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実は、拙者は。 の商品レビュー

4.1

26件のお客様レビュー

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2024/07/21

本屋で一位になってたから手に取った本。 そうでなかったらおそらく私の目は素通りしてしまう本。 でも、すごい面白かった! ぽんぽん読めてしまう。 舞台が江戸とは思えないほど。 いい本を見つけました。

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2024/07/14

江戸時代の深川界隈での時代劇小説だが、ポップで読みやすい。 町民で棒手振りを職業とする八五郎を中心に話が進むのだが、近所のあの人が、親しくしているあの人が実はこんな人だったとは…みたいに展開されていく。 それぞれが裏の顔を持っているのだが、八五郎以外の登場人物はしっかりとした信念...

江戸時代の深川界隈での時代劇小説だが、ポップで読みやすい。 町民で棒手振りを職業とする八五郎を中心に話が進むのだが、近所のあの人が、親しくしているあの人が実はこんな人だったとは…みたいに展開されていく。 それぞれが裏の顔を持っているのだが、八五郎以外の登場人物はしっかりとした信念を持っている。 読者は八五郎の気持ちになりながら、探偵気分で読み進められるので、感情移入はしやすいが、驚きや感動は期待しすぎないほうが良いかもしれない。

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2024/07/13

サクッと読めて面白いが展開は途中からバレバレ。それでも面白かった。これはテレビや映画にするのが良いのではないか。楽しく読めるエンターテイメントで、単純に楽しい話を読みたい時に良い。一柳斎のキャラが一番のポイントか。

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2024/07/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

八五郎の特性と暴かれていく皆の裏の顔。 え、そっち! まさかのそれ!  いつもの皆と違う姿は恐かったり、真面目だったり。なかなか小気味よくて面白い。 だんだん集約されていく結末だけど、にっこり笑顔にさせてくれる。続きがあっても面白いかもね。

Posted byブクログ

2024/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

キャラクターの個性が強すぎて面白い。 主人公は特別影が薄く、その能力で色んなことを隠れて見聞きする中で、「あいつ、仮面をしてたけどあの声は…」「あいつ、声色を誤魔化してたけどどう考えても…」と、正体を見破っていくが、どれも主人公と仲良くしていた人や仕事絡みの知り合いだったりで、判明する度にお前もか!!と突っ込みながら、どいつもこいつも裏の顔がありすぎていっそ清々しくて面白い。 悪役は清々しいほど悪役で、王道のハッピーエンド。たまにはスッキリした作品を読むのも悪くない。長編を読んで疲れた時にピッタリ。

Posted byブクログ

2024/07/01

2024.7.1 読了 義賊、忍びに、影御用、巷を騒がす幽霊剣士 花のお江戸は裏の顔ばかり!? 時代小説だけど文章が堅苦しくないので読みやすい。 遊び人の新さん?隠密同心?どこかで聞いたことあるような懐かしい名前が出てきてワクワクしながら一気に読み終えました。 時代劇ならではの...

2024.7.1 読了 義賊、忍びに、影御用、巷を騒がす幽霊剣士 花のお江戸は裏の顔ばかり!? 時代小説だけど文章が堅苦しくないので読みやすい。 遊び人の新さん?隠密同心?どこかで聞いたことあるような懐かしい名前が出てきてワクワクしながら一気に読み終えました。 時代劇ならではの勧善懲悪で最後はスカッとさせてくれます。

Posted byブクログ

2024/07/01

深川の長屋に住む八五郎は、独り者で青菜の棒手振りをしている。 商売であちこちで向くうち、いろいろなものに出くわす。 夜な夜な辻に現れては、裕福そうな侍に「刀を抜け・・・」と迫る幽霊剣士と名高い、実は、それがしは。 江戸を揺るがす大泥棒の八つ手小僧、盗みに入った屋敷に八つ手の葉の...

深川の長屋に住む八五郎は、独り者で青菜の棒手振りをしている。 商売であちこちで向くうち、いろいろなものに出くわす。 夜な夜な辻に現れては、裕福そうな侍に「刀を抜け・・・」と迫る幽霊剣士と名高い、実は、それがしは。 江戸を揺るがす大泥棒の八つ手小僧、盗みに入った屋敷に八つ手の葉の焼き印が入った木札を残し、盗んだ金は困っている人たちにばらまくという。 実は、俺は。 公儀御庭番お抱えのくノ一、夕凪の真砂。 いかなる敵の攻撃も力を逃がして静かに止めてしまう凄腕の忍び、それでついた名が夕凪、 実は、私は。 他4人が登場。 どの人物も、八五郎と顔なじみ、飲食さえ一緒にするという付き合いのある者ばかり。 そんな者たちが裏の顔を持っている・・・ 裏の顔で人知れず隠密にことを成している。 そんな裏の顔を持つ者たちと、表の顔しかない八五郎が一つの事件に立ち向かう。 おもしろい! 新しい書き手による時代小説。 続編も期待している。

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2024/06/27

人並み外れて存在感のない棒手振り。惚れた女の子を助けようとするが、薄い存在感が災いし江戸を揺るがす大事件に巻き込まれる。人情や気のいい長屋連中と昭和の時代劇の要素が詰まったうえ、実は…実は…が重なってどんどん面白くなっていく。 アベンジャーズ時代劇版みたいな感じでシリーズ化しても...

人並み外れて存在感のない棒手振り。惚れた女の子を助けようとするが、薄い存在感が災いし江戸を揺るがす大事件に巻き込まれる。人情や気のいい長屋連中と昭和の時代劇の要素が詰まったうえ、実は…実は…が重なってどんどん面白くなっていく。 アベンジャーズ時代劇版みたいな感じでシリーズ化しても楽しいと思う。

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2024/06/19

登場人物皆が皆裏の顔を持つ曲者。八五郎が次々暴くのはいいが、良かれと思ってやった事が裏目に出て絶体絶命、そこにまさかのあの人が...そして最後は驚天動地。 白蔵氏の新境地、これからも楽しみ

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2024/06/07

面白い面白い!!サクっと読めて、実は、実は、、の連続で、深く考えず楽しいストーリーだった。トボけた主人公の八五郎、好きだわ(^^)

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