ラッセンとは何だったのか? 増補改訂版 の商品レビュー
ラッセンとは何だったのか?ということばに、少しでもひっかかりを覚えるならば読んで損はないと思う。何の思い入れもないけれど、ある一定の年代のひとにとっては、そこかしこに在った「ラッセン」を知らずにはいられなかったであろう、記号としてのラッセンが、くっきりと浮かび上がる。それはとても...
ラッセンとは何だったのか?ということばに、少しでもひっかかりを覚えるならば読んで損はないと思う。何の思い入れもないけれど、ある一定の年代のひとにとっては、そこかしこに在った「ラッセン」を知らずにはいられなかったであろう、記号としてのラッセンが、くっきりと浮かび上がる。それはとても興味深いもので、タイムトラベルにも似た読書体験だった。
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80年代から90年代に流行したクリスチャン・ラッセン。2012年に行ったというラッセンと他のアートを比較した企画に合わせた小論集。前半の絵画論辺りは面白いが、受容や位置付け、再評価などまだまだ浅い印象。価値がない嫌いがベースにあるので仕方ないのかもしれない。 現代アートぽいコラー...
80年代から90年代に流行したクリスチャン・ラッセン。2012年に行ったというラッセンと他のアートを比較した企画に合わせた小論集。前半の絵画論辺りは面白いが、受容や位置付け、再評価などまだまだ浅い印象。価値がない嫌いがベースにあるので仕方ないのかもしれない。 現代アートぽいコラージュ、インテリアアート全体へ広げても良かったのではないかと思うが、ここから研究を始めようという位置付けの機会として。 逆に現代アートはラッセンより良いと思い上がってない?というのはある
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