クスノキの女神 の商品レビュー
東野さんに期待しすぎているからか、今作はイマイチ乗り切れなかったというのが正直な感想。 ただし、認知症関連の話題は身近にもあるし、どう向き合っていくかは考えさせられました。 未来がどうかというよりも、今を生きるということ。 昨今話題のマインドフルネス的な物語でした。
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クスノキの番人の続編 できれば、クスノキの番人を読んですぐ読むのがオススメです 記憶障害の元哉、前編に比べ認知症が進んでいる伯母千舟 2人は、未来を信じられない過酷な状況にあるのですが、それでも今現在を一生懸命に生きる姿に感動しました
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前回の作品からそれを上回る内容でした。 感動させられるクライマックス、そして今を生きる大事さを物語を通じて教えて貰ったと思います。 新しいものが現れては消えていき、そして何か満たされない今の時代、その必要なものを教えてくれているような物語でした。
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クライマックスからは涙が止まらなかった。 今を生きること、今に感謝すること、目の前のことに集中すること、今を大事にする大切さが物語のメッセージ。 それともう一つ。親の介護に向き合う心構えについてもメッセージを発信している。 クスノキの番人はとても大好きな作品で、★★★★★評価...
クライマックスからは涙が止まらなかった。 今を生きること、今に感謝すること、目の前のことに集中すること、今を大事にする大切さが物語のメッセージ。 それともう一つ。親の介護に向き合う心構えについてもメッセージを発信している。 クスノキの番人はとても大好きな作品で、★★★★★評価だった。この作品も期待したが、番人を越えるには至らなかった。でも、SFエンタメとして、とても楽しめる内容だった。 主人公・玲斗のクスノキの番人としての自覚、前作で人生を助けられた叔母である千舟と玲斗の舌戦など、前作から継承して楽しめた。本作のメインストーリーであるクスノキの女神に繋がるストーリー展開は、流石の東野圭吾様って感じで、細部まで抜かりない描写が印象的でした。 冒頭でも書きましたが、クライマックスから流した涙で、心が浄化されました。
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「クスノキの番人」の続編。 一気に読み終えた。 「記憶」がテーマ? 預念して、クスノキに記憶してもらい、その記憶を受念したりする。 伯母の千舟の軽度認知症も、眠るとその日の記憶が無くなる元哉にしても、毎日がどんなに不安であるだろう。 そして、クスノキの力を借りて、 佑紀奈...
「クスノキの番人」の続編。 一気に読み終えた。 「記憶」がテーマ? 預念して、クスノキに記憶してもらい、その記憶を受念したりする。 伯母の千舟の軽度認知症も、眠るとその日の記憶が無くなる元哉にしても、毎日がどんなに不安であるだろう。 そして、クスノキの力を借りて、 佑紀奈を事件から守り、元哉の心を開かせた、 一段と成長した番人玲斗! 東野作品は、常に若者の未来に希望を与えてくれる。 道を外して、どん底で苦しんでいる若者に温かいエールを送っている。 未来は、今の積み重ね。 今を大事にし、感謝して生きれば、 そこから未来につながっていく。 そんなメッセージを感じた。 ラストは涙が止まらなかった。
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「クスノキの番人」の続編。人生は思いがけない事もあり、どう転ぶかも分からない。未来は知りたくても今が大事なのだ。罪をおかした佑紀奈、認知症の叔母の千舟。そしてクスノキの番人の怜斗。絵本の完成があったからこそ、これからを生きていくのだ。亡くなった元哉は素晴らしい思い出に包まれながら...
「クスノキの番人」の続編。人生は思いがけない事もあり、どう転ぶかも分からない。未来は知りたくても今が大事なのだ。罪をおかした佑紀奈、認知症の叔母の千舟。そしてクスノキの番人の怜斗。絵本の完成があったからこそ、これからを生きていくのだ。亡くなった元哉は素晴らしい思い出に包まれながら亡くなった。それは幸せであったろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
涙がすーっと流れて最後は読み終わりました。 彼が幸せだったらいいなぁ。 きっと笑顔は幸せだったんだなぁ。 誰にでも時間は過ぎていって、止めることは出来なくて。止まることは終わることで、まだ止まってないなら今を大事に感謝して。 その人の時間は、その人のもので、親であっても友人であっても決してそこには触れてはダメで。 何かできることがあるなら、毎日その瞬間を最高なものにするために出来ることをするってことなのかなぁ〜
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前作と立て続けに読んだが、玲斗の成長ぶりに驚きできた。前半は事件もの?前作とは方向性が違うのかな?と思いましたが、最後は感動で心温まるストーリーでした。
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図書館で予約して半年待ちましたが、、、 東野さん、今回も良かったです。 とても綺麗な読みやすい文章なので、3時間で一気読みでした。 何年経とうが、どんな未来へと進もうが、人はいつだって迷い続け、道を探し続けるのです。 未来を知るよりも大事なこと、それは、今がどうかというこ...
図書館で予約して半年待ちましたが、、、 東野さん、今回も良かったです。 とても綺麗な読みやすい文章なので、3時間で一気読みでした。 何年経とうが、どんな未来へと進もうが、人はいつだって迷い続け、道を探し続けるのです。 未来を知るよりも大事なこと、それは、今がどうかということです。あなたは今、生きています。豊かではないかもしれません。でも、生きています、病に苦しんでいるかもしれません、でも、生きています。 今、生きていられる歓びに少しも感謝していなかった。これからは、この気持ちを忘れずに生きていこう! そこまで追い詰められたかぁ、、、という両親の懇願も、とても心がギュっとされた。 自分の親や、大切な人を想い、、、、 今を大切に生きないとと、改めて考えさせられた。
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「クスノキの番人」の記憶が新しいうちに…第二弾! やっぱり東野さんはすごいなぁ〜 こんなに素晴らしい小説を書けてしまう…すごいなぁ〜 もう絶賛!大絶賛です。 ラストに近づくに連れもう涙、涙… 涙で文字が見えませんでした。 各々の理由から自分の未来に不安を抱える人はたくさんいる...
「クスノキの番人」の記憶が新しいうちに…第二弾! やっぱり東野さんはすごいなぁ〜 こんなに素晴らしい小説を書けてしまう…すごいなぁ〜 もう絶賛!大絶賛です。 ラストに近づくに連れもう涙、涙… 涙で文字が見えませんでした。 各々の理由から自分の未来に不安を抱える人はたくさんいるでしょう。 期待したり、怯えたり…未来に対する自身の心は様々です。 歳を重ねると恐怖の方が大きいですね…10年なんて愚か、5年先、1年先の自分を思うと、もしや姿が見えないのでは…と…弱気になります。 未来を知るより大事なこと、今がどうかということ。今を生きている。たくさんの人のおかげで今、生きている。 昨日迄の事を振り返らず、明日からの事を案じず、自分が存在する事に感謝し、今を大事に生きていれば良い…たとえ自分がどんな状態であろうとも 思えば当たり前のことで、今まで「今が大事」て何度も耳にして来たと思う。 ただその事をこんなにもリアルに重みを持って心に響いた事はなかった。 本書は暮れに友人が貸してくれた一冊。 今自分が置かれている現状を考えると、このタイミングでこの本を自分が手にしたのは必然だった…今読むことに意味があった! すごく救われた! 未来に怯える事なく、今を生きよう!
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