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両京十五日(Ⅰ) の商品レビュー

4.5

21件のお客様レビュー

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2024/09/21

今年マイブームの中国小説。明の太子南京で爆破暗殺されかけ身分を隠しながら命崖で北京の都を目指すスペクタクルミステリーアクション奮闘記って感じかな。感じが多く人物も多いためもちろんスラスラは読めないけれど、続きが気になり何日も追いかけてしまう。さぁ太子は仲間4人と都に帰還できるのか...

今年マイブームの中国小説。明の太子南京で爆破暗殺されかけ身分を隠しながら命崖で北京の都を目指すスペクタクルミステリーアクション奮闘記って感じかな。感じが多く人物も多いためもちろんスラスラは読めないけれど、続きが気になり何日も追いかけてしまう。さぁ太子は仲間4人と都に帰還できるのか。

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2024/09/12

めちゃくちゃ面白い。 華文ミステリ苦手なんだよな…と思ってグズグズしていたけどあっという間。 アクションシーンも多いので(爆破、水攻め等など)、文章だけだと勿体ない。 太子が民の話を聞くシーンでは、BASARAとか、守り人シリーズのチャグムを思い出した。 続きも楽しみ。

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2024/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・あらすじ 1425年の明時代の中国が舞台。 明の皇太子である朱瞻基は遷都を成功させるために長江を南下し南京を目指していた。 いざ南京へ到着後に太子の乗船した宝船が爆破される。 金陵で捕吏をしている呉定縁は宝船爆破後、船から怪しい人物を救い出す。 そして太子暗殺の陰謀に巻き込まれていく。 ・感想 面白いー!!兎に角キャラクターが魅力的すぎる。 展開も次から次に苦難が押し寄せ、それを4人が力を合わせて乗り越えるまさに冒険小説!! 特に呉定縁が好き。 ああいう昼行灯の放蕩息子とみせかけて実力者ってのはさ…単純にかっこいいわw しかもトラウマ持ちとか属性もり過ぎてない?大丈夫?? あとやっぱり呉定縁の正体って……。 最初は単なる玉座争いの叛乱かと思ってたけど、それぞれが各々の利益のためにこの計画に連座して、そしてその主張を聞くと決して単なる悪だとは思えない。人間だなぁと感じた。 己の利を求めるのは人間の欲として当然だし、万人に平等に均等に公平な世界なんてあるはずもないし。 「畢竟、王なんてものは民を搾取し殺すものだ」という延王のセリフを想起させる。 でもそれだけじゃだめなんだと、人間として無慈悲な天の摂理にどう抗っていくべきなのか。 マクロ視点から見ざるを得ない立場とミクロ視点で関わってきた市井の人々の置かれている状況。 矛盾というかこのどうしようもない齟齬に朱瞻基はどう自分の中で結論付けるのかな。 勧善懲悪ものではなさそうだけどラストはどうなるんだろうか…。 とりあえず呉定縁が梁興甫に痛めつけられそうになる場面での相手方の主張にめっちゃドン引きました。 あと梁興甫のヴィジュアルイメージはドウェイン・ジョンソンで読んでる。 早く次買って読む!!

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2024/08/12

468ページで二段組みの厚さなのに、先が読みたくてついついページをめくる手が止まらない。中国発時代冒険小説。明朝の皇太子の朱瞻基(しゅせんき)が乗る御座船が爆発した。皇太子は父皇からの命で南京にやってきていたのだ。からくも助かり、行人の于謙、捕吏の呉定縁、医師の蘇荊渓の助けを借り...

468ページで二段組みの厚さなのに、先が読みたくてついついページをめくる手が止まらない。中国発時代冒険小説。明朝の皇太子の朱瞻基(しゅせんき)が乗る御座船が爆発した。皇太子は父皇からの命で南京にやってきていたのだ。からくも助かり、行人の于謙、捕吏の呉定縁、医師の蘇荊渓の助けを借りて一路北京を目指す。それも時間が無い。簒奪者が皇位を奪うのを阻止しなければならない。そのため十五日以内に北京に戻らなくては…。面白かった。次巻も待ち遠しい。

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2024/07/13

人名や地理など少々頭に入りにくいところもあるが、勢いに載ってしまえば、気にせず読める。 馬鹿皇太子がどこまで頑張れるか、2巻をお楽しみに。

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2024/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Twitterで、これは面白い!という感想がたくさんあったので、読んでみた。 中国史については、横山光輝の三國志や、史記、項羽と劉邦を読み込んでたので、なんとなくわかったが、明の時代について、世界史で覚えたくらいなので、さっぱり。 読んだら、詩人や政治家の引用ばかりで驚いた。知ってるのと知らないの半々くらい。でもまあなんとか、こんなことを言いたいのだなとわかるくらいの説明や注釈があるので読めた。 訳者あとがきでも、そこらへん、読者にどう配慮するか苦慮してたらしいので、良い塩梅じゃないかな、と思う。でもマジで建物や地理や服装、食べ物など知識ゼロだったら、読み辛いだろうなと感じた。資料集的な挿し絵があったら良かったのにね。登場人物一覧は助かる。ついでに地図もあったら良かったのに。予算カツカツで載せたくても掲載出来ないのかもしれないが。 内容としては、事件続きで飽きない作り。ほんとすごい。一難去ってまた一難で、ほっと息ついたら、仲間との絆深める静的ターン、それ以外は苦難をどう切り抜けるかの動的ターンで、巧み。 しかしながら、自分的にはそこまでめちゃ面白い!となるほどじゃない。まあ、面白いよ、って感じ。基礎的教養が無かったら楽しめない。映像なら、そんなもん無くても絵でわかって楽しめるだろうけど、小説だとなかなか想像し辛い。 明の皇太子がいろいろ苦労して成長する兆しがあり、そこも楽しみ。

Posted byブクログ

2024/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

明の皇太子・朱瞻基は南京で自身の乗っていた宝船が爆発する。一方首都・北京では皇帝・洪熙帝が危機に瀕していた。何者かの陰謀を防ぐため南京を脱出し北京まで15日間で帰還しなければならない、というストーリー。 呉定縁・于謙・蘇荊渓らの仲間と協力しながらなんとか南京を脱出するところや、白蓮教の凶徒・梁興甫との死闘も目が離せなく、とにかく展開が面白い。

Posted byブクログ

2024/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

波乱万丈 冒険小説 ミステリ要素、友情もあり、これ以上、何をどう表現するべきか 凄い小説を読んでしまった

Posted byブクログ

2024/06/10

 ハヤカワポケットミステリの2000番台突入記念作品。2段組の2冊で1000頁を超える華文歴史冒険小説である。感想・レビューは2巻で。

Posted byブクログ

2024/05/30

読みはじめの頃は「中国の歴史をあまり知らない自分には難しいかも」と思ったが、どんどん面白くなった。早く続きを読みたい。

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