告白撃 の商品レビュー
青春は若者だけのものだなんて誰が決めた! アラサーだって青春したい! 何かで読んだ、青春の痛みは紙で切った指の痛みに似ている、というフレーズを思い出した 気づかないうちに怪我をしていて、自覚するとズキズキ痛む そしていつの間にかきれいに治っている 住野よるらしい作品でとても幸...
青春は若者だけのものだなんて誰が決めた! アラサーだって青春したい! 何かで読んだ、青春の痛みは紙で切った指の痛みに似ている、というフレーズを思い出した 気づかないうちに怪我をしていて、自覚するとズキズキ痛む そしていつの間にかきれいに治っている 住野よるらしい作品でとても幸せな読書体験だった
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今の時代の恋愛小説なんかなぁ……………… ちょい綺麗過ぎる感じかした。 まあサクサク読めましたけどね
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それぞれの恋愛観によって、読者が受ける解釈の乖離は大きいなと感じました。自分はあまり共感できませんでした(あくまでも個人的な意見です)。 学生時代の仲間目線で話が進みますが、職場仲間目線で考えると、まさに「余計なお世話」的な話。 そう思ってしまいました。 良かった点は6人の性格や...
それぞれの恋愛観によって、読者が受ける解釈の乖離は大きいなと感じました。自分はあまり共感できませんでした(あくまでも個人的な意見です)。 学生時代の仲間目線で話が進みますが、職場仲間目線で考えると、まさに「余計なお世話」的な話。 そう思ってしまいました。 良かった点は6人の性格や個性を丁寧に描いてあることは好印象です。
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住野よるさんの文章が好きで、今回もああ、これこれ!という空気感がたくさんあった。 大人になっていくたびに感情の呑み込み方を覚えていく、上手く立ち回れるようになっていく寂しさがじんわりときた。関係性に共感するのは難しかったけど、ラストの生き方に希望がもてた。
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披露宴の挨拶に2つの意味が隠れていて、読み返してしまいました。まるでミステリー!だけど、人生を考えさせられる素敵な話です。悩んで悩んで決めた選択肢だから後悔はしない!って主人公の姿に、日々を大切に過ごしたいなと思わされました。そもそも、婚約してるのに、親友がスッキリできるように告白させたいという設定の本に初めて出会って新感覚でした。
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微妙で絶妙な友人が恋人かみたいな距離感が、私には理解できなくて、もどかしくて、イライラしました。 男女の友情なんて有り得ないとも思っているので、それならさっさと収まるところに収まったらいいのにと思ってしまうのは、まだまだ未熟者なのでしょうか… すれ違ってもそんな経験も過去のこと、...
微妙で絶妙な友人が恋人かみたいな距離感が、私には理解できなくて、もどかしくて、イライラしました。 男女の友情なんて有り得ないとも思っているので、それならさっさと収まるところに収まったらいいのにと思ってしまうのは、まだまだ未熟者なのでしょうか… すれ違ってもそんな経験も過去のこと、なんて綺麗な思い出には到底出来ない性格なので。
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子が読書感想文用に買った本を拝借。もどかしいーー!とかやめときなよ、と登場人物たちに何度も思ってしまったが、きっとこれが若さと青さってやつ…。自分が10代、20代だった頃ならやりかねないか。とはいえ、人の気持ち、行動をわざわざお膳立てて誘導するくらいならズバッと言っちゃうなあ私は...
子が読書感想文用に買った本を拝借。もどかしいーー!とかやめときなよ、と登場人物たちに何度も思ってしまったが、きっとこれが若さと青さってやつ…。自分が10代、20代だった頃ならやりかねないか。とはいえ、人の気持ち、行動をわざわざお膳立てて誘導するくらいならズバッと言っちゃうなあ私は。あえてお互い踏み込まずにいて、そして結婚式のスピーチで成立した共犯関係、結婚相手(作中名前も出てこない)に対する盛大な裏切りなのでは、と思っちゃうのも自分が夫も子もある身だからかもしれない。誕生日に、友人たち一人ひとりと順番にお店で待ち合わせてプレゼント買ってもらう、ってのは素敵だと思いました。
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難しい作品だったかも…。 人の気持ちは他人には変えられないってことかな? 青春というか、大人になると色々経験も積んで変わってくることもあるのかな。 個人的には、舞さんと友達になれたら楽しいかなと思いました。
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読む世代によって受け取り方が変わるのかなって印象を受けました。 わたしは、読んでいてどこか懐かしさも感じたし、大人になればなるほど複雑になってく気持ちの部分を覗かせてもらっているようで、読み進めていく度に目が離せなかったです。
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もしもあの時こうしていたら… きっと誰しもが一度は考えたことがあるんじゃないかと思う。この本を読みながら、何度そう思ったことか。あの時その選択をしたら未来がきっと変わっていて、今と同じ今はない。 ストーリーは大学で仲良くなった6人組(果凛、響貴、大賀さん、千鶴、舞、華生)の一人、千鶴が婚約することから始まる。千鶴は果凛(男性)に婚約したことを告げ、さらに響貴に告白させてきちんと振りたいと言う。響貴は千鶴のことが好きなようだが、なかなか告白してこない。だったら告白させるように仕向けて、きっちり振りたいという。果凛はその作戦に協力することになる。 個人的には響貴と千鶴が付き合ってほしかった。ワイワイと喜怒哀楽の激しそうな千鶴と優しくて穏やかな響貴、絶対お似合いだしすごく幸せそう。何より響貴が千鶴のことを本気で大切に思ってるのが良い。読みながら、どうすれば二人がくっつくのかばっかり考えてしまった。(千鶴の婚約者ごめん) 千鶴が魅力的にも思えるし、突拍子もないことを考えるトラブルメーカーのようにも思えて、ここまで響貴やみんなに愛されてなかったら、苦手な子だなと思っていたかも。 なんか様々な選択をしてきた大人のほうが、この本は響くところが多いかなと思った。
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