本屋のない人生なんて の商品レビュー
読んでいる途中から本屋へ行きたくてウズウズしてきた。 昨年、贔屓にしていた本屋さんが閉店。 本書を読みながら、いろいろ思い出し寂しく感じた。 作中に登場する 佐藤友則さん、辻山良雄さん、島田潤一郎さんの著書も好んで読む。 SNSで流れてくる「走る本屋」の高木さん。 元気な姿に...
読んでいる途中から本屋へ行きたくてウズウズしてきた。 昨年、贔屓にしていた本屋さんが閉店。 本書を読みながら、いろいろ思い出し寂しく感じた。 作中に登場する 佐藤友則さん、辻山良雄さん、島田潤一郎さんの著書も好んで読む。 SNSで流れてくる「走る本屋」の高木さん。 元気な姿に、勝手にホッとしたり。 三宅玲子さんの丁寧な取材に頭が下がる。 本屋さんが無くて困る地域ではないので 小さな本屋さんも大型書店も便利に使える。 新たな出会いを求めて開拓に出かけようか。 それは贅沢でありがたいことだと改めて思う。
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たくさん並んだ本棚から思いがけない一冊に出会える喜びがないAmazon。利用した事はないが、ん十年前に訪れた本屋も図書館もない礼文島の人たちは便利な時代になったと喜んでいるかも。それが本屋経営圧迫しても…難しいな。
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本屋ってやっぱりいいなと思うと同時に奮闘する皆さんに涙を禁じ得ない。 地元の本屋で本を買おうと思わせてくれる本。
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本は読むものの図書館か電子書籍と紙の書籍を購入することが少なくなった。 書店があることによって、地域の成熟度が上がるという点に頷ける点はあるが、最近本を買っていないことは反省。
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何気なく手に取った本だったが、個人で書店を経営している方の生き方に尊敬の念を持った。 そして同じ志を持った人々はどこかで繋がるのだなと感じた。 今回は借りたものを拝読したが、手元に置いておきたいと感じる本だった。
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全国11の気骨のある本屋を取材し、ストーリー仕立てで届けるノンフィクション。 本屋を取り巻く状況は、ますます厳しさを増している。我々はこのことをもっと真剣に考えるべきだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
北海道から熊本まで、11の個人書店を取材したルポルタージュ。必要としている人に本を手渡す、使命感を感じた。本屋がなくて本にアクセスするのが難しい地域が意外とあることにびっくり。移動本屋の話は、江戸時代の貸本屋を思い出した(改めて調べてみると貸本屋システムすごい。本が借りられにきてくれるとか)。どんなに本離れが進んだと言われても、本屋が少なくなっても、本は人間に必要なものだと思う。 あとがきを読んだら、取り上げられていた定有堂が閉店していてショック… 本屋という空間で自分を癒す、っていう感覚はすごくわかる。なぜかはわからないけどたしかに、本屋っているだけで自分を取り戻せる感覚あるな。 ジュンク堂とか丸善とか三省堂とか、大型書店に行けばなんでもあるし、いくら見ていても飽きない。そう思っていたけど、大型書店では取り扱いのない本というのもあることを知った。そういう本を選書して、地域の人たちとそうした本の媒となる個人書店のあり方ってすてきだなと思う。 「どんな本を選び、取り揃えているかは、書店主の探ろうとしている人生の歩き方そのものだ。」
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10278083
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「本のある人生」と「本屋のある人生」は似ているけれど、ちがう。 書店が衰退しているというのは業界外でも不安視されているけれど、この本を読むと「書店をいとなむこと」と「文化を担うこと」が密接に関係していることがわかる。 本の流通の構造的な部分で、時代に合わせた柔軟な変化が求められる...
「本のある人生」と「本屋のある人生」は似ているけれど、ちがう。 書店が衰退しているというのは業界外でも不安視されているけれど、この本を読むと「書店をいとなむこと」と「文化を担うこと」が密接に関係していることがわかる。 本の流通の構造的な部分で、時代に合わせた柔軟な変化が求められるのはもちろんだが、文化を継承し、創り出していくということを自分事として考えなければいけないなぁと思う。 やっぱりこれからもずっと、「本屋のある人生」がいいなぁと思うから。
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全国の書店を取材したノンフィクション。地域で奮闘する書店の熱量に本屋に行こうという気持ちが高まる。各々の個性で地域に根付く書店良いよねぇ、近くにないけどあったら毎週見に行って吟味したいもん。にしても書店経営ってやっぱり大変よな……無くならないで。
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