この物語を君に捧ぐ の商品レビュー
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前半は筆を折った元天才作家の高校生を女子高生が立ち直らせるお話。 後半はいわゆる難病もの。 前半はちょっと文学少女を思い出したりした。 …のだけど、なんというか非常に個人的な話としては、前半の流れのようなプロットのお話を昔書いたことがあってそのストリーラインにちょっと驚いた。 正体を明かさず近づく所、強引に物語を書かせようとするところ、その理由、そしてファンレターの件。 いやあ、まあそうだよね、そういう構成になるよねと一人納得^^ 後半の彼女の病気が発覚するあたりから難病物の定型になっていくのだけど、正直個人的には苦手な分野。 ただ結末には希望があってよかった。
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琴葉については作中の端々に伏線を散りばめられていたので、着地点をどうするのか?という点において、ご都合展開で何事もなく万事解決でもいいけれど、悠人と琴葉の二人が歩いていく未来が想像できる終わり方に満足出来た。
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