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広重ぶるう の商品レビュー

4.2

26件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

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2026/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すっごく面白かったです! 何年前かの模試の題材になっていて、その時から気になっており、読んでみました。 広重が自分の武器を模索し、葛藤しながらも意地と情熱で大成していくお話です。 名所江戸百景が大地震やその後の暴風雨で壊れた江戸を描くのではなく、広重の大好きな江戸の姿を残すために描いたという事が事実であって欲しい! 浮世絵に興味が湧きました。

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2025/11/16

大体私らが歴史の授業で習った時代には歌川広重ではなく安藤広重だった。笑 時代とともに歴史は変わるもんだなぁと、また改めて感じた。 NHKの時代劇ドラマで先に観てからの読書なので、どうも、阿部サダヲのイメージが強くてまいった。笑 ドラマでは絵描ききれているとは思えなかった、北斎や豊...

大体私らが歴史の授業で習った時代には歌川広重ではなく安藤広重だった。笑 時代とともに歴史は変わるもんだなぁと、また改めて感じた。 NHKの時代劇ドラマで先に観てからの読書なので、どうも、阿部サダヲのイメージが強くてまいった。笑 ドラマでは絵描ききれているとは思えなかった、北斎や豊国、師匠豊広と、自作に対する色々な想いが、浮世絵師として、絵を描く者の葛藤が深いと感じた。 また、西洋絵画が完全に入ってきていない時代において、遠近画法や風景の錦絵が横画面が一般的な所 肉筆掛け軸から、縦画面の作品を作るところなど、やはり画家である。錦絵は大量生産でいつか消えてしまうと思いながら筆をとっていたのだと思うが、今この時代になっても美術館で展示されているとは思ってないだろうなぁ。ぜひ本物見てみたいと思う。

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2025/07/24

広重の人間味のあるところがとてもよかったと思った。はじめから売れていたわけではなく、いろんな人に陰ながら支えられていた。でもなかなかそのことに気づけない。きっと身近な人ほど支えられているということに気づかない。きっとほとんどの人がそうだろう。でも広重は、彼なりに加代にもお安にも愛...

広重の人間味のあるところがとてもよかったと思った。はじめから売れていたわけではなく、いろんな人に陰ながら支えられていた。でもなかなかそのことに気づけない。きっと身近な人ほど支えられているということに気づかない。きっとほとんどの人がそうだろう。でも広重は、彼なりに加代にもお安にも愛情はちゃんとあったし、鈍感なだけでとても優しい人なんだろうなと思うと、このキャラクターにとても魅力を感じた。またとても終わり方が綺麗だったように感じた。最後は自分の描きたいものと自分が浮世絵をはじめたきっかけとが合致してすっきり終わったように思った。

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2025/07/04

広重ぶるうはなんとく記憶にあったが そうNHKのドラマやった ドラマを超えるはずと想像したが まあまあドラマと同じ感じ 読みやすいが淡々

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2025/04/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸を生きて、なかなか日の目の当たらない日々が続くが信念を貫きとおし、文句は言うが妻と弟子と目に映る景色や人々の情景を愛した男の心情と、取り巻く人々や事情、版画の作りかた売り方までとても細かく書かれていて読み応えがあった。 あたりまえだけど、教科書に載ってた人もその時代を生きてたんだなあとしみじみ実感した。 歌川広重がこだわったあのブルーを実物で見たい。

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2025/03/23

浮世絵師・歌川広重の一代記。 フォローしている方のレビューを見て「読みたい」に入れていた。 私が子どもの頃に初めて浮世絵を認識したのは、当時流行っていた切手収集のカタログの中だった。 国際文通週間に発行された「蒲原」や「箱根」、「日本橋」や「三条大橋」などの「東海道五十三次」の...

浮世絵師・歌川広重の一代記。 フォローしている方のレビューを見て「読みたい」に入れていた。 私が子どもの頃に初めて浮世絵を認識したのは、当時流行っていた切手収集のカタログの中だった。 国際文通週間に発行された「蒲原」や「箱根」、「日本橋」や「三条大橋」などの「東海道五十三次」の絵柄は記憶も鮮やか。「月に雁」は「見返り美人」と並んで手が届かないものの双璧だった。 いずれも安藤広重(当時はそう呼ばれていた)の作品で、以来、葛飾北斎とともに浮世絵の巨頭として認識する。 そんな広重だが、この本では、口は悪いが基本的には武家の出らしく真面目な人、という感じで描かれる。 その人柄ゆえ、要らぬ苦労もたくさんあって、そこはご苦労様だが、その割には最初から最後まであまり成熟が見られず、時折出てくる北斎のいくつになっても滾るエネルギーと生臭さに比べるとやや魅力に薄い印象。 景色を見ればスラスラと筆が走り、創作の呻吟があまり描かれないのもやや不満。 終盤は義弟の借金のかたに枕絵を描くはめになったり(ここで描くのに難儀する場面が描かれるのが皮肉)、安政の大地震が起こったりで物語に動きが出たが、そこまではやや平板な展開。 版元や摺師とのやり取りや自分が描きたい絵のために意に沿わない仕事もこなす絵師の仕事振りに加え、時代の世情や背景が細かに描かれたところには、興味深く読んだ。 ネットで絵を確かめながら読み進んだが、「名所江戸百景」をはじめとして知らなかった絵も多くあり、「日本橋」の変わり図のことや「木曾海道」「双筆五十三次」の合作の経緯などが知れたのは良かった。

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2025/02/09

広重が名所絵や景色の絵を得意としていたこと、ブルーを上手に使ったことなどがくわしくわかる面白い小説です。「東海道53次」「江戸百景」が観たくなりました。

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2025/01/09

広重のイメージは「東海道描いてる人」だけだった。でも、江戸を愛し、負けず嫌いの売れていない画家だったとはなあ…、微塵も思っていませんでした。 画家ってインドア系をよく思い浮かべてしまうから、広重が元火消しだったってのは、衝撃を受けた。浮世絵描いて、消火活動までやってんのお?!みた...

広重のイメージは「東海道描いてる人」だけだった。でも、江戸を愛し、負けず嫌いの売れていない画家だったとはなあ…、微塵も思っていませんでした。 画家ってインドア系をよく思い浮かべてしまうから、広重が元火消しだったってのは、衝撃を受けた。浮世絵描いて、消火活動までやってんのお?!みたいな。 人情の塊みたいな人だなあ、と思った。お金がないのに、弟子の食事代を出したり、朝湯をかかさなかったり。THE人間みたいな人だった。 北斎のことを狸ジジイって呼んでるとこも、面白かった。 広重の人生に文句なし!

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2024/12/31

久しぶりに小説が読めた。歌川広重のぶるう、ベロ藍、プルシアンブルー。自分は何かを面白がる眼を持っているだろうか?多分あるんだと思う。私は絵ではなく写真を撮る。創作意欲が湧いてくる、そして好きなことをやりたいと思わせてくれる面白い作品だった。

Posted byブクログ

2024/12/10

面白かった。登場人物がとにかく魅力的。 あっという間に完読。 この作者の作品は初めてだったけど、次に何を読もうか楽しみ。

Posted byブクログ