小説8050 の商品レビュー
500頁だけどとても読みやすく、すんなり読み終わった。なにが誰のなんのトリガーになるかわからない。自分の言動には気をつけようと思った。
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読んでる最中、息継ぎを忘れて、苦しかった クライマックスで嗚咽した 読了後衝撃でしばらく放心していた これは。子供を育てているすべての親が読んだ方がいい気がする、読んでほしい、心から 傲慢な人間も、気が弱く優しい人間も、いじめをしたことがある、いじめられたことがある、どちら...
読んでる最中、息継ぎを忘れて、苦しかった クライマックスで嗚咽した 読了後衝撃でしばらく放心していた これは。子供を育てているすべての親が読んだ方がいい気がする、読んでほしい、心から 傲慢な人間も、気が弱く優しい人間も、いじめをしたことがある、いじめられたことがある、どちら側の人間も 自分のやってきたこと全てを肯定できる人間、全てが正しかったと言える人間なんていないのだから 父親、母親、ともに完全には共感できない、厳しすぎるし甘やかしすぎだし、その対応間違えているだろうと思う箇所がいくつもあった だが、揉め事、事件事故の当事者になったとき、冷静でいられる人なんているのだろうか ましてやそれが家族だった場合 辛すぎて、胸が抉られて、ページを捲る手が止まらず、しかしこの希望のあるエンディング 物凄い傑作だと思った あの、息子が、ここまで変われるとは 「8050問題」を引き起こさない家庭に変わりたい、と決心して動いたのは父親であり、紛れもない引きこもっていた本人だ。 学校も社会も、楽しいことばかりではなく、苦しいこと、辛いこと、心が折られること、信じられないような嫌な人間に出くわすこと、がある それでも生きる糧になるのは、自分の場合、母親だった。ずっと味方でいてくれて、愛をくれた、見捨てないでいてくれた母親だった この物語の母親の自己陶酔、自己中心的な言動や行動には辟易としたが。 娘(姉)も結果自分を守ることのできる、自分で行動を起こせる、強い女性で良かった。 いじめっ子、加害者側が完全な悪として描かれる時、 物語では罰せられるのに 日本の現実社会では逃がされる、罪が軽い、その無念さをいつも思う 集中できる時間帯に読んでよかった
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するする読めました。 父親の覚悟、息子を思う気持ちが伝わってきました。 腕の良い弁護士さんに出会えて良かったね。
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一気に読ませます。ただし、タイトルとは違い、これは小説5020です。面白いんですが、なんとなく世間で話題になっていることをつぎはぎして作ったような感じが透けて見えて、感動とか心揺さぶられる、とかには至りませんでした。
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8050問題というよりはその可能性と向き合い方。読者としては、第三者目線なのでもっとこうすればいいのに、そういうところだろうなと問題を可視化してしまうが、果たしてそこに自分がいた場合どうだろうか。父親、母親、息子、姉、加害者、どの立場にいたとしても回避出来ず、同じような思考で行動...
8050問題というよりはその可能性と向き合い方。読者としては、第三者目線なのでもっとこうすればいいのに、そういうところだろうなと問題を可視化してしまうが、果たしてそこに自分がいた場合どうだろうか。父親、母親、息子、姉、加害者、どの立場にいたとしても回避出来ず、同じような思考で行動したのではと、少しぞっとした。面白いという感想は違うかもしれないが、小説として展開が良く、読んで良かった一冊になった。
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自分の家族を見直す良い機会となる。自分事として読み進めると主人公の家族に感情移入してしまいあっという間に読了。息子、兄妹、母、父、立場によって考え方、悩み、思い描く未来が異なり様々視点から思いを寄せることができる。違う作品も見たくなりました。
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いじめが原因で中学生の息子がひきこもりになった。 やがては暴力を振るうようになり、ここにきて父親の意識が変わる。 働くこともなく、ひきこもりのまま成人して親の年金で生きていく。 そのまま親が80代、子供は50代になる。 8050の問題を恐れる気持ちはあるが、この話の核はいじめで...
いじめが原因で中学生の息子がひきこもりになった。 やがては暴力を振るうようになり、ここにきて父親の意識が変わる。 働くこともなく、ひきこもりのまま成人して親の年金で生きていく。 そのまま親が80代、子供は50代になる。 8050の問題を恐れる気持ちはあるが、この話の核はいじめであって8050問題とは違う。
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昨日買って、一気に読みました。 ひきこもりの息子と家族の戦いの物語。 なぜ、息子がひきこもりになったのか、 真相を知ることから、戦うことで自分たちも傷つきながら立ち直っていく。 ここに出てくる高井という弁護士みたいな人はいるのかなとは思ったけれど、歯科医の父親みたいな人やその妻み...
昨日買って、一気に読みました。 ひきこもりの息子と家族の戦いの物語。 なぜ、息子がひきこもりになったのか、 真相を知ることから、戦うことで自分たちも傷つきながら立ち直っていく。 ここに出てくる高井という弁護士みたいな人はいるのかなとは思ったけれど、歯科医の父親みたいな人やその妻みたいな人はざらにいそう。 読後感は悪くないです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
つまらなくはないです。ただ、書店で手に取り読み始め、すぐ購入を決めた時の期待からは大きく外れました。翔太の人物が意図せずに崩壊していると感じます。復讐とは具体的に何をしようとしていたのか、どう考えていたのかもっと話を聞きたかった。書き切らないのは筆者が読者に「引きこもる人の人格ってこんな感じだよね」と、同一認識を持ってくれているという勝手な思い込みを感じます。引きこもる人間を軽視している気すらしてしまいました。 女性達の描写は相変わらずシニカルでコミカルで面白かったです。 これは誤解を招く言い方なので迷いますが、最初から赤川次郎だと思って読むと、なんか納得いって素直に楽しめたと思います。しかし、理事を務める大学のいきなりの不祥事など色々あって一皮剥けたであろう林真理子が書く社会問題と絡めた小説、と思って読むと、残念な読後感となります。
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引きこもりの話だが、「80歳50歳」ではない。 「そして30年後、、」みたいな展開があるかと期待していたら読み終わってしまった。 「親がここまで時間とお金をかけて尽力していれば早めに引きこもりから脱せるよ」みたいなメッセージかな、、、
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