死因の人類史 の商品レビュー
人類史を系統立てて読んでいくというよりは、人類が大きく死ぬことになった原因を1つずつ振り返っていくという感じかな。事実が上手くまとまった資料を読んでいるような感覚で、面白く読ませる目新しい切り口があるわけではないが、主要な病気の基本情報や各国の事情、歴史が知れて勉強になった。
Posted by
死とは人類普遍の終わりである。いつの時代であれ、かならず人は死んでいる。死はかならずそこにある。 であるならば、その死がどのような死であるかを辿っていくと、人類の営みの変化を拾っていくことができる。 そんなことをやっているのが本書である。 黒死病をはじめとする感染症や、微量栄養...
死とは人類普遍の終わりである。いつの時代であれ、かならず人は死んでいる。死はかならずそこにある。 であるならば、その死がどのような死であるかを辿っていくと、人類の営みの変化を拾っていくことができる。 そんなことをやっているのが本書である。 黒死病をはじめとする感染症や、微量栄養素が知られていなかった時代のビタミン障害、はたまた交通事故死やタバコの害、遺伝病理学など様々な死が紹介されている。 もちろんそれぞれ何冊も本が出ているようなテーマであるため、深度はない話にはなるが、死という角度から横断的に人類史を見るという試みが面白い一冊。
Posted by
とってもおもしろかった。"肥満" の章に "甘い物への偏愛" という項目がある。疾病、自然災害、飢餓、公衆衛生、貧困、出産、暴力と争い、遺伝、不摂生と不品行(お酒たばこ)、自動車、延命措置の停止
Posted by
期待してたのとは違った。社会構造別にどんな死因が多いのかっていうのを知りたかったんだが。。狩猟採集社会、農耕社会、牧畜社会ごと、というか。 ペストとかは改めて怖いなーとは思ったけど。
Posted by
【鹿大図書館の所蔵情報】 https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD06021304 【選書ツアーコメント】 狩猟採集民として人間が生きていた時代、麻疹や天然痘といった感染症はほとんど 発生...
【鹿大図書館の所蔵情報】 https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD06021304 【選書ツアーコメント】 狩猟採集民として人間が生きていた時代、麻疹や天然痘といった感染症はほとんど 発生しなかったが、狩猟での事故は頻発し世界は危険に満ちていた。 定住を始めると、多くの食料を得て暴力に直面する機会は減ったが、飢饉や感染症のリスクにさらされるようになった。 科学的アプローチができるようになると感染症は激減し、平均寿命は延びたが、心疾患や認知症、がんが深刻な問題となった。 この一冊では人類がそれぞれの時代でどのように向き合い克服してきたかを最新のデータをもとに検証して読み解いていく。
Posted by
これは面白かった… 感染症、飢餓、肥満、遺伝疾患、自殺、酒や薬物、タバコ、そして自動車にまで至る、人間の死因 これを乗り越えてきた歴史は、「現状維持バイアス」との闘いにも思えた 歴史本、自然科学本、そして医学本としても興味深かった
Posted by
- 1
