたかったな〜と憧れてしまいました。

次巻も出ているとのことで、読んでみようかな。

2024/11/06

キョンキョン出てたのにドラマ観れなかったのでとりあえず読んでみた。
最高！では無いけど素敵な団地のふたりでした。
僕のめんどくさがりのコミュ力じゃ無理だけど、
こんな毎日もいいなって思う。

2024/11/05

のえちとなっちゃんは団地で暮らす幼ななじみ。50代なふたりののほほんな日常。なんの事件も起きないし、なんの波乱もおきないけれど、読んでほっこり、こころがあたたまる。

日常に見えるけど実はすごい非日常。
だから憧れる、こんな関係。

2024/11/04

ドラマの空気感が好きで原作も読んでみました。読みやすくて1日で読めてしまいました！　ドラマよりもゆるーい雰囲気が好きでした。年をとってもこんなふうに人生楽しんでいたいです。続編も買ってあるので読みます！！

2024/11/04

NHKのドラマを見損ねたので、原作を読んでみた。
ちらっと見ていたので、ノエチが小泉今日子さん、なっちゃんが小林聡美さんで、脳内再生されていく。
団地に住んだことがないので、少ししっくりこない人間関係。
でも、時々軽くぶつかりながらも、2人はのんびりと1日を過ごしている。
それが少し羨ましい生き方だなーと思いながらも、ネットフリマで商品を売る姿がわびしくも感じてしまった。
おそらく自分はその生き方はできないのよね。。

2024/11/04

ほんとにあっという間にさらっと読めちゃう。自分自身団地で育って一旦外に出てまた戻ってきたので、境遇が同じだからか、共感度抜群である。
ドラマが話題になってたので、読んでみた。
実際団地のような暮らしも悪くないのである。
何を幸せと感じるか。

2024/11/01

セリフも多くてページ数も多いわけではないのでかなり読みやすい。
ずっと変わらない2人の生活が尊くてなんかいいなと思った。
しかし、人間味が溢れすぎているからなのか読んでいてちょっとイライラするとこもあった。
個人的にはどちらとも特別仲良くなるのはめんどくさそうだけど、2人の感じがぴったりはまっているから何十年も一緒にいられるんだなと思った。

2024/10/30

レトロな団地に憧れのある私。
気になって手に取りましたが、なんとNHK BSでドラマとして放送されていました。
ドラマを先に観てしまったので、本の中は全部、ノエチことキョンキョンと、奈津子こと小林聡美に置き換えられてしまった。
売れないイラストレーターでフリマアプリで小遣い稼ぎをし、お料理上手。焦りもせずゆったりと日々を送っている奈津子。安定しない大学の非常勤講師で、毎日のように奈津子の部屋を訪れるノエチ。
どちらも一回団地を出て戻ってきふたり。
この2人が団地の人たちと交流をしながら、自然体で過ごしている。こんなガツガツしない感じも、なんか素敵だなって思いました。
俯瞰でみている感じが面白く、肩の力が抜けました。こんな老後も悪くないですね。

2024/10/29

ドラマから原作読みたくなりました。
なっちゃん、ノエチと同年代。
友人とご飯食べることが何年もないから、心から羨ましいと思いました。
人生にとって、大事な事ってなんだろう？と考えました。
誰かに必要とされる事かな。

2024/10/29

原作もドラマも穏やかな雰囲気で大好きな作品
。
なっちゃんとノエチをはじめとした団地の住人、住人同士のたわいもないやり取り、出てくる美味しそうな食べ物…
こういう団地に住んでみたいなと思った。

ドラマは次が最終回。
終わってしまうのが名残惜しい。
原作もドラマも続編があったら、とても嬉しい。