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爆弾 の商品レビュー

4

208件のお客様レビュー

  1. 5つ

    62

  2. 4つ

    84

  3. 3つ

    49

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    2

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2024/08/01

エンタメに全振りしてて一気読みしてしまいました。 会話劇のテンポがよく、どんどん色んな情報が頭の中に垂れ流されている感覚でした。 ただ、これがフィクションだからいいものの、実際に起きたらと思うと…。 でも、あり得なくもないのかな、なんて思ってみたり。

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2024/07/29

スズキタゴサクめー!!! スズキと類家の掛け合いが面白かった。頭の良い人たちの話術は自然と引き込まれる。 続編楽しみ。

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2024/08/12

4小説くらいまで眠たくなりながら、そのあとは一気!単純に深く考えなくても楽しめた。 でも、呉さんのスワンを読んだことがあるから分かる、登場人物それぞれから考えさせられる人の倫理観。 社会で生きる倫理観の裏で個人が持つドス黒い感情・悪が誰にでもあって、自棄になって言葉としては出てく...

4小説くらいまで眠たくなりながら、そのあとは一気!単純に深く考えなくても楽しめた。 でも、呉さんのスワンを読んだことがあるから分かる、登場人物それぞれから考えさせられる人の倫理観。 社会で生きる倫理観の裏で個人が持つドス黒い感情・悪が誰にでもあって、自棄になって言葉としては出てくるけど、それでもやはり人として社会で生きているから、踏み止まれるスパイラル。難しい。 面白かった。

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2024/07/26

スズキタゴサクの気持ち悪さが半端ない! 読んでて殴りたくなるような気持になる。 殴ったらタゴサクの思惑通りな気がするけど。 東京で実際こんな事件が起こったら、自分はどういう行動をとるだろう…

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2024/07/25

スズキタゴサクの人物描写が本当にすごい。 パラパラ見てみたんだけどピンポイントでは見つけられなかった…卑しさ、嫌悪感、うーむ私の語彙ではとても表しきれないけど…このヘラヘラしてて腰が低いようでいて逆にプライドバカ高い、気分を卑下する割に自信に溢れてて譲らない、図々しい。冒頭ずーっ...

スズキタゴサクの人物描写が本当にすごい。 パラパラ見てみたんだけどピンポイントでは見つけられなかった…卑しさ、嫌悪感、うーむ私の語彙ではとても表しきれないけど…このヘラヘラしてて腰が低いようでいて逆にプライドバカ高い、気分を卑下する割に自信に溢れてて譲らない、図々しい。冒頭ずーっと取り調べのやり取りでスズキタゴサクばっかりしゃべってるの夢中で読んでしまった。 誰もが、ほとんど100%に近い誰もが同じように感じていると思う。感じたことがあるはずだ。命は平等ではない、炊き出しに群がるホームレスよりも、未来を担う幼稚園児の方が生きるに値すると。どっかの誰かが爆死したって、あまり自分には関係ないと。知らない誰かなんかより、まず先にここで怪我をしている私の友達を助けて欲しいと。 出てくる人はみんな、どこかで自分の中の見たくない感情を見せつけられて、怒り、恥じて、生きるに値しないと嫌悪し、自暴自棄にもなるんだけど… 目の前にいる人を反射的に助けようとしたり、相反する気持ちを持て余しながらもやっぱり殺せなかったり。こういうもんだよなって、嘘くさくなくリアルに思える。そうやって生きていくしかない(←字面で見るとベタで陳腐だなぁ) スワンも無差別殺人で何人も亡くなったのだけれど、どちらも根っこにあるものは同じで、作られていなくて、それがいい。

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2024/07/22

オーディブルで拝聴、爆弾魔と刑事の取調室で起こるサスペンスドラマ。スズキタゴサクという犯人のキャラクターが秀逸で、オーディブルならではの演技でてとても魅力的だった。

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2024/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

石川啄木の「人といふ人のこころに一人づつ囚人がいてうめくかなしさ」に対してどう感じるのか、読前読後で比べると面白いかもしれない。 解説の若林踏さんの言葉が全てだと思う。 命の選別というテーマ性を持ち、自分に対する信頼を保つための葛藤と抗いを描いた小説である。 スズキが言ってることは決して受け入れたくない反面、一理あるとも感じてしまう。

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2024/08/14

ジャケ(表紙)買い、そして物語に惹かれて。 本の帯にも記載されていた通りで、まさに「読んでくれ、とまらないから」だった。 (自称)スズキタゴサクの一言「午後10時に爆発があります」と予言してから一気にスズキタゴサクの『霊感』に翻弄されてしまうのだが、読み手側もその場面を目の前で...

ジャケ(表紙)買い、そして物語に惹かれて。 本の帯にも記載されていた通りで、まさに「読んでくれ、とまらないから」だった。 (自称)スズキタゴサクの一言「午後10時に爆発があります」と予言してから一気にスズキタゴサクの『霊感』に翻弄されてしまうのだが、読み手側もその場面を目の前で見ているかのように、自分も翻弄されていた体験をした錯覚。 心理戦・洞察力を活かし、いかにして被疑者となる人物の思考・行動を暴き出し、『正義』を守れるのか…人の命の重さ、また『テロ』がいつ起きてもおかしくない、スズキタゴサクのようなサイコパスが自分の近くにいるのかもしれないと恐怖を覚えました。 えげつない余韻。

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2024/07/20

文字が多くて前半は読むのが少し辛かったが、後半は面白くなってきて一気読みした。 スズキタゴサク、強烈でした。

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2024/07/20

東京で発生した爆発事件。 鍵になるのは傷害事件で逮捕し、爆発を予言?した自称スズキタゴサク。彼との心理・知能合戦から警察は連続爆破を食い止められるのかとハラハラしながら読んでました。 ただ心理合戦が長すぎて、展開の早いミステリーが好きな私には序盤が苦痛だった。 後半の展開は個人的...

東京で発生した爆発事件。 鍵になるのは傷害事件で逮捕し、爆発を予言?した自称スズキタゴサク。彼との心理・知能合戦から警察は連続爆破を食い止められるのかとハラハラしながら読んでました。 ただ心理合戦が長すぎて、展開の早いミステリーが好きな私には序盤が苦痛だった。 後半の展開は個人的に面白かった。 読者で好き嫌いがスパッと割れそうな本でした。

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