身代りの女 の商品レビュー
先の展開が読めず、どこに向かっているかわからないが故にページをめくる手が止まらない。話の展開に合わせて自分の立ち位置が(気持ち的な)揺らぐ感覚があり、著者の巧さを感じました。少し奇妙で面白い、良い読書体験でした。
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悪ふざけで罪のない命を奪った6人。大人になってからも目先のことにとらわれてしょっちゅうミスチョイスするので、展開が思わぬ方向に開けて行って、意外とページターナー本だった。 善人は死に悪人が生き残る。みんな我が身だけが大事。 「あなたならどうする?」と問われている気がした。
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6人の若者達の度胸試しによって死亡事故が発生、その罪を1人で被ることを条件に少女は5人の仲間達と協定を結ぶ。 どういう方向に話が転ぶのか分からない疑心暗鬼のイギリスサスペンス。 傲慢な若者達が選択を間違え続けて右往左往する展開は無関係の読者からすると最高のエンタメ。
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このミス2025で知り、購入。積読状態でしたが、読み始めると、先が気になる展開で、隙間時間はずっと読んでいました。 海外らしい事の始まりで、青春を謳歌する仲良しグループの若者が、度を超えるはしゃぎすぎの結果、最悪な事件を起こすという…。 グループはどうにか罪を逃れようと話し合い、その結果1人が罪を被り…。 あっさり時が経ち、刑期を終えた1人がグループの前に現れ、要求した事とは… 主な登場人物として…ずっと何を考えているのか、腹の中が掴めないメーガン。事のきっかけを作った割に罪悪感に乏しいフェリックス。頭は切れるが同時に冷酷なタリサ。臆病者でどこか卑怯なダニエル。優しい心の持ち主のアンバー。弱気気味であるが、賢く誠実イケメンなザビエル。 最後の展開は否定的な評価が多かったですが、見事に予想が外れ、私は割と好みでした。 フェリックスが生き残ったことは少しモヤモヤしますが、メーガンはどうか今後、少しでも幸せに生きて欲しいです。
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多分、何かの読書チャンネルでオススメされていて、図書館で借りた本。 なかなか読む気になれず、返却期限ギリギリから読み始めたら、ページを捲る指が止まらない。 8月はかなり小説を読んだけど、1、2を争うほど面白かった。 高校時代の友人6人の罪を独りでかぶり、殺人犯として20年服役し...
多分、何かの読書チャンネルでオススメされていて、図書館で借りた本。 なかなか読む気になれず、返却期限ギリギリから読み始めたら、ページを捲る指が止まらない。 8月はかなり小説を読んだけど、1、2を争うほど面白かった。 高校時代の友人6人の罪を独りでかぶり、殺人犯として20年服役したメーガン。 彼女が出所したのち、友人たちの前に現れて...という話なのだけど、メーガンの心理や意図がハッキリと分からない(思わせぶり)ので、どんどん疑心暗鬼になる友人5人。 もし、あの時....って悔やんで遅い。 1つの選択を誤った時かは、坂道を転げ落ちるかのように、選択を誤り続け、気づいた時にはどうにもならなくなっている。 終盤、駆け足になりすぎた?とは思ったけど、そう来たか!と。まんまと騙された。 正直、登場人物の誰にも共感はできない。 でも、恐れから見て見ぬふりをしたことって、誰かに指摘されなくとも、ずっと自分を苛み続けるんだほうなって思いました。まさに「お天道様は見ている」ってことかな。
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最後の最後のどんでん返しに、恐怖した。久しぶりに良質のサスペンスに出逢ったなぁと思うのと同時に、人生の選択を誤れないなと、真面目に平々凡々が一番だと思った。
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イギリス、オックスフォードの私立高校、グループ6人は明日の卒業式を前に、広大な屋敷に住む一人の家で飲んでいた。そして最近しているある遊びをしよう、ということになった。それは高速道路の3分間逆走ドライブだった。その結果は・・・代償はあまりにも大きかった。 それまで5人がやり切れて...
イギリス、オックスフォードの私立高校、グループ6人は明日の卒業式を前に、広大な屋敷に住む一人の家で飲んでいた。そして最近しているある遊びをしよう、ということになった。それは高速道路の3分間逆走ドライブだった。その結果は・・・代償はあまりにも大きかった。 それまで5人がやり切れていた。最後にやったのは仮免に一度落ちてしまっていたダニエル。事故は起きてしまった。対向車には幼い幼児二人と母がいて死亡。見にはいくもののそのままにして帰ってきてしまったのだ。明日は卒業式、皆優秀で未来が約束されている。ダニエル一人に責任を転嫁するか、しかし言い出したのはフェリックスだ。とその時、一番優秀だと目されているメーガンが身代わりになると言い出す。口裏を合わせあう5人。裁判では思ったより重い刑が。刑に服するも、減刑を申し出るたびに却下され、20年の服役の後に出所し、副大臣、弁護士、実業家、投資家、校長となった5人の前にメーガンは現れる。その時、5人はメーガンに何らかの義務を負うことになっていたのだ。 罪の意識はありながらも、逃れる道が示されると逃れようとする、しかし頭にはやはり罪の意識はある。20年後の悲劇も、やはり罪の意識からの切迫といえる。メーガンから圧迫される5人の緊張と傲慢な心情描写と、またメーガンが現れたことで呼び起こされる学生時代のメーガンに対する心情描写がこの本の醍醐味だろう。 しかしなぜメーガンが罪をかぶったのか、成就しない恋と家族関係になっているが、ちょっと弱い気がした。5人は裕福な家で、メーガンだけは貧乏な奨学生、という設定になっていて、裕福ななかに入り込めないメーガン、という描写もあるのだが。また、捜査が甘いのかな、偽証は見破れたのでは、などとちらっと思ったが、でもこの物語は、5人と1人の、心の振幅描写にあると思うので、きっかけの出来事ということでいいのか。化学好きのフェニックスが仲間を元素にあてはめているのがおもしろかった。 2021発表 2024.5.1発行 図書館
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何かでオススメに出てて期待したが駄目だった・・・。 苦手なパターンの海外小説であった、海外作品はミステリーよりはサスペンスのほうが多い気がする。 改めて自分はサスペンスは苦手かもと感じ始めた。 内容は終盤以外はワクワクすること無く終わった。
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表紙も仕掛けの1つだった。見事に騙された。 ラストシーンのくだりはちょっと無理を感じてしまったが、じぶんの都合しか考えいない人たちに起きる最後としては、かなり「マシ」な結末にはなったのではないと思う。途中の選択(分岐)次第では、もっと悪い結末はいくらでもあったのだから。
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