婿どの 相逢席 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
頼りないことを自分でちゃんと受け入れている主人公の鈴之助は、だからこそ自分にできることもちゃんと心得ていて、妻のお千瀬がいうように、当時の男性には稀なお方だったのだろう。そして、その間合いが人の心を温めて、ほぐしてくのだと思った。その才能、羨ましい!
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女系一家に婿入りした若旦那の奮闘物語。 極楽とんぼの様な若旦那が本腰を入れての活躍、ほのぼのしてて嬉しい。 せちがない現世に救いの手だと思って読んでました。
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面白かった! この作者の時代ものは、登場人物が一見イヤなヤツでも実は事情があったり…と人間味溢れる清々しさがある。 代々女将が商売を回す逢見屋に婿入した鈴之助が、婿は種馬と一刀両断される家の中で、唯一の味方の妻・お千瀬と共に様々な事件を通じて家族の繋がりを見つけ直していく物語。 ...
面白かった! この作者の時代ものは、登場人物が一見イヤなヤツでも実は事情があったり…と人間味溢れる清々しさがある。 代々女将が商売を回す逢見屋に婿入した鈴之助が、婿は種馬と一刀両断される家の中で、唯一の味方の妻・お千瀬と共に様々な事件を通じて家族の繋がりを見つけ直していく物語。 「あたりまえとは実に厄介なものだね。そんなものに縛られなければ、よほど楽に生きられるのに」という鈴之助の言葉は、今の時代にこそ当てはまる。 いい本を読んだな〜!
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「善人長屋」シリーズや「南星屋」シリーズで 西條さんの編み出す江戸の町の 心温まる人情話の虜になり 次は本作を手に取りました。 代々、女将が商いの一切を取り仕切る 江戸の商家に婿入りすることになった 鈴之助の奮闘ぶりがなんとも心地よい。 それは、気が弱いけれど、 古いしきたり...
「善人長屋」シリーズや「南星屋」シリーズで 西條さんの編み出す江戸の町の 心温まる人情話の虜になり 次は本作を手に取りました。 代々、女将が商いの一切を取り仕切る 江戸の商家に婿入りすることになった 鈴之助の奮闘ぶりがなんとも心地よい。 それは、気が弱いけれど、 古いしきたりに縛られることのない柔軟な発想、 柔らかな物腰で周りの人々に正対し じっくりと話を聞き届ける姿勢、 さながら江戸のカウンセラーのような 立ち居振る舞いが 次第に周りの人々に受け入れられて いったからなのでしょう。 それでもやっぱり気弱な 婿入り若旦那のキャラクターが とても好ましく映ります。 こちらも「婿どの」シリーズで 続いていくといいなぁと 期待してしまいました。
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久しぶりの西條奈加さんの本 どうしても読めない一冊はあるが それ以外はとても読みやすい おうみや 逢見屋 に婿入りした鈴之助の物語 あまりにも 上手くできすぎてると思ってしまう西條さんのこれは 鼻につかない好きな本 毎日の慌ただしい暮らしの中で 違う世界に入り込める時...
久しぶりの西條奈加さんの本 どうしても読めない一冊はあるが それ以外はとても読みやすい おうみや 逢見屋 に婿入りした鈴之助の物語 あまりにも 上手くできすぎてると思ってしまう西條さんのこれは 鼻につかない好きな本 毎日の慌ただしい暮らしの中で 違う世界に入り込める時代物に 手が出てしまう
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小さな楊枝屋の4男である鈴之助が、大店の仕出し屋の長女であるお千瀬に見染められ婿入り。誰もが羨む結婚だったが、喜びは結婚式まで。翌朝、言い渡されたのは仕事には口出しせず、所謂、種馬だけと大女将と女将からあり、衝撃的な導入部。救いはお千瀬だけ。ここから徐々に鈴之助は家族に認められて...
小さな楊枝屋の4男である鈴之助が、大店の仕出し屋の長女であるお千瀬に見染められ婿入り。誰もが羨む結婚だったが、喜びは結婚式まで。翌朝、言い渡されたのは仕事には口出しせず、所謂、種馬だけと大女将と女将からあり、衝撃的な導入部。救いはお千瀬だけ。ここから徐々に鈴之助は家族に認められて行く。 同業の仕出し屋の妨害騒ぎや大女将、女将、義父などの秘密が出て来たり、あっという間に読み終えてしまった。最後は納まるところに収まりホッコリさせられた。鈴之助の将来や生まれてくる子供の性別など、続編が読みたくなってくる。
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若旦那の名推理名奉行かと思いきや、ほのぼのとあったまる噺でした。最後は丸く治まって、女系経営者が役に立ってたし安房蔵の不甲斐ないのと大女将が大元だったし。若旦那の嘘なんか一瞬で見破れるし何故そこで誤魔化し隠すのか?だね。もはや手の内ようがない伊奈月を助けたのが大女将と女将でおすが...
若旦那の名推理名奉行かと思いきや、ほのぼのとあったまる噺でした。最後は丸く治まって、女系経営者が役に立ってたし安房蔵の不甲斐ないのと大女将が大元だったし。若旦那の嘘なんか一瞬で見破れるし何故そこで誤魔化し隠すのか?だね。もはや手の内ようがない伊奈月を助けたのが大女将と女将でおすがの冷静な告白も女系の一つなんだよなって事。 あと小痴楽の解説も粋だね
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読んでいて「はて?」と思う。 前に読んだ事があるらしい。先がわかるのだ。 TVドラマ?ラジオドラマ? よくよく考えたら新聞連載だったよーな気がする。 夏疲れであまり読書していなかったので、なかなか軽快で安心感のある本で良かった。
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全く違う背景なのに登場人物の心情を理解できるような本だった。穏やかな感じでめっちゃ面白かった。もう一回読むべき!
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逢見屋の婿/閻魔の休日/井桁の始末/初午の災難/ 菱に片喰/墨堤・花見の宴/伊奈月の宵/落ち椿/ 悲喜交々/因果応報 のほほんとした鈴之助は、終いまでパリッとはしなかった。難題をゆっくりほぐして、ほっこりおさめる。ひょっとして出来た人?と一瞬思ったけど違うね。その のほほんさ...
逢見屋の婿/閻魔の休日/井桁の始末/初午の災難/ 菱に片喰/墨堤・花見の宴/伊奈月の宵/落ち椿/ 悲喜交々/因果応報 のほほんとした鈴之助は、終いまでパリッとはしなかった。難題をゆっくりほぐして、ほっこりおさめる。ひょっとして出来た人?と一瞬思ったけど違うね。その のほほんさが良いのだよきっと
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