実は、拙者は。 の商品レビュー
見事にしてやられたw 時代小説は読まないのにタイトルと帯だけで買ってしまった1冊。読んで大正解だった。「十角館の殺人」ばりにあの一行にはやられた。 主人公、お前もかーいwというのはしょっぱなから明らかになる。しかしショボい。たぶんそれで隣人たちの裏の顔が引き立ってる。笑 平々凡...
見事にしてやられたw 時代小説は読まないのにタイトルと帯だけで買ってしまった1冊。読んで大正解だった。「十角館の殺人」ばりにあの一行にはやられた。 主人公、お前もかーいwというのはしょっぱなから明らかになる。しかしショボい。たぶんそれで隣人たちの裏の顔が引き立ってる。笑 平々凡々だからこそ、えらい人側の関係者に啖呵切る場面では「よくぞ言ってくれた!」とも思う。影が薄くて良いヤツの主人公に好感を覚える。そして裏の顔を持ちながらも優しい隣人たちがあたたかい。 とんでもない人達ばかりだけど、傍から見ると悪くなさそうだぞ!主人公!
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これは面白い!!途中から若干成り行きが見えてきたところはあったけど、わかっていても、ニヤッとしてしまうのは、作者の力量なのだろう。これ、続編ないかな?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いや、なにこれ、めちゃくちゃ面白いんですけど!! 徳川吉宗!暴れん坊将軍!隠密同心!公儀御庭番! あぁもうどんだけみんな世を忍んでるのさ!!! しがない青菜の棒手振りの八五郎の大活躍。人情時代ミステリ爆誕!! 「実は」「実は」と次々現れる秘密と新たな謎が重なり合っての大団円。最後の最後に一番の「実は」!!! はぁあ、面白かった。
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タイトルと帯に惹かれて読み始めたのですが、とんとん拍子に進んで、どんどん明らかになって、ぐるぐる絡み合って、最後の最後まで面白かったです。 町人も忍者、侍、盗人も、どれも楽しめる作品でした。 わたしも影の薄さ、声の通らなさを実感する時が多々あるが、八五郎までいったらもはや特技な...
タイトルと帯に惹かれて読み始めたのですが、とんとん拍子に進んで、どんどん明らかになって、ぐるぐる絡み合って、最後の最後まで面白かったです。 町人も忍者、侍、盗人も、どれも楽しめる作品でした。 わたしも影の薄さ、声の通らなさを実感する時が多々あるが、八五郎までいったらもはや特技なんですね。
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いつも史実原作の作品が多い、白蔵さんですが今作はオリジナル作。 表紙からコミカルな物だとイメージしたが、その題名、各章の副題もなるほどの物語。 黒いユーモアに翻弄される八五郎が不憫でもあるが、意地悪く楽しめた。 どうしても同じパターンで展開していくので、つい黒幕については先読みし...
いつも史実原作の作品が多い、白蔵さんですが今作はオリジナル作。 表紙からコミカルな物だとイメージしたが、その題名、各章の副題もなるほどの物語。 黒いユーモアに翻弄される八五郎が不憫でもあるが、意地悪く楽しめた。 どうしても同じパターンで展開していくので、つい黒幕については先読みしてしまったのは仕方ないか。 最後のあの人はホントの最後まで読めなかったけどね。 気持ちの良い痛快作品でした。続きは期待できないけど、またまた白蔵さんの次回作品に注目したくなった。
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あらすじ以上は何を書いてもネタバレになる。 滅茶苦茶テンポのいい時代小説でスルッと読み切ってしまった。
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