1,800円以上の注文で送料無料

すみせごの贄 の商品レビュー

3.7

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【収録作品】たなわれしょうき/戸栗魅姫の仕事/火曜夕方の客/くろがねのわざ/とこよだけ/すみせごの贄 比嘉姉妹シリーズ短編集第3弾。 理不尽だが、一方で理由があるようでもあり。 見えないものを恐れる気持ちをもっていたほうがいいと思う。

Posted byブクログ

2024/04/24

比嘉姉妹シリーズ短編集四作目。今作は正直どの話も魅力的には感じず,どの話も面白くないわけではないけど,面白いわけでもないといった感じ 辻村先生が度々,短編集に登場するが,このキャラクターの何が良いのか理解できない。強いていうなら「火曜夕方の客」は切なくて良かった。

Posted byブクログ

2024/04/13

待望の比嘉シリーズ。相変わらずどの話もユニークで楽しい。 シリーズものとして登場人物の引き継ぎはあるけど、あくまで人物説明と事後処理を簡略化するための装置でしかなく、メインディッシュたる恐怖のモチーフは毎回違うあたりやはり信頼できる。 はやく長編で読みたい。

Posted byブクログ

2024/04/12

シリーズものですが基本的に短編なのでどこから読んでも読みやすいです。映画から知りましたが人が持っている弱さゆえの悪意みたいなものを書くのが上手くてゾワゾワワクワクして読みました。

Posted byブクログ

2024/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は比嘉姉妹よりも野崎さんの話が多かったですね。 やや民俗学っぽく、三流実話怪談雑誌ふうなのが、面白かった。

Posted byブクログ

2024/04/04

久々の比嘉姉妹シリーズ ジワジワ面白いけど何となく物足りない もっとゾワッとしたい シリーズを読み返したくなった

Posted byブクログ

2024/04/04

毎回思うのだけど、このシリーズの表紙はなんともいえない不気味さがあって好き。表題作のバケモノをイメージしたものもあれば、そうではなく「なんとなく不吉なもの」を表現したものもあり、今回の表紙はどちらかといえば後者のパターン。(作中で「すみせご」は「細長い棒のようだ」と表現されていた...

毎回思うのだけど、このシリーズの表紙はなんともいえない不気味さがあって好き。表題作のバケモノをイメージしたものもあれば、そうではなく「なんとなく不吉なもの」を表現したものもあり、今回の表紙はどちらかといえば後者のパターン。(作中で「すみせご」は「細長い棒のようだ」と表現されていたから) 内容的にはすこし物足りないものが多かったかなという印象だった。 本作は心霊雑誌『怪と幽』に掲載されたものを集めた短編集で、そのため全作がだいたい50ページというボリュームでまとめられている。まとめて読むには疲れない分量だけど、お話的にはあまり内容を詰め込めないので、少しあっさりした感じになってしまう。特に表題作の『すみせごの贄』に関してはもう少しバケモノの説明がほしかった。 というわけで☆3つ。

Posted byブクログ

2024/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もうひと展開ありそうなところで終わってしまう話が多かった。たなわれしょうきも、とこよだけも、怪異が出てきておしまい、というところが物足りなかった。一つ一つの怪異のイメージは怖い。うう〜でもなあ〜〜

Posted byブクログ

2024/04/01

野崎と比嘉姉妹が登場し、ますます面白さが増した。不気味で怖いながらもサラッと読めた。短編集なのに読み応えもあった。

Posted byブクログ

2024/03/30

辻村氏が琴子の偽名なのかと思ったけどレシピ本も出してるなら有名人だろうし、別人だな。 戸栗魅姫〜の珠美と魅姫と琴子の会話は「ぼぎわん」の主人公と琴子と偽琴子の電話みたいでスリリング。

Posted byブクログ