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読んでばっか の商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

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2024/11/01

斎藤真理子さんの『本の栞にぶら下がる』がとても良かったので、読書エッセイや書評を読みたい気分に。作家としても大好きな江國香織さんの読書事情気になる! 毎朝2時間お風呂に入って本を読むという生粋の読書家である江國さん。わたしはおそらく江國さんと好きな作家や読書傾向が似ているのだが...

斎藤真理子さんの『本の栞にぶら下がる』がとても良かったので、読書エッセイや書評を読みたい気分に。作家としても大好きな江國香織さんの読書事情気になる! 毎朝2時間お風呂に入って本を読むという生粋の読書家である江國さん。わたしはおそらく江國さんと好きな作家や読書傾向が似ているのだが、それでも未読の本がたくさんあり、まんまと読みたくなってしまったタイトルをどんどん図書館の予約リストに追加する羽目になった。 ご自身の著作を読んでいても、言葉をとても大事にされる方であることがわかるのだが、読者側としても一つ一つの言葉を慈しんでいるのがわかる。こんなに味わって読んでもらえたら作者冥利に尽きるだろうな。

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2024/10/31

だから江國香織さんが大好きなんだよ!という本。 読む前から、この本が絶対に好きだとわかったから、ゆっくり読めるタイミングを待っていていた。 幸せな読書タイムでした。好きすぎる。

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2024/10/21

とにかくたくさん詰め込まれていて、読みたい本が増えすぎて困る…! 多分何度も手に取って、眺めるであろう本です。

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2024/10/17

この本は書評と言うよりは、もう完全なる江國さんの短編集のようなものだと思う。 独特の感性で、独特の文章が綴られてゆく。 それは時には難解で、時には子どもの文章のようで、つかみどころがなく、ただやはり江國作品なのであった。

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2024/10/10

昔のような文のキレは失われているが、読みたいなぁと思う本がいくつか。エミリーディキンソンやウリツカヤはタイムリーだったし、佐野洋子や瀬戸内寂聴が好きなのもおもしろい。食べ物の描写は相変わらずうまい。あと、金井美恵子が出てきたのも嬉しかったなぁ。

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2024/10/05

江國さんの日々の読書の旅を垣間見られる一冊 こうも深く洞察してこんな表現になるのかと驚く 同じ本を読んでもう一度この本に戻ってこよう

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2024/09/30

作家 江國香織による書評、本の紹介をまとめたもの。その読書量に驚く。作家であれば、当たり前のことだろうが、様々な分野の作品を読んでいるのだろうことがわかる。 読書をしたい人が選書の手引きとも言えるだろう。

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2024/09/23

著者は文章を書くプロだなとしみじみ思った。 目で、心で、脳で、肌で、読書して、その著書や作者を絶賛する文章力が尋常でなく素晴らしい。 紹介された本は読んだことがないものがほとんどで、外国の作品は作者名を聞いたことすらないものが多いけれど、これだけその魅力を紹介されたら読みたい気持...

著者は文章を書くプロだなとしみじみ思った。 目で、心で、脳で、肌で、読書して、その著書や作者を絶賛する文章力が尋常でなく素晴らしい。 紹介された本は読んだことがないものがほとんどで、外国の作品は作者名を聞いたことすらないものが多いけれど、これだけその魅力を紹介されたら読みたい気持ちになる。 読書の楽しさや喜びについても、よくぞ表現してくれた と思うし、こうやって本の世界を味わって愉しんでいる人々が世の中に恐らく沢山いるだろうというのは、連帯感というか安心感を私に与えてくれた。

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2024/09/14

作家が自分の読んだ本について書いたエッセイを読むのは楽しい。知らない本にたくさん出会えるし、読んでみたい本を取り寄せて読む楽しみもある。 また、自分も読んだ本が紹介されていると、こういうところに注目するんだとか、そういう捉え方もあるのねとか、違う視点からの新たな発見があるのもお...

作家が自分の読んだ本について書いたエッセイを読むのは楽しい。知らない本にたくさん出会えるし、読んでみたい本を取り寄せて読む楽しみもある。 また、自分も読んだ本が紹介されていると、こういうところに注目するんだとか、そういう捉え方もあるのねとか、違う視点からの新たな発見があるのもおもしろい。

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2024/09/10

江國さんの書く文章は美いが、私には少し難解だった。全体を通して不思議な感覚になる読書だった。 それでも印象に残ったのが、佐野洋子さんについての江國さんの思い。 好きなんて言葉では言い表せないくらい、江國さんは佐野洋子さんを敬愛しているようだ。私も佐野さんの小説と言うより佐野さん自...

江國さんの書く文章は美いが、私には少し難解だった。全体を通して不思議な感覚になる読書だった。 それでも印象に残ったのが、佐野洋子さんについての江國さんの思い。 好きなんて言葉では言い表せないくらい、江國さんは佐野洋子さんを敬愛しているようだ。私も佐野さんの小説と言うより佐野さん自身に興味が湧いた。 例えば、佐野さんはお洒落な人なのに、お洒落な人を見た時に感じる気恥ずかしさを感じさせない人だというところ。江國さんは天性の素質を持つ人と形容している。こういう人はいるだけで周りの人を幸せな気分にさせてくれる。上手く言い表せないが、佐野さんは持って生まれたものに加え、人として正しい美しさを備えてきたのだと思う。 エッセイでは、「信頼」というタイトルの話が面白かった。ある映画で、小さな女の子が高いところから落ち、男の子がそれを受け止める。すると女の子が今度はあなたが落ちる番、私を信じてと言う。この後どうなったのだろう。想像もつかない。 信頼=ポジティブな言葉と思ってきたが、怖い言葉でもある。怖さを乗り越えた先に待っているものが、真の信頼なのだろうか。

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