すごい傾聴 たった15~30分の「1on1」で「人間関係」が驚くほどよくなる の商品レビュー
漫画で分かりやすいけれど、細かい所は奥深い。相談を聞いているとつい自分の意見やアドバイスを被せがちだが、それは滑る傾聴。 ①いい人ぶらず素のままの自分で聞く。 ②言葉を聞くな、追体験せよ ③思考を追うな、感情だけを追え。 ⭐︎自分の理解が合っているか、「合っていますか?間違って...
漫画で分かりやすいけれど、細かい所は奥深い。相談を聞いているとつい自分の意見やアドバイスを被せがちだが、それは滑る傾聴。 ①いい人ぶらず素のままの自分で聞く。 ②言葉を聞くな、追体験せよ ③思考を追うな、感情だけを追え。 ⭐︎自分の理解が合っているか、「合っていますか?間違っていたら教えてください」と伝え変え返しで確認する。 ★パターンに当てはめて決めると滑る傾聴になる ⭐︎上司が部下に「解決策」を示すことはできない。そうではなく「私は部下のことを何も知らない」という姿勢を貫きながら、部下と一緒に考えることが「傾聴」。 ⭐︎相談の内容がレポート(要約)ではなく「セリフ」を正確に再現するようになると「感情」が動き出す。 ⭐︎助言してもいいのは求められた時のみ。 ⭐︎幼少期に、無意識に、心に刻まれ、大人になっても自覚化されていない(信念価値観)は、えてして融通のきかない凝り固まったものになりがちです。一方で、自分にはこのような(信念価値観)があるのだなと、意識化されたときに、それが緩み、柔軟に活用することができるようになる。話し手の(信念価値観)を見つけることが大事。 ⭐︎防衛するのをやめて、「素の自分」で得られるように支援する。そのプロセスが傾聴。人間は、誰もが「素の自分」を肯定することができれば、自然と「人間的成長」を始める。 ⭐︎感情のボキャブラリーを増やす。「感情の明確化」とは、相手から明示されない「暗黙の感情」を感じ取り推測して言語化し、相手にぶつけて確認して特定させていく方法。そうすることによって相手は自分の感情の探索を始めることができる。 ⭐︎決めつけず、押し付けず、謙虚に、遠慮がちに伝えることが大事。「もしかしたら…」を使う。
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感じたポイント ①感情と信念価値観の共感が重要 そのプロセスで相手に気づきを得てもらう ②共感と同感は別物であくまで共感する キラーワードは、あなたはそうなのですね。 ③信念価値観は無自覚だと頑固 意識的だと柔軟に対応できる 信念価値観を自覚してもらうことも大切 同じことが何度も出てくるので、まとめると半分くらいの量になる。 文字数を増やしている感がある
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『虎に翼』で桂場が発する「続けて」は傾聴の極意だったのか! 感情を呼び起こすということを特に気にかけず会話してきた自分に気付く。意識していきたい。
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すごい傾聴とはアティチュードではなく当事者感覚を養うこと。そのためのメカニズム、フレームワークが段取り良く構成されているため耳が痛い諫言もするする耳に入ってきます。良書です。
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共感と同感は別か。なるほど。 出来事を体感するのはできるけど それを言語化できないんだよな〜 ってそれは右脳使えてないからじゃん! その感情をうまく言語化できる力が必要なんだ私には。 抽象的に捉えてたけどこれからはどんどん明確化するために聞いていこうと思う。
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最初に漫画から始まる その中の悪い見本と良い見本を元にその後の話は展開されていく。 傾聴をビジネスに落とし込むのは難しいを理解 ①心理学、カウンセラーの分野 ②ビジネスシーンには時間がない ③判断を求めていない 傾聴の親による『傾聴の要件』を知れる ☑️自分らしく、あるがまま...
最初に漫画から始まる その中の悪い見本と良い見本を元にその後の話は展開されていく。 傾聴をビジネスに落とし込むのは難しいを理解 ①心理学、カウンセラーの分野 ②ビジネスシーンには時間がない ③判断を求めていない 傾聴の親による『傾聴の要件』を知れる ☑️自分らしく、あるがまま ☑️相手を中立の立場で受け入れる ☑️共感する(同じ体験をしてみる) 簡単入門本をイメージしたけど、学問ゆえに一度では理解出来ない事が分かる。ただガチガチに固められたモンでもない事を教えてくれた
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すごい傾聴は、①壁打ち相手になり質問しない。②質問していく。③エピソードに共感。④信念価値観に共感。実行することで深い関係になれることが勉強になった。
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リーダーとして、いかにメンバーの話を聴けるか。 傾聴はまさに重要なスキルである。 1on1で人間関係が驚くほど変わる。 日々実践していきます✨
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傾聴は意識しないとつい自分のことを話す様になってしまうため、「果たして自分はできているのか?」という振り返りも兼ねての読了。 形式上はできているものの、本書で納得させられることも多く、特に相手の感情に「なる」ことがとても重要になるように思えました。 ・傾聴とは、 ① 本来の自分を出しての対話姿勢(飾らない)自己一致・誠実性 ② 相手が語ることにすべてを受け止める無条件の受容 ③ 相手の目で見る、耳で聞く、心を感じる共感的理解 ・テクニックではなく、こころのありようを保つ。DoingではなくBeing(状態)を追体験する。 ・単に寄り添うだけではなく、相手の感情を理解し、相手に「なって」聞く。言葉の深層にある感情を捉え、相手に知ってもらう。 ・傾聴の目的は、自分で自分に傾聴ができるようになる。「自分は何に対して悩んでいるのか?不安なのか?」など、隠している気持ちや見ないようにしていた本当の気持ちを表に出し、自己一致(ありのままの自分)できるようになること ・Not Knowingの姿勢・無知の姿勢で聴く変に共感しようとするのではなく、無知から相手を知る姿勢を一貫し、アドバイスはしない。 ・なぜ?によるレポート(要約)ではなく、「5W1H」を使って解像度の高い右脳を刺激する問いかけをする。(エピソード想起) ・「同館」しようとするのではなく、相手の感情に「共感」をする。「私もそう思う」ではなく、「あなたはそう思うのか」の姿勢 ・自分の「信念価値」を意識し、それを相手に投影しないようにする。自分の価値観は傾聴時には捨て去るくらい。 ・傾聴のステップ ① 壁になる(会話の壁打ち相手になる) ② エピソードを聴く(解像度高い会話を聴く) ③ 「感情」を聴く(本人も気づかない感情に気づいてもらうため「質問」を重ねる) ④ 「信念価値」に共感する ・【壁】テーマを具体化し質問の際は更に具体的な内容で聴く。その中で話し相手の「そういえば…」を促す。(気づき) ・【壁】質問を具体化する際は、話し相手が話す内容を深堀りして、抽象的な聞き方で徐々に引き出していく。「それでそれで…」「もっと詳しく教えて!」 ・【壁】レポート(要約)→エピソード(具体的な場面)に転換し、相手の話を引き出しにかかる ・【エ】心理的安全性を保つためにフランクなタメ口でOK/言葉はシンプルかつ短く削る/エピソードを話してもらい、感情を蘇らせる/過去の話を想起させる問いかけ方を使う。 ・【エ】相手の体験に「限定」下共感をする。類似した「一般化」した体験でなく、その人だけの「個別化」した体験を共感する。 ・【感】微細な違いがある感情のボキャブラリーを増やすことで、話し相手の感情に対し、適切かつ、具体的に共感ができるようになる。 文末の著者のコメントにも書いてあった通り、まずは部分的に習慣化して行くことからトライしていこうと思います。 日常的にいろいろな人と会話する機会を振り返ると、感情に共感的理解をすることはほぼないので、そこからチャレンジ。
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1on1って何だ、をそれっぽく書いただけ。1on1とは傾聴しなさい、だったらあまり意味ない。傾聴とは難しい、ということが解る一冊かもしれない。
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