死因の人類史 の商品レビュー
【鹿大図書館の所蔵情報】 https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD06021304 【選書ツアーコメント】 狩猟採集民として人間が生きていた時代、麻疹や天然痘といった感染症はほとんど 発生...
【鹿大図書館の所蔵情報】 https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD06021304 【選書ツアーコメント】 狩猟採集民として人間が生きていた時代、麻疹や天然痘といった感染症はほとんど 発生しなかったが、狩猟での事故は頻発し世界は危険に満ちていた。 定住を始めると、多くの食料を得て暴力に直面する機会は減ったが、飢饉や感染症のリスクにさらされるようになった。 科学的アプローチができるようになると感染症は激減し、平均寿命は延びたが、心疾患や認知症、がんが深刻な問題となった。 この一冊では人類がそれぞれの時代でどのように向き合い克服してきたかを最新のデータをもとに検証して読み解いていく。
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これは面白かった… 感染症、飢餓、肥満、遺伝疾患、自殺、酒や薬物、タバコ、そして自動車にまで至る、人間の死因 これを乗り越えてきた歴史は、「現状維持バイアス」との闘いにも思えた 歴史本、自然科学本、そして医学本としても興味深かった
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