爆弾 の商品レビュー
取調室での心理戦、現場での臨場感、関わる人たちの心の動き、ドキドキハラハラが続き、ページをめくる手が止まらない。500頁の厚さを感じなかった。人の心も物事もキレイごとだけでは成り立たない、じわっとリアルを感じます。
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伏線とかトリックとか 話題になるのが分かるほど鳥肌立つ場面が多かった さらにメッセージ性が強いと感じた 仲間意識 人の本心 他人と無関心 善悪の区別 とても考えさせられる小説だった 自分にとって近くにいても お互い無関心なら知らない人 何をしてもされてもいい 規則やルールに...
伏線とかトリックとか 話題になるのが分かるほど鳥肌立つ場面が多かった さらにメッセージ性が強いと感じた 仲間意識 人の本心 他人と無関心 善悪の区別 とても考えさせられる小説だった 自分にとって近くにいても お互い無関心なら知らない人 何をしてもされてもいい 規則やルールに従って生きる人生か それらを全て取り払うのか それは悪なのか 読む度に感想が変わるんじゃないかと思う 登場人物の誰に共感するのか 嫌悪感を抱くのか
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爆弾魔対警察の頭脳戦といった感じだろうか。 爆弾魔のスズキタゴサクという名前もふざけているけど本人のぶっ飛び具合が凄くて恐ろしい。 続編も気になる。
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爆弾魔や殺人犯か出てくる小説で、取り調べられている側の気持ちにここまで共感してしまったのは初めてかもしれない。 心情を抉られるって感じか。 最初から最後まで展開にドキドキして楽しく読めました。 楽しかった!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「でも、爆発したって、べつによくないですか?」 「どこかで何かか爆発して、誰かが死んで、誰かが悲しむんでしょうけど、でもべつにその人は私に十万円を貸してくれるわけじゃない。わたしが死んでも哀しまないし、わたしが死ぬことだって止めようとはしませんよ、きっと」 作中、このセリフを吐くのは犯人のスズキタゴサク。酒屋の前の自動販売機を蹴り、店員を殴ったという軽犯罪で野方署の取調室に連行された男。 一見みすぼらしい金のなさそうな男は取調室の中、刑事に向かって「十時ぴったり、秋葉原の方で、きっと何かありますよ」と予言めいたことを言い出す。タイトルから連想されるとおり爆弾による、爆発が起きる。さらに次の爆弾の予言をするスズキ……。 めちゃくちゃ面白かった!!密室での会話劇と、東京中で起こる派手な爆発。 キーワードは「緊張感」と警官それぞれが抱える「正義」だと思う。 次はどこで爆発が起きるのか——そんな切迫感に終始翻弄される警察官たち。捜査一課から来た刑事、清宮はスズキに「九つの尻尾」というゲームを仕掛ける。九つの質問に答えたあと清宮の心の形を当てるゲームの中で繰り広げられる頭脳戦・心理戦。不意に登場する爆弾のヒント。一言も聞き逃せない状況に緊迫感が半端ない。 終始ヘラヘラして、何を考えているかわからないスズキは小説界に名を残すほどの犯人だと思った。「無敵の人」なのか、切れ者の愉快犯なのか、また別の人格があるのか、ぜひ読んで確認して欲しい。 警官それぞれが抱える「正義」の書き分けも見事だった。スズキは許せない。ただ心の奥底にこの状況を楽しんでしまっている自分はいないか、警官として出世するための実績としてこの事件を利用している自分がいるのではないか、身内さえ助かったら胸を撫で下ろすのではないか——どこかで共感してしまう自分もいるはず。 この作品は、読者の心の奥底に秘められた悪意にライトを照らすと思う。 実写化されたらスズキタゴサク役はアカデミー賞取りそう。 ———紹介(公式より)——— 日本最大級のミステリランキング、『このミステリーがすごい! 2023年版』(宝島社) 『ミステリが読みたい! 2023年版』(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)国内篇で驚異の2冠!! これを読まねば、“旬”のミステリーは語れない! ◎第167回直木賞候補作◎ ◎各書評で大絶賛!!◎ 東京中に爆弾。怪物級ミステリ-! 自称・スズキタゴサク。 取調室に捕らわれた冴えない男が、 突如「十時に爆発があります」と予言した。 直後、秋葉原の廃ビルが爆発。 爆破は三度、続くと言う。 ただの“霊感”だと嘯くタゴサクに、 警視庁特殊犯係の類家は情報を引き出すべく知能戦を挑む。 炎上する東京。拡散する悪意を前に、正義は守れるか。
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図書館の本61 結末が読めないため、気になってどんどん読んでしまう。 頭脳戦が面白かった。 全ての言葉に意味やヒントがあり、ヒントがあるとわかっていても全然わからない。 スズキの気味悪さや、ミステリアスなオーラが謎をより深めていく感じがして、この人物が主人公のように感じた。...
図書館の本61 結末が読めないため、気になってどんどん読んでしまう。 頭脳戦が面白かった。 全ての言葉に意味やヒントがあり、ヒントがあるとわかっていても全然わからない。 スズキの気味悪さや、ミステリアスなオーラが謎をより深めていく感じがして、この人物が主人公のように感じた。それほど味のあるキャラクターだった。
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スズキの言葉と刑事とのやりとりに集中しているつもりでも、まったくついていけず状況を把握するのに疲れたが、どんどん展開が変わって行き、あきることなく読み終えた
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常に状況が目まぐるしく変化して、その中で各々の刑事としての役割や、犯人との駆け引き、いっときも目を離せないストーリー展開 、、、なのですが、私は置いてかれた感がありました。そこまで熱くなれなかったし、誰にも共感できなかったし、何が起こっても「ふーむ」って感じでした 派手なので映画...
常に状況が目まぐるしく変化して、その中で各々の刑事としての役割や、犯人との駆け引き、いっときも目を離せないストーリー展開 、、、なのですが、私は置いてかれた感がありました。そこまで熱くなれなかったし、誰にも共感できなかったし、何が起こっても「ふーむ」って感じでした 派手なので映画化したら盛り上がりそう
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スリルある話で、続きが気になり一気に読み進めてしまった。 心理戦の描写には惹き込まれた。 ただ、所々分かりずらい部分があるように感じた。
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「誰が正義で、誰が悪かが最後まで分からない」というハラハラ感のある読み応えのある本でした。 特に取調べのやりとり(心理戦?)の最後はスカッとしました。 第二弾が出ているようなので続きを読んでみたいです。
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