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つまらない住宅地のすべての家 の商品レビュー

3.5

76件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2026/04/20

題名から予想していた通り登場人物が多い。 はじめに町内図とそれぞれの家庭の紹介もあるけれど、結局終盤までどの家庭がどういう構成で、というのが覚えきれなかった。 その状態でも話は楽しく読めた 名前や家族構成くらいはわかるが、密な近所付き合いはしていないというよくある住宅地での出来...

題名から予想していた通り登場人物が多い。 はじめに町内図とそれぞれの家庭の紹介もあるけれど、結局終盤までどの家庭がどういう構成で、というのが覚えきれなかった。 その状態でも話は楽しく読めた 名前や家族構成くらいはわかるが、密な近所付き合いはしていないというよくある住宅地での出来事。 住んでるあたりが脱獄犯に所縁あるので、自治会で見張りをしようと会長が言い出す。 ここで私ならめんどくさいこと言う人だな、で終わってしまうが小説ではなんやかや近所の人みんな協力して見張を行う事で少しずつ交流が深まり…という和やかな展開でした。

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2026/03/13

事前に皆さんの感想を拝読し、登場人物の多さに不安でしかなかったのですが、不安は的中しページを行ったり来たり。 脱走犯の存在以外は妙にリアル。それぞれの家庭での抱えてる問題の具合もほんとにリアルカンを感じました。 住人の数だけ視点も変わるのでなかなか忙しかったです。 体の小さい両親...

事前に皆さんの感想を拝読し、登場人物の多さに不安でしかなかったのですが、不安は的中しページを行ったり来たり。 脱走犯の存在以外は妙にリアル。それぞれの家庭での抱えてる問題の具合もほんとにリアルカンを感じました。 住人の数だけ視点も変わるのでなかなか忙しかったです。 体の小さい両親の元にうまれた体の大きな子と恵一の話が好きでした。そこにピンポイントで感動してしまいました。 脱走犯の存在がつまらない住宅地の人々に、ちょっとした希望?をもたらせたのがおもしろい。そこだけが、リアルではないんだよなあ、とも思う。

Posted byブクログ

2026/02/23

登場人物が多くて何度も家族一覧を読み直し、読了までに時間もかかったけど面白かった。 ちょっと伊坂幸太郎風でもあるな、などと思いながら読んでいました。 誰の人生も主観一つで決めつけられることができるほど単純ではなくて、それが家族間であっても簡単に分かり合えるものではないという当...

登場人物が多くて何度も家族一覧を読み直し、読了までに時間もかかったけど面白かった。 ちょっと伊坂幸太郎風でもあるな、などと思いながら読んでいました。 誰の人生も主観一つで決めつけられることができるほど単純ではなくて、それが家族間であっても簡単に分かり合えるものではないという当たり前のこと、でもだからこそ理解してもらえることの尊さを津村さんは描いてくれます。オススメです。 何年か前にNHKの夜ドラでも本作を放送してたみたいで見たかったな。

Posted byブクログ

2026/02/22

住宅街の路地10軒の家の住人たち、それぞれの背景と生活模様があるが、近所づきあいは乏しく表面的な付き合いばかり。 刑務所を脱獄した女性の目撃情報、ニュースから夜間に交代で見張りを行うこととなる。これがきっかけで団結心、よりそれぞれが少しずつつながりを見つけ出していく。 近所づき...

住宅街の路地10軒の家の住人たち、それぞれの背景と生活模様があるが、近所づきあいは乏しく表面的な付き合いばかり。 刑務所を脱獄した女性の目撃情報、ニュースから夜間に交代で見張りを行うこととなる。これがきっかけで団結心、よりそれぞれが少しずつつながりを見つけ出していく。 近所づきあいは意識したことがなく、隣近所の住人たちの顔も名前もわからない。落とし物を拾って届けてくれたり、上の階で水漏れがあると差支えない範囲でできることを行う。 ある意味特殊な関係であり、唯一の頼りになることもあると振り返る。 登場人物が多くて、冒頭の「住宅地地図」を何度も確認しながら読み進めた。読み進めると人となりと温かさを感じることができる。

Posted byブクログ

2026/01/25

一つの路地に面した家々に住まう、さまざまな「家族」が、非日常的な事件を契機に、いろいろな組み合わせで相互にやりとりする。 わちゃわちゃ感は、恩田陸『ドミノ』を思い出す。

Posted byブクログ

2026/01/21

まず、タイトルに驚いた。 つまらない住宅地って…⁉️ すごいタイトルつけるなぁって。 誰かにケンカ売ってるのか?って心配になるくらい。 でも…私の住んでる住宅地もそんなもんか。 つまりは、しないな。 つまらないかもしれん。 そんでもって、登場人物が多い。多すぎる。 つまらない...

まず、タイトルに驚いた。 つまらない住宅地って…⁉️ すごいタイトルつけるなぁって。 誰かにケンカ売ってるのか?って心配になるくらい。 でも…私の住んでる住宅地もそんなもんか。 つまりは、しないな。 つまらないかもしれん。 そんでもって、登場人物が多い。多すぎる。 つまらない住宅地と見取り図があって、住んでる住民の構成が書かれてて。 何度もパラパラと読み返さないと、誰これ?と思ったもん。 ここで挫折した人の気持ちは分かる。 でも、最後まで頑張りました。 読後感は爽やかだった。 日置、あなたがしたことはあのつまらない住宅地に波紋を起こして、救われた人も居たよ。なんて、言ってあげたい気になる。

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2026/01/04

たくさんの家族が出てくる。 頭の中と本の初めにある地図や家族構成をなん度も戻って確認しながら読んだ。 疲れて、途中までしか読めてない。ので、最後がどうなるかは、わからない。

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2025/12/20

随分前に放映された井ノ原快彦主演のドラマの原作だというので手にしたが、推理小説のように登場人物が多く、見開きの「住宅地地図」の10軒の住人紹介を確認しながら読み進めた。刑務所から脱獄中の36歳の女が彼らの住宅に近づいていく過程と、それぞれに抱えている家庭事情と秘密を絡ませながら、...

随分前に放映された井ノ原快彦主演のドラマの原作だというので手にしたが、推理小説のように登場人物が多く、見開きの「住宅地地図」の10軒の住人紹介を確認しながら読み進めた。刑務所から脱獄中の36歳の女が彼らの住宅に近づいていく過程と、それぞれに抱えている家庭事情と秘密を絡ませながら、どうなるのかハラハラしたが、ほっとできるエンディングになっていて良かった。今までは疎遠だった家同士の関係が、だんだんにほぐれていくのは、孤独がちな現代社会に希望を灯すようだ。タイトルでもある「つまらない住宅地」の住人たちの人生が、平凡でつまらないと思っていても、実はさまざまな思いや感情が詰まっていることを、他者と関わるうちにわかってくる様子が、ドタバタ劇のようなストーリーから見えてきた。個性あふれる登場人物の設定も面白かった。ドラマ、見たかったな。著者の作品を久しぶりに読んだが、細かい描写と温かな結末、また読んでみたくなった。

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2025/12/07

 めちゃくちゃ好みな小説だった。  登場人物が多くて、語り手がコロコロ変わるので登場人物のページと睨めっこしながら読んだ。  そこらへんにいそうな住人たち、皆んなが主人公。誰にも悩みや問題があって、それを多面的に描写されている。小説のテーマにするには小さくて、その人にとっては大...

 めちゃくちゃ好みな小説だった。  登場人物が多くて、語り手がコロコロ変わるので登場人物のページと睨めっこしながら読んだ。  そこらへんにいそうな住人たち、皆んなが主人公。誰にも悩みや問題があって、それを多面的に描写されている。小説のテーマにするには小さくて、その人にとっては大きな問題たちが、最後には全てハッピーエンドにまとめ上げられて、読了感がとても良い。

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2025/11/30

なんていうか、地味な設定なんだけど、ニュースの背景ってこういうことかも。 行動した昭子、未遂の望と三橋夫婦。 彼氏が転がり込んできてないから暴力は振るわれてないものの、育児放棄状態の矢島家。 お互いに近所の住民と付き合いがないけど、それぞれ抱えてる問題がある。 今の日本の国民の、...

なんていうか、地味な設定なんだけど、ニュースの背景ってこういうことかも。 行動した昭子、未遂の望と三橋夫婦。 彼氏が転がり込んできてないから暴力は振るわれてないものの、育児放棄状態の矢島家。 お互いに近所の住民と付き合いがないけど、それぞれ抱えてる問題がある。 今の日本の国民の、普通の家の普通の人間が、犯罪者になり得る現実が地味に怖く、少しの交流で人間は変われることの凄さもあり、娯楽本のようた読後スッキリ感はないけど面白い。

Posted byブクログ