それは令和のことでした、 の商品レビュー
あーそうかな、そうじゃないかな。ほら。 という短編もあり、最後の一行で苦笑いになる話もあり。すらすら読みやすかって
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かなり今の世相を表した短編集だった。夜寝る前に少しずつ読んでいたんだけど、先が気になりすぎて、一話読み終わるまで眠れなかった 「有情無情」にめっちゃ共感。ほんとあるあるだよねー。「彼女の煙が晴れるとき」も好き。「一日、一日、老いていく」の一文に共感していたのに、まさか•••。ど...
かなり今の世相を表した短編集だった。夜寝る前に少しずつ読んでいたんだけど、先が気になりすぎて、一話読み終わるまで眠れなかった 「有情無情」にめっちゃ共感。ほんとあるあるだよねー。「彼女の煙が晴れるとき」も好き。「一日、一日、老いていく」の一文に共感していたのに、まさか•••。どの話も気もちよく騙された
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ブランチで紹介されていて購入。 短編集で読みやすかった。 たしかに令和らしい話題やオチばかりで、今はタイムリーな話題でもいずれはこれが昔話になるのだろう。 最後の一行まで真相がわからないおもしろさがあった。 特に「彼の名は」は、後になってみればわかりそうなものだが、読んでいるうち...
ブランチで紹介されていて購入。 短編集で読みやすかった。 たしかに令和らしい話題やオチばかりで、今はタイムリーな話題でもいずれはこれが昔話になるのだろう。 最後の一行まで真相がわからないおもしろさがあった。 特に「彼の名は」は、後になってみればわかりそうなものだが、読んでいるうちは最後まで気づかず、まんまとやられたという感じだった。 一方で、ハードルを上げ過ぎていた感じはあるが、感動ものも含めて後味の悪い話が多かった。個人的には、ミステリーならもう少しスカッとする方が好みかと…
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王様のブランチで紹介されていて気になって購入。 好きだったのは以下の2篇 ・彼の名は 教育方針は家庭それぞれだといえどさすがに酷すぎるだろ…の連続。中でも太郎が一番苦しんでいた理由が本当に酷くて… こんな話しをよく思い付くな…と思いました(褒めてる) ・彼女の煙が晴れるま...
王様のブランチで紹介されていて気になって購入。 好きだったのは以下の2篇 ・彼の名は 教育方針は家庭それぞれだといえどさすがに酷すぎるだろ…の連続。中でも太郎が一番苦しんでいた理由が本当に酷くて… こんな話しをよく思い付くな…と思いました(褒めてる) ・彼女の煙が晴れるまで 個人的にはこの話がスッキリ騙された感覚で一番好きでした。まんまとやられた。
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爽やかなYAものやハートフルなものを連続して読んでいると、ガツンとした重いものが読みたくなる。 歌野さんはお初で、このタイトルに惹きつけられた。読み進めるだけでイヤな気分になるのに、最後の最後に奈落の底へ突き落とされる話から、明るい希望がほんのちょっと見える話まで、どれも読み応...
爽やかなYAものやハートフルなものを連続して読んでいると、ガツンとした重いものが読みたくなる。 歌野さんはお初で、このタイトルに惹きつけられた。読み進めるだけでイヤな気分になるのに、最後の最後に奈落の底へ突き落とされる話から、明るい希望がほんのちょっと見える話まで、どれも読み応え十分だった。 令和の世ってSNSにヤングケアラー、毒親、LGBTQ、小さな親切が余計なお世話、まさにこの短編集に出てくることばかり。 生きづらい世の中だな。
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読者をミスリードさせ、物語の根本からその背景をがらりと変えて結末へと持っていく。歌野氏の「葉桜の季節に君を想うということ」にも描かれていたように、読者は思いがけない結末に導かれる。 「彼の名は、君は認知障害で、無実が二人を分かつまで、彼女の煙が晴れるとき」の4作には見事に予想を覆...
読者をミスリードさせ、物語の根本からその背景をがらりと変えて結末へと持っていく。歌野氏の「葉桜の季節に君を想うということ」にも描かれていたように、読者は思いがけない結末に導かれる。 「彼の名は、君は認知障害で、無実が二人を分かつまで、彼女の煙が晴れるとき」の4作には見事に予想を覆された。 他の作品も大変読み応えがあり、作者の思うがままに操られてしまった。 大変満足した小説だった。
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「彼の名は」 「有情無情」 「わたしが告発する!」 「君は認知障害で」 「死にゆく母にできること」 「無実が二人を分かつまで」 「彼女の煙が晴れるとき」 「花火大会」 8話収録。 それぞれの作品に令和の時代の生き辛さや多様性が反映されている。 一話から強烈。 独自の価値観で突...
「彼の名は」 「有情無情」 「わたしが告発する!」 「君は認知障害で」 「死にゆく母にできること」 「無実が二人を分かつまで」 「彼女の煙が晴れるとき」 「花火大会」 8話収録。 それぞれの作品に令和の時代の生き辛さや多様性が反映されている。 一話から強烈。 独自の価値観で突っ走る母親を持ったばかりに起きた悲劇。 これは笑えない。 二話も悲劇だが、善意で取った行動が誤解を生み、まさかの顛末を迎える。 同情を禁じ得ない。 四話のオチにホッとしたのも束の間、その後も不穏でゾクゾクが止まらない。 どこへ転がるか想像出来ない意外性に満ちた一冊。
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8つの短編から成る作品。 ストーリーが中途半端に終わってあまりスッキリしないものもあるので、好みが分かれるかもしれない。
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二度読み必至。 短編なのに深く、広く そして高くから 最後に突き落とす感じが凄い。 えっ⁈と思わず 声が出てしまうような結末も どんどん加速し たたみかけてくる展開に 納得させられてしまう。 タイトルのとおり 今、この令和という 多くを求めすぎるあまり 逆に息苦しく、厳しく、狭い...
二度読み必至。 短編なのに深く、広く そして高くから 最後に突き落とす感じが凄い。 えっ⁈と思わず 声が出てしまうような結末も どんどん加速し たたみかけてくる展開に 納得させられてしまう。 タイトルのとおり 今、この令和という 多くを求めすぎるあまり 逆に息苦しく、厳しく、狭い ギスギスした時代だからこその 物語が多かったように思う。
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何か違和感を感じても戻れないものだな。 騙されないぞと自覚しながら読み始めても自分のアンコンシャスバイアスに気づくのは最後の方で。 全く異なる切り口の短編なのでサクサク読める。
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