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「働き手不足1100万人」の衝撃 の商品レビュー

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35件のお客様レビュー

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2025/11/05

労働供給制約社会の到来とそれに対する対応策は、楽しい活動を仕事にでき、三方よしの社会建設へとつながる。全ての人がマクロな観点を持ちつつミクロな活動をする着眼大局着手小局を求められる時代になろう。

Posted byブクログ

2025/10/13

人材不足の解消の一つの手段としてワーキッシュアクト(社会に対して機能している本業以外の活動)がある。つまり有償無償のボランティアやプロボノ、副業、趣味の延長など。たとえば派手な色の服を着てランニングがてらパトロールするなど。しかしそれってある程度生活にゆとりがある層(収入だったり...

人材不足の解消の一つの手段としてワーキッシュアクト(社会に対して機能している本業以外の活動)がある。つまり有償無償のボランティアやプロボノ、副業、趣味の延長など。たとえば派手な色の服を着てランニングがてらパトロールするなど。しかしそれってある程度生活にゆとりがある層(収入だったり、時間だったり)ができることで、本業や子育てや介護が忙しい人たちは難しいだろうな。だったら趣味やバイトや自己投資の勉強したいと思うだろう。何かメリットや楽しいことがないと。 他の手段は機械化・自動化、シニア、ムダ改革。客が店員にすべてを任せっきりにせず、自分でもやる(セルフレジ、配膳ロボットの調整)。 ここでも出てきたドイツの哲学者ハンナ・アレントの『人間の条件』(『仕事なんか生きがいにするな』で著者の泉谷が紹介していた)。人間の活動は労働・仕事・活動に分けられる。活動として行っていることを労働に代替していく。。→遊びが労働になる仕組みは、現実的には難しいのでは・・・例えば私にとっての遊び、ドラマ・マンガ・アニメ鑑賞やスポーツ、音楽を聴くこと、食べること、旅行などが誰かの役に立つとは思えないし。消費者としてお金を落とすことはできるけど。 生活維持サービスが2040年も充足しているのは首都圏3県と大阪府だけ。事務・技術者・専門職のデスクワーカーは多少の不足は発生するが他の職種に比べれば軽い。ドライバー、物流、薬剤師、学校の先生、介護職など。 人と直接触れ合う対人業務やロボット・システムを管理する業務は増えていく。自動化がしやすいのは生産工程、運輸、事務・営業、しにくいのは医療、介護、建設。 高齢者の生活と両立する仕事・活動の3要素は現役世代にも当てはまる。 自分はそんなに無理したくないから。 ①仕事を通じて健康的な生活リズムを整えられる ②過度なストレスがない ③利害関係のない人とゆるやかにつながる

Posted byブクログ

2025/10/11

これから日本が人口減少社会になることを示し、どのように進路をとっていけばいいかと論じている。本書でいうところの「労働供給制約社会」を打開するために提言されているのは「機械化・自動化」「ワーキッシュアクト」「シニアの小さな活動」「仕事におけるムダ改革」ということなんだけど、これらの...

これから日本が人口減少社会になることを示し、どのように進路をとっていけばいいかと論じている。本書でいうところの「労働供給制約社会」を打開するために提言されているのは「機械化・自動化」「ワーキッシュアクト」「シニアの小さな活動」「仕事におけるムダ改革」ということなんだけど、これらの手立てを講じても人手不足の進度を10年ほど緩めることにしかならない(2032年までの人手不足の上昇を一定程度抑制できる)。確かに不十分な補完策でしかない印象。でも、個々の人のウェルビーイング向上にはなりそう。 人が、若手がどんどん減っていくことは変えられない事実だから、前述の打開策で延命を図りながら根本的な対策を打ち出していかないといけない。労働法制の改正とか外国人の積極的な受け入れとか制度政策や人々の意識の根本からの改革が必要になるわけだけど、マイナンバー制度の停滞や消費税ひとつに有権者の顔色うかがっているような政治と国民の関係性においてはちょっと難しいんじゃなかろうか。日本の人々が己が衰退にあることを受け入れ、サービスに対する需要を減らしミニマムに生きていく覚悟しないとどうにもならないと思う。 生活維持サービス(エッセンシャルワーク)の重要性やここに人が割かれている現状は示されているけど、今後の方策の突っ込みがいまひとつな感じ。もっと具体的にどうすべきか、どうあるべきか論じてあるとよかった。

Posted byブクログ

2025/09/01

人材不足だと言われている昨今。 どの産業やどの職種の人材が不足しているのかなどデータで示しています。 かたや、人材不足をネガティブに捉えるのではなく、前向きにも捉えてみようと著書の半ば以降には書かれています。例えば完全自動運転の車など。そのうち本当に民間に出回るんだろうなと思いま...

人材不足だと言われている昨今。 どの産業やどの職種の人材が不足しているのかなどデータで示しています。 かたや、人材不足をネガティブに捉えるのではなく、前向きにも捉えてみようと著書の半ば以降には書かれています。例えば完全自動運転の車など。そのうち本当に民間に出回るんだろうなと思います。 人を介してサービス提供がなされていたものが人を介してではなく、機械を介してとなる、そうすると日本が世界に誇っている「おもてなし」という文化は廃れていくんだろうかと頭によぎりました。しかし、無駄やゴミとなるものも事実ある。 キャリアチェンジを視野に活動し、自分にできることを広げながらも情報のキャッチアップをし続け、新しいテクノロジーに柔軟に慣れておくことが大事だと思いました。

Posted byブクログ

2025/07/21

医療・介護はなかなかIT化が難しく生産性も低い。人手不足を解消するにも、まずは無駄な仕事を取りやめてフレキシブルな働き方を進めていくべき。シニアでもできる仕事はたくさんあるし、細分化してみんなでシェアしてやればもっと働ける人が増えると思う。私は、ずっと人口減少の中でやれることはた...

医療・介護はなかなかIT化が難しく生産性も低い。人手不足を解消するにも、まずは無駄な仕事を取りやめてフレキシブルな働き方を進めていくべき。シニアでもできる仕事はたくさんあるし、細分化してみんなでシェアしてやればもっと働ける人が増えると思う。私は、ずっと人口減少の中でやれることはたくさんあると思っていたが、その内容をまさに言語化してくれた感じだった。新しい発見はなかったので星2つ。

Posted byブクログ

2025/07/07

https://presidentstore.jp/category/BOOKS/002514.html

Posted byブクログ

2025/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【個人的メモ】 ★メインキーワード「労働供給制約社会」 今後労働供給が需要に対して著しく下回り、単なる働き手不足という企業視点の問題だけではなく、生活を維持する(インフラ維持、商品の購入、サービスを受ける)ために必要な労働力が不足するという生活者視点の問題が発生していく。 さらに、先端分野への人材投与が後回しになりイノベーションが一層停滞するという副作用も起こる。 特に、介護、医療、建設、運搬などの分野は、省力化できない人手が必要な領域が多く、サービスの質の維持が難しい。 今後ますます、人間の労働は社会における希少な資源となる。 日本の労働参加率は既に主要先進国の中でも高いため、参加率を増やすだけでなく、性別年齢に関係なく誰もが様々な場で活躍できる社会、人の力を機械で拡張する労働システム自体(人にしかできない仕事だけに人を活かす)へのアプローチが必要。 ■ワーキッシュアクト ①結果的に誰かの何かを助けている②何らかの報酬を得られる③片手間でできる、本業以外の活動 社会に貢献する、誰かの需要を満たすという事が、ただの苦役ではなく、自分も誰かに何かができるという充実感を感じられる、本人にとってもメリットとなるような仕組みづくりが必要。 ■行政への問題提起 ・雇用関係を中心とし、労働時間で管理した拘束主義の労働法のままでよいか ・「トータル・サプライ・コーディネーション」(総合供給調整) 「誰かの労働需要を誰がどうやって満たすのか」というシンプルな問題に対し、やる事は「多様な人の力・機械の力を活かし地域に必要な力を提供していく」のみであるが、行政は複数の部局(地方創生、産業労働、女性・高齢者の活躍、福祉など)にまたがって問題が扱われる事が問題。 ■本書の未来予測 ・「働き手が神様の社会」働き手のための仕組みづくりの競争がはじまる。働き手に掛かる税負担の比重が下げられていく。 ・「労働が楽しくなる」楽しくないと労働供給が増えない。 (これらが実際に今後実現していくかどうか楽しみである) ■省力化産業 「AI・ロボット等の先端技術×現場の仕事の課題」 労働供給制約という社会課題の先頭を走る日本こそがイノベーションを起こすのに有利な分野。 日本の成長産業は、アメリカや中国のプラットフォームビジネスやビッグテックに正面から戦う事ではなく、省力化産業である。

Posted byブクログ

2025/05/04

昨今実感するようになった「人手不足」の現状と未来予測、解決策まであげた労作。しかしここまで実施しても、なんだか「乾いた雑巾からさらに水を絞る」ような悩ましさが伝わってきた。外国人労働者の人たちに日本で働きたい、と思わせることも必要だろうが、現状の結婚と子育てが罰ゲーム化している社...

昨今実感するようになった「人手不足」の現状と未来予測、解決策まであげた労作。しかしここまで実施しても、なんだか「乾いた雑巾からさらに水を絞る」ような悩ましさが伝わってきた。外国人労働者の人たちに日本で働きたい、と思わせることも必要だろうが、現状の結婚と子育てが罰ゲーム化している社会の仕組みを変える必要があるだろう。いざとなったら国外へ逃げ出せる人ばかりではないし、世界はだんだん不寛容になりつつあるのだから。ネットで分断を煽って小銭を稼ぐのではなく、寛容さの普及と、不寛容さへの不寛容という意識変容を目指さなければならない。

Posted byブクログ

2025/04/19

働き手不足が深刻化していくのに、今の仕事をしていて良いのだろうか。もっとやるべきことや、今の仕事でも変えていかなければと強く思う。 データや事例集などわかり易くまとめられているところも良い

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2025/04/14

 いつか来る2040年に、日本がどうなっているのかをシミュレートした生活・労働事情の調査報告本です。  今のまま、危機感だけはあるけれどどうしたらいいかわからないという状況で世の中が過ぎていき、2040年になったらどうなってしまうのかということを、様々な統計やデータをもとに読み...

 いつか来る2040年に、日本がどうなっているのかをシミュレートした生活・労働事情の調査報告本です。  今のまま、危機感だけはあるけれどどうしたらいいかわからないという状況で世の中が過ぎていき、2040年になったらどうなってしまうのかということを、様々な統計やデータをもとに読み解いていく一冊です。危機の時代を座して待った場合、ピンチはチャンスの思考で社会改革を推し進めて危機を希望に変えることができた場合で未来予想が書かれています。  キーワードは、省力化産業と業務の効率化、賃上げと潜在労働力の活用、といったところでしょうか。  とにかく、現在の日本は超高齢化社会で、かつ超少子化社会です。今後どんどん労働人口が減っていくことは目に見えています。今と同じ仕組みで、マンパワーにまかせた事業運営で世の中を回していくのは無理だということは、火を見るよりも明らかなことです。  社会インフラや生活インフラが行き届かなくなり、どんどん不便な生活に逆戻りして、今まで便利で時間短縮できていたことに細々と時間を取られて可処分時間がどんどん減っていく、そんな未来はもう目の前に来ています。それを諾々と享受するのか、できることから少しずつ世の中を変えていくのかで、今後10年が変わってくるのだろうと思います。  興味深い話題は多くありましたが、今の日本が直面しているのは、世界のどの国もいまだ経験していない大きな危機であるからこそ、世界中が日本の動向を注視しているということは、ひしひしと感じます。これからの日本がどうやってこの大波を乗り越えるのか、初めのモデルであるこの国は、ある意味ではセオリーに囚われず自由に動けるということでもあります。  10年先、または20年先に、『あの頃は今とは全然違ったんだよ』なんて若い人に話すことができるような革新が起きることを期待しています。いざ起きたら、自分も遅れず乗り込めるように、色々なアンテナを建てることは忘れずにいたいものです。

Posted byブクログ