みんな蛍を殺したかった の商品レビュー
思ってた結末と違ったんやけど…、 衝撃の真実の発覚で相関図を整理するのが大変だった ちょっと最後は無理ある気がしたけど、今のアラサー世代は懐かしさも感じながら楽しめると思う。 被害妄想は程々に ☆3.1
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先日、トーク&サイン会へ行ってきた。初の文庫化を記念してとの事で以前から気になっていたけど読めていなかったチレンさんの本。 お話を聞いてすごく興味深い本だなと思った。 ご本人の経験なども組み込まれてる作品で何だか生々しい作品。 女同士の人間関係(特に学生時代)の描写が少しエモく感...
先日、トーク&サイン会へ行ってきた。初の文庫化を記念してとの事で以前から気になっていたけど読めていなかったチレンさんの本。 お話を聞いてすごく興味深い本だなと思った。 ご本人の経験なども組み込まれてる作品で何だか生々しい作品。 女同士の人間関係(特に学生時代)の描写が少しエモく感じた。 ご本人も仰ってたけど読みやすく書かれているのも良かった。10代20代の女子に刺さる本だと思う。オタクでない人にもオススメ。
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久しぶりに読み進める手が止まらない程、夢中になった。あっという間に読了。続きが気になって気づいたら読み終わっていた。登場人物、みんなそれぞれに深い闇を抱えていて、心が歪んでしまっている中、唯一綺麗な心を持っていた栞が死んでしまったのが残念過ぎる。オタク3人が死んで、蛍だけが生き残ったけど、ラストは蛍の父親と再会出来たシーンで終わったことが救いな気がする。ようやく、2人でまた穏やかな生活を送れるんじゃないかなと想像出来る終わり方だったから良かった。願わくば、蛍と栞、2人で穏やかに幸せに暮らしていってほしかったな〜。
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書かれている時代背景が懐かしいなぁ~ と思っていたら著者と同年代でした。 携帯のメールサービス、ルーズソックス、イーストボーイのリボン、オンラインゲームとか流行ってたなぁ。懐かしい。 容姿の美しい少女が醜女少女達を貶めていく物語。 親切心なのか嫌がらせなのかどちらとも分からない...
書かれている時代背景が懐かしいなぁ~ と思っていたら著者と同年代でした。 携帯のメールサービス、ルーズソックス、イーストボーイのリボン、オンラインゲームとか流行ってたなぁ。懐かしい。 容姿の美しい少女が醜女少女達を貶めていく物語。 親切心なのか嫌がらせなのかどちらとも分からない蛍の行動が気になってスイスイ読めました。 個人的にはどんな女性も(男性でも)自分に合ったスタイルを見つければ テブだブスだなんて無いんだろうと思っているので 登場人物たちのネガティブさに そ、そんなに?? と何度も思ってしまった。。 たけど、実際こんな風に生きている人がいるのも事実。
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印象的なタイトルに惹かれて。 女子校に通うスクールカースト底辺、生物部に所属するオタク3人の前に現れた美少女の転校生、蛍。蛍は3人に私もオタクだと告げ、生物部に入部し3人と親交を深めるが、ある夜自ら命を絶ってしまう。蛍はなぜ自殺したのか?蛍の死が3人にもたらしたものとは…? 折り...
印象的なタイトルに惹かれて。 女子校に通うスクールカースト底辺、生物部に所属するオタク3人の前に現れた美少女の転校生、蛍。蛍は3人に私もオタクだと告げ、生物部に入部し3人と親交を深めるが、ある夜自ら命を絶ってしまう。蛍はなぜ自殺したのか?蛍の死が3人にもたらしたものとは…? 折りたたみ携帯、デコ絵文字、ソックタッチ、紺ソなど私が高校生時代に愛用していたアイテムがたくさん出てきて懐かしくなった。 人間の目を背けたくなるような醜い感情が剥き出しに綴られていて、先が気になるのに読み進めるのが苦しかった。 ラストは希望が見える終わり方でよかった。 他人を羨ましい、妬ましいと思う前に自分に与えられている幸せを見失わないようにしたい。 けんごさんの解説が愛に溢れていて素敵だった。 ✎︎____________ 誰かに伝えられるような悲しみは、その程度の悲しみで、本当の悲しみではないのかもしれない(P70) タイムラインは誰かと競い合う場所だった。自分は幸せだと偽る場所だった。(P177)
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続きが気になってグングン読めた。 蛍側の憎しみの描写がもう少し欲しかった。 構成上終盤に駆け足で詰め込まれた感。 代わりに生きるのは無理筋と思いつつも許容範囲。
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面白い。一気読み。 本屋で見かけてあらすじ読んで「絶対好きなタイプのイヤミスじゃん!!!」と思い購入。初めての作家さんでしたが他の本も読みたいと思いました。 内容は30代の元女オタクにはとても分かりすぎる話。でもその時代のオタクじゃなくても面白い、先が読めそうで読めない構成。 何本何色もの糸が絡まって複雑な色合いの布になっているような話だった。 『美しい』が幸せとは限らないが、『美しくない』ことは幸せになりづらいよなぁ。 ラスト、ホームレスとの出会いに救いを感じた。 それぞれ、幸せだったのか? イヤミスとは言え、元オタクとしてはオタク女子らが救われる未来も見たかったなぁと。 いやそれにしたって登場人物がことごとく某作品のキャラクターから文字られていて、なんというか、いちいちそのキャラクターがチラついて気になった…。好きな作品なのでムズ痒い…。嬉しいとも嫌だとも思う複雑な心境(笑)作者、その作品が好きなのかな?
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YouTubeのショートを見て購入しました。 おもしろかった。 そしてやはり、解説が熱い、という感想。
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みんなの裏の顔知れて面白かった。みんなから羨ましいと思われる人間でも、心の底で復讐の青い炎燃やしてるんだろうな。
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