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推しの殺人 の商品レビュー

3.7

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

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2024/03/05

程よいハラハラ感はあってすんなり読み切れたのでそれは良かった。最後の展開は予想がついていたけど、気になるように書かれているので良かった。 ラストの終わり方は少し不満ですが、読みやすい作品だと思います。

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2024/03/05

スピード感があり楽しめた。 それが犯罪であっても、窮地に陥った時に仲間に救われて、アイドル達が輝きを増す様子は胸が熱くなった。

Posted byブクログ

2024/03/05

・ただのアイドル小説として読むと度肝を抜かれる。中身はノンストップなクライム小説で、殺人から隠蔽しその後からヒヤヒヤ感がずっと続いていく。主人公達は舞台に立ち続ける為に必死で事件を隠し連帯を強めていく。そこには殺人という負の側面はあるが、光に満ちた絆がうかがえる。アイドルの光と闇...

・ただのアイドル小説として読むと度肝を抜かれる。中身はノンストップなクライム小説で、殺人から隠蔽しその後からヒヤヒヤ感がずっと続いていく。主人公達は舞台に立ち続ける為に必死で事件を隠し連帯を強めていく。そこには殺人という負の側面はあるが、光に満ちた絆がうかがえる。アイドルの光と闇を巧みに使いテンポよく読ませてくれた作品でした。

Posted byブクログ

2024/03/02

遠藤かたるさん初読みの『推しの殺人』の概要と感想になります。本作は『このミス』大賞受賞作ですがミステリというよりクライムサスペンスと思って読むのが良いです。 概要です。 大阪の地下アイドルとして細々と活動するルイ、テルマ、イズミの3人は今日も古参ファンが1人離れていくのを止めら...

遠藤かたるさん初読みの『推しの殺人』の概要と感想になります。本作は『このミス』大賞受賞作ですがミステリというよりクライムサスペンスと思って読むのが良いです。 概要です。 大阪の地下アイドルとして細々と活動するルイ、テルマ、イズミの3人は今日も古参ファンが1人離れていくのを止められずにいた。惰性と見られることに慣れてきたある夜、事務所で社長が死んでいた。 どん底に落ちる日を予感していた3人だが、社長の死を境にアイドルとして再び輝くことを目指す。殺人という罪を絆に変えてでも…。 感想です。 相沢沙呼さんの『invert 城塚翡翠倒叙集』のような犯人視点で進んでいく本作ですが、女性たちが罪の共有からアイドルを目指すために結束していく様は、読んでいて不思議と3人を応援したくなります。まさに『推しの殺人』ですね♪

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2024/02/29

▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00552821

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2024/02/24

第22回「このミス」大賞:文庫グランプリ受賞作。もちろん初めての遠藤かたる。 大阪で活動する三人組女性地下アイドルグループが、メンバーが犯した殺人を隠蔽するために結束し、困難を乗り越えていくクライム・ミステリです。 読みやすい文章とスピーディな展開で一気に読ませます。 が・・・最...

第22回「このミス」大賞:文庫グランプリ受賞作。もちろん初めての遠藤かたる。 大阪で活動する三人組女性地下アイドルグループが、メンバーが犯した殺人を隠蔽するために結束し、困難を乗り越えていくクライム・ミステリです。 読みやすい文章とスピーディな展開で一気に読ませます。 が・・・最後の落し所に「んん?」感が(^_^;) 良く言えばご都合主義、悪く言えばリアリティに欠ける感じで・・そこがちょっと残念でした。

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2024/02/23

帯にある「ライブは死体を埋めてから!」がすごすぎるし、地下アイドル×ノアールというテーマが強烈。いつ殺人がバレるのか、そんな中でもアイドル達三人の心の動き、関係性の変化、そして真の敵と味方は誰なのか、先が気になって一気読みしたし、このテーマでも不思議と読後感が良い一冊。

Posted byブクログ

2024/02/18

Amazonの紹介より 大阪で活動する三人組女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」は、様々な問題を抱えて危機的な状況にあった。尊大な事務所社長、グループ内での人気格差、恋人から暴力を受けているセンター……そのような中で、“ベビスタ”はさらに大きな問題に見舞われる。メンバーのひ...

Amazonの紹介より 大阪で活動する三人組女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」は、様々な問題を抱えて危機的な状況にあった。尊大な事務所社長、グループ内での人気格差、恋人から暴力を受けているセンター……そのような中で、“ベビスタ”はさらに大きな問題に見舞われる。メンバーのひとりが事務所で人を殺してしまったのだ。彼女の罪を隠蔽するため、三人は死体を山中に埋めることを決意して――。 2024年 第22回『このミステリーがすごい!』大賞 文庫グランプリ受賞作 テンポ良く展開していくので、読むのがあっという間と思うくらい世界観に引き込まれました。 主人公が地下アイドルということで、表の舞台で頑張る一方で、ヨゴレの仕事や他のメンバーとの確執など、色々なことが浮き彫りになるにつれて、アイドルとしての苦労が伺えました。 売れるためなら、何でもする。地下アイドル界の闇を垣間見たようで、とても苦労しているんだなと思ってしまいました。 メンバー同士が険悪な中、ある殺人事件が。容疑者は同じメンバーの一人。被害者はマネージャーですが、恋人関係だったということで、まぁドロドロな要素が次々と起こります。アイドルを続けたいということから、全員で隠蔽工作に加担します。今まで険悪な関係性から一変、「殺人」を機に固い友情で結ばれていきます。この出来事が仲良くなることになんとも複雑な気持ちでしたが、バレるのではないかと追い詰められていく心境が、グイグイと世界観に引き込まれました。 死体をみんなで隠すという展開は、桐野夏生さんの「OUT」に似ているなというのが頭に思い浮かびました。オマージュされているということですが、桐野さんの作品と比べると、そんなにドロドロした展開というものではなく、あっという間に展開していくので、結果的にはサラッとしていたなという印象でした。 その分、読みやすかった印象でした。テンポの良い展開、キャラ濃すぎの登場人物達、衝撃さもあって面白かったです。 特にそれぞれの登場人物の背景がドス黒かったのも魅力的でした。表では見せない裏の顔が、段々と浮き彫りになるにつれて、感情むき出しで表現されているのですが、意外な人がこんな人だったの⁉︎といった衝撃さもあって、面白かったです。 果たして、最後まで捕まらないのか? 気づけばあっという間でしたが、ハラハラドキドキの展開と衝撃も相まって、楽しめました。

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2024/02/17

3人組の地下アイドルグループが起こした殺人事件。犯人は分かっているけど、ドキドキハラハラする展開。あぁもうダメか、と思ってもなんとかすり抜けたり。 バレないで!と思う気持ち、もう自首しようよ?と思う気持ちで忙しかった。 一気に読んでしまった。

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2024/02/16

地下アイドル3人組「ベイビー★スターライト(ベビスタ)」のメンバーの1人が事務所の社長を、、という話。いわゆるクライムノベル。このミス2024文庫グランプリ。 テンポが良く、ハラハラドキドキする場面が多い。犯罪者視点の醍醐味を存分に堪能できます。 ルイ・テルマ・イズミ3人みん...

地下アイドル3人組「ベイビー★スターライト(ベビスタ)」のメンバーの1人が事務所の社長を、、という話。いわゆるクライムノベル。このミス2024文庫グランプリ。 テンポが良く、ハラハラドキドキする場面が多い。犯罪者視点の醍醐味を存分に堪能できます。 ルイ・テルマ・イズミ3人みんな逞しすぎ。特にルイ。とても惰性で続けている人とは思えない(笑) アイドル戦国時代を経て、地下・地上(?)含めて色んなアイドルがいるけれど、もしベビスタが実在していたら、まばゆいくらいの輝きを放っていたのだろうな、、 というか、壮絶な人生を歩んできたアイドルは普通にいるんじゃないか?殺人犯してたら大問題だけれど。

Posted byブクログ