領怪神犯(3) の商品レビュー
民俗学ミステリー『領怪神犯』3部作、完。 2作目で深まった世界観はそのままに、伏線を回収しながら一気に駆け抜けた。わたしが信じたいものはなんだろう、わたしが守りたいものはなんだろう… 調査員たちがとにかく魅力的で、「また会いましょう」という気持ちで本を閉じた。
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なんかもう色々ぶち込んできたー はい、『領怪神犯』完結の第3巻です 神様なんでね 古事記とかもちょこっとぶち込んできたりね もうほんとにこれ収拾つくの?ってくらいぶち込んでくるのを、わいは「ごった煮設定」と呼んでおります たぶんこれ流行ります はい、前巻で予想した上の方で暗...
なんかもう色々ぶち込んできたー はい、『領怪神犯』完結の第3巻です 神様なんでね 古事記とかもちょこっとぶち込んできたりね もうほんとにこれ収拾つくの?ってくらいぶち込んでくるのを、わいは「ごった煮設定」と呼んでおります たぶんこれ流行ります はい、前巻で予想した上の方で暗躍してたのが出てきます もちろんそいつも(ネタバレだめ)だったわけですが、実はこっちにも(ネタバレだめ)がいて、もうエライことになってますが、最後はもう問答無用!だって(ネタバレだめ)だもん! いやー面白かったなー んでほんと今どきの感じだったよね ちょっぴりカードゲーム的要素もあってね(あくまでちょっぴりね) この神様は強力だけど、この神様にだけは負けちゃうでもこいつ使いづらい、この神様は弱いけどアシスト能力が…みたいな感じね ずーっと短編を繰り返して神様カードの能力説明をしてたわけですな、要するに うーん、今どき そしてまんまと乗せられてしまったわー 一応先もありそでなさそでありそな終わり方 ちょっぴり期待して待っとこー
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10〜20代前半に多大な影響を受けた大塚英志の小説、彼が原作を担当した漫画達を思い出した。そういった作品にもあった民俗学の香りを感じつつも、それらの作品にはなかった綺麗な終わり方に心が洗われ、思わず胸が熱くなった。元々、神は人の想いにより生まれたものであり、おのおのが強い想いを持...
10〜20代前半に多大な影響を受けた大塚英志の小説、彼が原作を担当した漫画達を思い出した。そういった作品にもあった民俗学の香りを感じつつも、それらの作品にはなかった綺麗な終わり方に心が洗われ、思わず胸が熱くなった。元々、神は人の想いにより生まれたものであり、おのおのが強い想いを持ってそれに向き合う終盤はそりゃたまらないよね。 可愛らしい、くわすの神は終盤にも活躍の場があって良いね。真っ白な糸で包んで強制退場させる能力はきらりと光っている。
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物語をまとめる3冊目。最終巻。 現在に戻り現実と過去と改められた過去とが重なり合い透けて見えるちゃんと立っていられなくなる回。 知られずの神とそこに在わす神、人に認識されて何某かの感情を捧げられ続けることが神としていられる理由であるならば、権能が忘却にあることに祈るということの身...
物語をまとめる3冊目。最終巻。 現在に戻り現実と過去と改められた過去とが重なり合い透けて見えるちゃんと立っていられなくなる回。 知られずの神とそこに在わす神、人に認識されて何某かの感情を捧げられ続けることが神としていられる理由であるならば、権能が忘却にあることに祈るということの身勝手さを押し付けられている気がした。 最後が駆け足で二拠点を往復するもんだからごっちゃにはなるけれど、場面としての説明が少なくエモさ少なめ感情を呼び起こす小道具などがあるから読みやすい。
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良い完結編だった! 最後の宮木さんらしい選択良いなぁって思いつつ、その選択が本当に最善だったのか問いかけるような余韻も残してるのが良い。 徹底的に「神とヒトは考え方が違うもの」って前提で組み立てられてる世界観なのですが、豊穣の神のあり方は特になるほどなー!って思いました。 現実の世界各地の地母神とかも実は同じような行動原理だったら……と嫌な想像をかき立てられてしまう説得力ある。 もう一度、「どの時点で、誰が何を知っているのか」をちゃんと確認しながら1巻から再読したくなった。
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終わってしまった! もっともっと読んでたかったー。 でもきっと一番良い終わり方なんだろうな。 なんか本当にありそうな世界で、どっぷりハマってしまった。 そこに在わす神や蚕の神とか、泣ける。 ラストもとてもよかった。 新シリーズとか始まらないかなぁ。 いや、でもこれで終わりの方がい...
終わってしまった! もっともっと読んでたかったー。 でもきっと一番良い終わり方なんだろうな。 なんか本当にありそうな世界で、どっぷりハマってしまった。 そこに在わす神や蚕の神とか、泣ける。 ラストもとてもよかった。 新シリーズとか始まらないかなぁ。 いや、でもこれで終わりの方がいいのかな。 とにかくめちゃくちゃ好みの本だった。 もう一回一作目から読み直そう。
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一貫して日本的神の在り方をモチーフに取り入れた物語でした。そしてそれが面白い。3巻完結なのが勿体ないくらいですが、短いにもかかわらず壮大で着地もしっかりしていて良い読後感でした。今後の作品も楽しみです。
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烏有さん達が宮木おじいさん達に悪者扱いされた時は焦った。 宮木礼さんが何も覚えてなくて、おじいさんの口車にのせられて烏有さん達を敵だと考えてしまうのではないかと怖かった。 烏有さん達が何をして何を守ってるのか分からないから、信じられない。仕方が無いけど悲しい。 江里さんが無事だったと分かった時の安堵が凄い。 梅村さんずっと後悔してたんですね。 まさか宮木おじいさん達が国生みの神にいいように使われてたとは。 桑巣の神や件の神がまた助けてくれた。 そこに在わす神がずっと守ってくれていた。 宮木礼さんは神義省に居た頃からあきつ神と一緒にずっと戦っていたのか。 誰も覚えてないけど良かったんだろうね。 まだ終わってないけど良かったと思える世界。
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webで読んでいたものの、改めて読み返すと本当に素晴らしかった。 宮木礼が烏有に感謝を伝えるシーン、蓮華畑で烏有が切間と再開するシーンは特に涙があふれた。最後は全員あるべき姿に戻ることができて良かった。宮木だからこの世界に戻ることができたのだと思う。 世代を超えて、神と関わりながら国を守り人を守る人々を描いた本シリーズ。一人でも多くの人に読んでほしい。また一つ、大好きなシリーズに出会うことができた。きっとこれからも大切なシリーズとして、わたしの心に残り続けると思う。人が神に祈るように。
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民俗学ミステリーにSF要素を足して二世代に渡る奮闘を描いた内容 先に領怪神犯1,2を読まないとあまり楽しめないかも
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