絶対零度のテロル の商品レビュー
テレビアニメ化も決定した人気シリーズの新刊。今回の事件は熱帯夜に公園で見つかった凍死体。いつも通りその謎は医療トリックで解明されるのだが、今作はまるで名探偵コナンの劇場版よろしく爆弾テロや公安が登場するスケールの大きな展開に。ファンにとっても新鮮で面白かった。伏線も序盤から丁寧か...
テレビアニメ化も決定した人気シリーズの新刊。今回の事件は熱帯夜に公園で見つかった凍死体。いつも通りその謎は医療トリックで解明されるのだが、今作はまるで名探偵コナンの劇場版よろしく爆弾テロや公安が登場するスケールの大きな展開に。ファンにとっても新鮮で面白かった。伏線も序盤から丁寧かつフェアに張られている。あと何より本シリーズが劇中ではまだ1年ちょっとしか時間が経過していないというのはなかなか衝撃だったw
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どちらの道を選んでも未来が見えない そんなときにどうするうか どちらの道も選べない ならば どちらの道も選ばない 自分の道は自分で探し続けるしかない
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知念さんの小説、今のところほぼ、全部読みました❗ハラハラドキドキ。続きが気になりどんどん読めます。そして、三人のやり取りも
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熱帯夜に運び込まれてきた患者の死因は凍死。 熱波の公園に裸に近い状態で倒れていたのに、だ。 しかし家族の同意が得られず 解剖して原因を調べることはできなかった。 ところがその後、新たな被害者が発見され 鷹央は桜井・成瀬両刑事を巻き込んで 調査をはじめる。 この殺され方…怖っ((...
熱帯夜に運び込まれてきた患者の死因は凍死。 熱波の公園に裸に近い状態で倒れていたのに、だ。 しかし家族の同意が得られず 解剖して原因を調べることはできなかった。 ところがその後、新たな被害者が発見され 鷹央は桜井・成瀬両刑事を巻き込んで 調査をはじめる。 この殺され方…怖っ((((;゚Д゚))))))) プロローグが被害者の独白なのですが 死因がわかってから再読すると ますますゾッとします。 それにしても、小鳥先生が感じたように 鷹央ちゃんの社会性成長ぶりが ひしひしと感じられますねぇ。 いい人間関係が築けていて嬉しいです。
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状況やストーリー自体は目新しくないが,人の生死は医学に裏打ちされ納得の結末.物語というより,そのアイデアを堪能するという一点に本作の楽しみがある.
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ずっとキャンペーンをはっていたので、そうかなと思っていたアニメ化も発表されたシリーズ。今回も安定のおもしろさ。 今回は話の中で医師の矜持みたいなことを語る場面があり、コロナ禍を経験した作者の思いを感じる場面があったのが興味深かった。
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今回は夏に凍死した人物が救急搬送されてきたことから物語ははじまります。 警察は問題はないと司法解剖を認めず、わかった身内はこれ以上は死者に鞭打ちたくないと行政解剖を拒否。荼毘に付されるのですが……。 ところが二人目の凍死者が出たことから一気に事件へと。 今回も楽しく読ませていただきました。 真夏に凍死を事件と思わない警察もいかがなものかと思いつつ読んでました。 でも、明らかに人手が足りないもんなぁとかとも思ったり、そして相変わらず小鳥先生の哀れなことよ。 お約束なので仕方ないですけどね(笑)
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知念実希人さんの天久鷹央シリーズ最新刊は、既刊作品を振り返ってもかなり毛色が異なる作品だろう。鷹央たちが、まさか国の危機を背負うとは。 九月の熱帯夜、小鳥遊と鴻ノ池が当直中の救急外来に搬送されてきた身元不明の男性。死因は「凍死」だった。司法解剖の必要性を主張するが、刑事は面倒臭そうに必要ないと告げる。当然、鷹央に大目玉を食らう小鳥遊だったが…。 「謎」という餌をおあずけされて機嫌が悪い鷹央の扱いに、いつも以上に手を焼く小鳥遊と鴻ノ池。あるきっかけから、遺体の身元は判明したのだが…。結局警察が頼ってきて、大手を振って調査に動くところまではお約束。 熱帯夜での凍死のメカニズムという謎の一つは、比較的早い段階で明らかになるのだが、どうしてそんな手間をかけたのか。今から思えば、この辺りで色々と不自然さに気づかなかったのは迂闊だった。この時点で鷹央には読めていたのか。 実は、「凍死」の謎を解いた後が本番なのだった。色々と凶悪な人間たちを相手にしてきた3人だが、サブタイトルにある通り、今回の相手はテロリスト。本来、医師が対峙する責任はないのだが、公安部まで鷹央に縋る始末なのだ。 医学的知見を総動員して謎を解くのがこのシリーズの醍醐味のはず。医学的知見もゼロではないものの、最終決戦は医学に関係ない。警察がすべき駆け引きである。鷹央も無茶をするが、肝が据わっていない(一応)ラスボスにも唖然とした。 結局、テロリストなんて、自分が死ぬのは嫌という身勝手な連中だ。某人物が発見されて大騒ぎになったが、彼もまた然り。世界には、この手の事件が日常茶飯事な地域もある。現代日本でそう起こらないと思いたいが、それは願望に過ぎない。 それにしても、作り話とはいえ、「彼」の人生は何だったのか。爽やかにまとめようとしていいるが、苦い思いが残る異色の一作だった。
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天久鷹央シリーズは全て読んでいる。 久しぶりの書き下ろし長編新刊だった。 凍死に関して、医療的、化学的な知識が付いた。
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アニメ化も決まった人気シリーズ最新作。九月の熱帯夜に男が凍死した事件と日本を揺るがす爆破テロがどのように繋がっていくかが楽しみであり、持ち味の鮮やかな伏線回収もさすがだった。また、鷹央先生と小鳥遊のテロリストと対峙した時に見せた医師の矜持がカッコよかった。それにしても、舞は残りの研修も統括診断科ですることにしたんだ。小鳥遊が不憫というかなんと言うか…まぁ、トリオでこれからも難事件を解決して欲しい。
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