コレクターズ・ハイ の商品レビュー
「推し」に人生を捧げる。 なにゅなにゅオタクの私、クレーンゲームオタクの森本さん、髪オタク美容師の品田。その愛は一方通行だったはずなのに、気がつけば歪んだトライアングルから抜け出せなくなっていて……。 「オタク」っていうとイメージ悪いけど「推し活」とかっていうとハードル下がるから...
「推し」に人生を捧げる。 なにゅなにゅオタクの私、クレーンゲームオタクの森本さん、髪オタク美容師の品田。その愛は一方通行だったはずなのに、気がつけば歪んだトライアングルから抜け出せなくなっていて……。 「オタク」っていうとイメージ悪いけど「推し活」とかっていうとハードル下がるから不思議。でもしんどい毎日を乗り切るためには推しの1つもあったほうがいいのも事実。入れ込みすぎると大変なことになるけどね。みんなそれぞれ歪んでて興味深く読みました。
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コレクションに関するヲタ活の物語。 最初は森本さんとの関係くらいなら良いんじゃないかな?と思って読んでいたのだけど、 最終的にかなり力を行使するような行動にでてしまい そうなってしまうのか…と。 自分とは違うコレクションの仕方をしている人を 下に見ていたわけだけど、 そのコレ...
コレクションに関するヲタ活の物語。 最初は森本さんとの関係くらいなら良いんじゃないかな?と思って読んでいたのだけど、 最終的にかなり力を行使するような行動にでてしまい そうなってしまうのか…と。 自分とは違うコレクションの仕方をしている人を 下に見ていたわけだけど、 そのコレクションをしていない人から見れば どっちもどっちと思え、複雑な気持ちになった。
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2024.11.30 村雲菜月『コレクターズ・ハイ』 #読了 こういう作品好きだわー。逃げたくなっちゃうよね。 私は大学時代、突然何もかも嫌になることがわりによくあった。 amzn.to/49bBOmD #PR #読書 #純文学
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前著「もぬけの考察」が好きだったので読んでみたけど、前作のようなキレは感じなかった。全体的に借り物の狂気という感じで、キャラクター達の深淵に迫り切れていないなぁと感じた。もぬけ〜との共通点は空虚感と不気味さ、主人公の気力の低さ。 なにゅなにゅは現実世界でのちいかわみたいなものか...
前著「もぬけの考察」が好きだったので読んでみたけど、前作のようなキレは感じなかった。全体的に借り物の狂気という感じで、キャラクター達の深淵に迫り切れていないなぁと感じた。もぬけ〜との共通点は空虚感と不気味さ、主人公の気力の低さ。 なにゅなにゅは現実世界でのちいかわみたいなものかと思いながら読んでいた。確かに、遡るとリラックマとか、サンリオとか、ディズニーとか、鬼滅もかな。グッズをあまりに沢山集めて身の回り全てそれで染める人はちょっと狂気じみててこわいなと感じる。金を持て余した富豪でもなくて、意外とお財布事情カツカツでも次々に購入して置く場所がない、みたいな人も見かける。そこにどんな衝動があるのだろうと率直にインタビューしてみたい。 美容室とクレーンゲームの人に感じた気持ち悪さは絶妙で面白いんだけど、コレクターズハイとはまた違う性的嗜好みたいなフェチズムの領域になってしまうからちょっと同じ括りには出来ない気がする。会社の先輩のは他者研究ハイみたいな感じだし。まぁでも、主人公は髪のケアにしろクレーンゲームにしろ上手くやってきたつもりが、気付けば他人の危険な領域まで入って来てしまっていたみたいなゾッと感はあった。 全体的に余計な描写が多くて動きがあるまで読むのがけっこう苦行だった。作者さんもあんま書いててノッてなかったんじゃないかと思う。 最後の描写は好きだった。SNSの赤なにゅ無限回収の女に遭遇した時の心境描写が面白かった。まぁここまで来ると強迫観念に近いんだろうから、飽きるまでやるしかないと思う。他に夢中になることが出来れば自然とやめるだろうけど。ガチャガチャとか毎月すごい量出てるし、なんでもかんでもグッズ化されるようなちょっと異常な市場が今の日本にはあるというのは感じるよね。物に溢れている。そんなにお金はないのに物を買って手に入れることが幸福だと洗脳されそうな危うさがある。でもそういうテーマとしては今作はちょっと芯を捉えていないというかふわっとしていたかな。
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読友さんのレビューで気になっていたこの本。推し活に焦点を当てた社会派作品か。私も以前は結構色々集めたがりだったのでめちゃくちゃ共感出来た。今は部屋のスペースを考えてあまり集めなくなったけど、小説のサイン本はついつい買ってしまう。この主人公の女性は謎のグッズ「なにゅなにゅ」にまつわ...
読友さんのレビューで気になっていたこの本。推し活に焦点を当てた社会派作品か。私も以前は結構色々集めたがりだったのでめちゃくちゃ共感出来た。今は部屋のスペースを考えてあまり集めなくなったけど、小説のサイン本はついつい買ってしまう。この主人公の女性は謎のグッズ「なにゅなにゅ」にまつわるものを集めている。クレーンゲームにもそのグッズがあり、取ってもらう代わりに頭を撫でさせると。それもWinwinなら良いかと。推し活は基本賛成派。それで当人が満足して自己肯定できるのならどんどんすれば良いかと。もちろん分相応に。
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とても読みやすかった。 が、わたし自身がコレクションにあまり興味がないタイプなので、ものすごく第三者的に読んでしまった。 主人公はトイメーカーの社員で、なにゅなにゅキャラクターを集めている。 なにゅなにゅは、ぽや~んと癒し系のゆるキャラらしく、主人公は苛立つことがあると、「な...
とても読みやすかった。 が、わたし自身がコレクションにあまり興味がないタイプなので、ものすごく第三者的に読んでしまった。 主人公はトイメーカーの社員で、なにゅなにゅキャラクターを集めている。 なにゅなにゅは、ぽや~んと癒し系のゆるキャラらしく、主人公は苛立つことがあると、「なにゅなにゅはこんなことで怒ったりしない」と自分の気持ちを落ち着かせている。 そういう心の杖みたいなのは誰にもあったほうがいいけれど、この主人公はどうも危なっかしいというか、なにゅなにゅを信奉するのと同じ勢いで、自分の周囲の人たちを、固まったある1方向からしか見ていない。 で、結局、自分が信用していたり尊敬していた人たちに幻滅を覚えることが発生し……。 ――って、いや、かなりヤバかったよ、森本さんとか! そもそも、そんな人をまるっと信用して、ちょっと尊敬までして、どうする! チョロすぎるだろ、主人公! などと、終始、母のよーな視点で読み進めてしまい、 「うんうん、こーやって人はオトナになっていくんだね~」 と、結論まで親くさくなってしまった(笑)
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『なにゅなにゅ』というゆるキャラに癒しを感じて以来、グッズを収集するのが趣味になった主人公は、カプセルトイを作る会社に勤務している。自分の好きな分野の仕事に就けたはずなのに、自分の嗜好と利益優先の会社とではズレがあって、こんなはずでは…というジレンマを抱えて生きていた。そんな彼女...
『なにゅなにゅ』というゆるキャラに癒しを感じて以来、グッズを収集するのが趣味になった主人公は、カプセルトイを作る会社に勤務している。自分の好きな分野の仕事に就けたはずなのに、自分の嗜好と利益優先の会社とではズレがあって、こんなはずでは…というジレンマを抱えて生きていた。そんな彼女はなにゅなにゅコレクションにのめり込み、抜けでられない沼にハマっていく。 叢雲菜月さんの少し前に読んだ『もぬけの考察』が面白かったので読んでみました。この作品も面白かったです! ここに出てくる人達は何かのオタクです。真っ黒ストレートの髪の毛好きだったり、ゲーセンのクレーンゲームだったり。世の中にどこにでも居そうな本来微笑ましいはずのオタ活、推し活も、一歩間違えるとなんか怖くなる。そんな世の中のリアルさを感じさせるストーリーでした。短いけれど引き込まれます。 癒される具合、ちょうどいい具合を自分で知ってセーブすることって大切ですが、ガチャなどで「コンプしなくては」とか余計な欲望に負けてしまうことってあるかもしれませんね。あと、同じモノを押していて集めていても、何かで他人と勝ち負けを勝手に測って優越感や劣等感にはまったり。ある人は犯罪スレスレの行動をしたり。うーん、なんか考えちゃいますね。 誰に迷惑をかけるので無ければ自由に押したり集めたりするのはいいとは思うんですけどね。 ゆるキャラはゆるく押しましょうよ。自戒を込めて。
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【試し読み】 https://gendai.media/articles/-/118599 https://gendai.media/articles/-/124113 https://gendai.media/articles/-/124128 https://gendai.m...
【試し読み】 https://gendai.media/articles/-/118599 https://gendai.media/articles/-/124113 https://gendai.media/articles/-/124128 https://gendai.media/articles/-/124132 https://gendai.media/articles/-/124134 https://gendai.media/articles/-/124529 【内容紹介】 https://gendai.media/articles/-/124244 【書評・エッセイ】 麻布競馬場 https://gendai.media/articles/-/124243 竹田ダニエル https://gendai.media/articles/-/124430 田村正資 https://gendai.media/articles/-/124431 年森瑛 https://gendai.media/articles/-/124438 宮田愛萌 https://gendai.media/articles/-/124538 安堂ホセ https://gendai.media/articles/-/124643 倉本さおり https://gendai.media/articles/-/124644 羽佐田瑶子 https://gendai.media/articles/-/124238 三宅香帆 https://gendai.media/articles/-/124426 清繭子 https://gendai.media/articles/-/124046 渡辺祐真 https://gendai.media/articles/-/124545 ひらりさ https://gendai.media/articles/-/128692 岡本真帆 https://gendai.media/articles/-/129219 熊代亨 https://gendai.media/articles/-/129371 【本の名刺】 https://gendai.media/articles/-/124432 【インタビュー】 https://gendai.media/articles/-/124570 https://gendai.media/articles/-/124620 https://gendai.media/articles/-/124760 https://gendai.media/articles/-/124719 https://gendai.media/articles/-/124761
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オタクのマウント取りたがる心理描写や沼にハマって見境いがなくなっていく様子は面白いな、と思いながら読んだが、感情移入はできないまま読了した。
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好意を盾にして、エスカレートし逸脱する自分の行為・欲望を正当化する、推し活・愛・熱中は本当に狂気じみてる。何事も線引きが大事だね… 物語中に出てくる、「オタク」やネットの解像度が高くて、周りにもこういう人いるなと思い出しながら読んだ。同じ缶バッチ付けまくる理由がわからなかったんだ...
好意を盾にして、エスカレートし逸脱する自分の行為・欲望を正当化する、推し活・愛・熱中は本当に狂気じみてる。何事も線引きが大事だね… 物語中に出てくる、「オタク」やネットの解像度が高くて、周りにもこういう人いるなと思い出しながら読んだ。同じ缶バッチ付けまくる理由がわからなかったんだけど、シンプルに数でマウントを取るアクションなのだと知りへぇだった。
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