すみせごの贄 の商品レビュー
「たなわれしょうき」がいい塩梅に怖くてよかったです。「とこよだけ」で真琴の現状が語られましたが、何があったか知りたいなと思いました。まだ読んでいない作品があるのかな。
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"とこよだけ"の話が『ばくうどの悪夢』の直後の話みたいで、野崎の真琴へ対する想いが切なかった…。 早く本編で真琴を復活させて欲しい!! 今回の短編集はどれも面白かった!
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『火曜夕方の客』が悲しくて悲しくて目がにじむ。 辻村ゆかりって誰だっけ?と思ったら『ずうのめ人形』のメインキャラ。『あの日の光は今も』に出てたらしい。読み直そうかな。
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好きなシリーズの馴染みの登場人物たち、出てくるだけで嬉しい気持ちになる。短編集だからどれもサクッと読めて夏の暑い日の読書にとっても良かった。地味にたなわれしょうきが一番ひんやりしたな… 短編集も良いのだけど、次は久しぶりに長編読みたいな〜!
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やっぱ物語に引き込むのは上手いなあと思う。 ただ今回の話は、最近少しオチが弱く感じたり、展開が強引に感じるものが多く感じた。特に『ずうのめ人形』の中心となった人物が絡んでくる話って、強引な展開や突飛な話の飛躍を押し通してしまう特性があるから、物語として良作なのかそうでないのか判断しにくい印象がある。 正直、比嘉シリーズって今までの作品知ってる人からしたら楽しいし、おそらく作者としてもこれまで作品に登場したキャラクターだから特性とか設定とかよく分かっていて扱いやすいから書きやすかったりするのだろうけど…、いつまでこのシリーズ続くんだろう、そもそもこのシリーズの主要人物は最終的にどうなるんだろう、時系列的に『ばくうどの悪夢』以降の展開はどうなるのか気になるのに、それよりも過去の話ばかり出されると引き延ばされているように感じる。一応、ばくうど以降の話もあったのはあったけど、何かが進展しているわけでもなし、ただ話題として出て来ただけでちょっとガッカリしたり。 そろそろ比嘉シリーズ完結させた方が、風呂敷広げすぎ感出ずに綺麗にまとまるんじゃないかな。 話に引き込むのは上手いけど、最近はビビッとくる話も純粋に怖いと感じる話も少なくなって来たし、ぼぎわんやずうのめの頃の作品が恋しい。
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1話目の「たなわれしょうき」からがっつりエグさと不気味さが詰まって人の怖さと怪異の怖さが各話共存しているので、短編集でもホラー密度は格別。 「戸栗魅姫の仕事」と「火曜夕方の客」は意外な形での着地が印象的。 琴子さんの無双っぷりが唯一の安心感で思わず陶酔してしまう。 「とこよだけ」の真琴ちゃんの立ち位置には見事騙されたなぁ。気になる彼女の状況…。 表題作の解決もてっきり琴子さんかと思ったら、辻村ゆかり!『ずうのめ人形』の絶望がチラつく。比嘉姉妹を凌駕するほどのこの人の毒々しい存在感は忘れられなくなりそうだ。
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大満足のホラー集。やっぱり野崎、真琴、琴子のこのシリーズはいい!一風変わった『戸栗魅姫の仕事』。純ホラー系の『火曜夕方の女』。最初から騙されてしまう『とこよだけ』もゾクっとする話。標題作もどういう展開か見えない中のミステリー仕立てのホラー的なストーリーで良かったです。
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今回はどれもサラッと読めてしまう。軽め。シリーズ7作目なので当たり前かもだが、既刊を読んでいないと面白さ半減だと思います(自分も記憶が曖昧なので読み返さないとなあと感じた)。 辻村ゆかりの能力も、真琴ちゃんの寝たきり状態もポカッと忘れていたよ。 長編、読みたいなあ〜。
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短篇が6つ。琴子さんが姿を現すだけで、安心感が半端ない。「戸栗魅姫の仕事」は、扉を開ける順番を覚えないと夢から出られなくなる子供の頃に震えた怖い話を思い出したし、出られなくなる繋がりでは「とこよだけ」も怖かった。そろそろ比嘉姉妹シリーズの長編をがっつり読みたい。
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「ししりばの家」以降を素っ飛ばしての本書、ちょい不安でしたが本書だけで十分楽しめた。 これ以前の巻を読んでればより楽しめるんやろなぁなのは雰囲気でわかりました。 なんでお姉ちゃんは偽名を使ってるんやろか?とかの謎もきっと語られてるんやろなぁ。 途中で物凄いネタバレ踏んだ気がしますが、まぁいいでしょ。 未読の巻を揃えたら確実に再読です。 お気に入りは「戸栗魅姫の仕事」切なすぎ。 満足しました。
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