1,800円以上の注文で送料無料

日本保守党 日本を豊かに、強く。 の商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2026/03/16

私の感想として。 冒頭で百田尚樹は、現在の国会には歴史を深く理解している人物がいないのではないかと問題提起する。日本を良くしたいという言葉は繰り返される一方で、この三十年、日本は長い停滞から完全に抜け出せずにいる。その現実を前に、「何が誤っていたのか」「どうすればこの国の未来を...

私の感想として。 冒頭で百田尚樹は、現在の国会には歴史を深く理解している人物がいないのではないかと問題提起する。日本を良くしたいという言葉は繰り返される一方で、この三十年、日本は長い停滞から完全に抜け出せずにいる。その現実を前に、「何が誤っていたのか」「どうすればこの国の未来を照らすことができるのか」という問いが、本書全体を貫いているように感じられた。 本書の特徴は、単なる政策論にとどまらず、日本という国の成り立ちと精神性にまで踏み込んでいる点にある。百田氏が歴史上の人物や先人たちを語る場面には、不思議と読者自身の誇りを喚起する力がある。日本人は古来より、精神的価値や共同体意識を重んじ、先人の叡智を受け継ぎながら、皇室という存在を守り続けてきた。その積み重ねこそが、日本という国の輪郭を形作ってきたのだという認識が、随所に示されている。 とりわけ印象的なのは、「愛国」という言葉の捉え直しである。百田氏によれば、この語は千年以上の歴史を持ち、本来は自国の歴史や文化を尊び、大切に思う自然な感情を指すものだという。現代においてはしばしば誤解や先入観を伴って語られるこの言葉が、本書ではより根源的な意味に立ち返って提示されている点は示唆的であった。 また、現在の日本が直面している現実にも言及される。対外的には依然として豊かな国に見える一方で、実質GDPの伸びは鈍く、食料や資源の多くを海外に依存している構造的な課題を抱えている。かつての日本は幾多の災害や困難を乗り越え、そのたびに復興を遂げてきたが、現代においてはそうした国民的な結束や当事者意識が希薄になっているのではないか、という問題意識が提示されているように思われる。 そして個人的に強く心を打たれたのは、百田氏自身の在り方である。本書の執筆以前、氏は癌の告知を受けていたという。七十歳を目前にしたその現実は、決して軽いものではない。それにもかかわらず筆を執り続けた背景には、単なる責任感では言い尽くせない、内側から突き上げるような衝動があったのではないか。 その姿は、吉田松陰の辞世の句「かくすれば かくなるものと しりながら やむにやまれぬ 大和魂」 を想起させる。結果を理解しながらも、それでもなお行動せずにはいられない。その切実さが、百田氏の言葉に独特の重みを与えているように感じられた。 最終的に本書が読者へ突きつけるのは、極めて単純でありながら重い問いである。すなわち、この国の未来を形作るのは誰なのか、という問いだ。政治家を選ぶのは国民であり、その選択が国家の方向を決定づける。だからこそ私たちは、メディアや一時的な空気に流されるのではなく、自らの意思と責任において政治と向き合わなければならない。 本書は、単なる政治的主張の書ではない。 それは、日本という国をどのように捉え、これからをどう生きるのかを、静かに、しかし確かに問いかけてくる一冊である。

Posted byブクログ

2026/02/08

総選挙投票を前に各政党の政策をおさらい。日本保守党は本書にて。 LGBT法案を契機とした結党の経緯、リベラルに傾く自民党批判、等々。

Posted byブクログ

2025/01/01

一時期、百田さんのYouTubeが面白くて、見ていました。その後、本書を書店で見つけて、購入しました。前半には、LGBT法についての批判が書かれていて、納得しました。そのほかの政策についても、保守系政党として、とんがりすぎず、練られている印象を受けました。ただ、百田さんは、結構口...

一時期、百田さんのYouTubeが面白くて、見ていました。その後、本書を書店で見つけて、購入しました。前半には、LGBT法についての批判が書かれていて、納得しました。そのほかの政策についても、保守系政党として、とんがりすぎず、練られている印象を受けました。ただ、百田さんは、結構口が悪いので、作らなくていい敵を作っているように感じます。最近は、詳しくは知らないけれど、去年の衆議院補選選挙で支援した飯山陽さんと仲間割れみたいになっているようです。せっかくいい政策を主張しているのに、もったいないと思いました。日本保守党の政策に興味がある人におすすめです。

Posted byブクログ

2024/11/18

日本保守党の政策、理念と、創設者である百田尚樹さん、事務総長の有本香 さんの話をまとめた本である。 章立ては、政治団体設立に至った経緯、引き金。そしてツートップによる 日本保守党、政治、国家の未来を見据えた対談。中盤は党としての政策、綱領、そしてそれを策定するに至った、日本国内...

日本保守党の政策、理念と、創設者である百田尚樹さん、事務総長の有本香 さんの話をまとめた本である。 章立ては、政治団体設立に至った経緯、引き金。そしてツートップによる 日本保守党、政治、国家の未来を見据えた対談。中盤は党としての政策、綱領、そしてそれを策定するに至った、日本国内外の過去から現在。後半は有本香さんが提起してきた課題点と、国内保守論客からの日本保守党への熱い応援メッセージだ。 やはり決定打は、LGBTQ法案だった。安倍さんが暗殺されて以降、自民党は保守的な錨を失い、岸田政権のもとアメリカ民主党にすりより、左派政党と変わらない政策を進めてきた。その最たるものがLGBTQ法案の強引な採決である。これが決定打となり、 岩盤保守層が瓦解を始めた。 百田尚樹さんは放送作家から転じたベストセラー作家、有本香さんは政治系ジャーナリストとして確固たる地位を築いており、どちらも保守論客として有名である。そして、あさ8などネット やSNS との親和性が非常に強い。 そんなお二方の決起であったために、 年齢層の高い保守系のファン層と 就職氷河期から下のネットに強い、社会を現実的に見ている現役世代を両方うまく取り込めたことが、日本保守党の成功の要因じゃないかと思う。 2024年1月初版のため政治団体の状態ではあったが、2024年衆院選で国会議員を出した現在、保守派の国政政党としては一つ頭が抜けた存在になったと思う。 この結果を受けて、自民党はどのように変わるか、危機感を持つかを注視している。そして、さらなる日本保守党の躍進を願ってやまない。新しい保守勢力の誕生秘話、保守派は必読の書である。

Posted byブクログ

2025/02/10

日本保守党は、今回(10月27日)の衆院選で3人が当選し、比例選得票率が有効投票総数の2%以上となり、国政政党としての政党助成法上の要件を満たした、とのこと。 政党助成法では、 ・所属国会議員5人以上 ・国会議員1人以上で直近の衆院選または最近2回の参院選のいずれかで得票率2...

日本保守党は、今回(10月27日)の衆院選で3人が当選し、比例選得票率が有効投票総数の2%以上となり、国政政党としての政党助成法上の要件を満たした、とのこと。 政党助成法では、 ・所属国会議員5人以上 ・国会議員1人以上で直近の衆院選または最近2回の参院選のいずれかで得票率2%以上 のどちらかを満たせば、政党交付金の支給対象になるそうです。 著者、百田尚樹さん(1956~)の著書、ブクログ登録は6冊目。 もう一人の著者、有本香さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 有本 香(ありもと かおり、1962年〈昭和37年〉8月 - )は、日本のジャーナリスト、編集プロダクション代表。日本保守党事務総長。 東京外国語大学出身。近年は特に中国に関する諸問題、チベット問題、インド等での取材に注力している。 ---引用終了 で、BOOKデータベースによると、本書の内容は、次のとおり。 ---引用開始 日本は必ず復活できる!これが、私たちの覚悟だ!40人の応援宣言完全収録!人は、誰のために生きるのかー。愛する日本を守りたい!待望の公式本! ---引用終了

Posted byブクログ

2024/07/12

2024年 読了 ワクチン後遺症の方に対して、救済の声をあげない。 WHOのパンデミック条約反対デモに無反応。 岸田さん側の主催する会には参加。 ウクライナへの湯水のように流れるお金にも反対しない。 都知事選に候補立てないのはともかく、党員からの反対意見には、聞く耳もたない。...

2024年 読了 ワクチン後遺症の方に対して、救済の声をあげない。 WHOのパンデミック条約反対デモに無反応。 岸田さん側の主催する会には参加。 ウクライナへの湯水のように流れるお金にも反対しない。 都知事選に候補立てないのはともかく、党員からの反対意見には、聞く耳もたない。 落選者に投票することは死に票という。 小池百合子に投票しろと言い出す。 ワクチンやコロナ禍の政治などに対しての検証の声もあげない。 過去にワクチン推奨のツイートあり。 過去に、自民党重鎮などとのにこやかな写真付きツイートあり。 個人的に、YouTubeで番組を見ていて好感を持てたし、結党には期待してドキドキもした。 だけど、内海聡や田母神俊雄や桜井誠みたいに、はっきりと健康や命や財産を守る言葉や行動からの保守よりも、 偽物のように、ただの政権与党のガス抜きみたいに感じて、エンタメのいっかんにしか感じなくなってきた。 小池百合子がふわっと続投する世界の ふわっとした保守。そんな印象。 買った時の喜びと読み終えたあとの虚しさに差があるなあ。

Posted byブクログ

2024/06/23

昨年、結成された政党です。 日本の伝統的価値観や文化などを大事にしていくことを基本理念として掲げています。 今後に期待したいです。

Posted byブクログ

2024/06/05

人気作家の百田尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏が立ち上げた「日本保守党」。 そのご本人たちが、なぜ立ち上げたのか、やりたいことは何かを本にまとめた。 「日本保守党」を応援したい人だけでなく、そもそも「保守」と言ってる人は、何を大事にしたいのか、何を問題だと思っているのかを知る...

人気作家の百田尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏が立ち上げた「日本保守党」。 そのご本人たちが、なぜ立ち上げたのか、やりたいことは何かを本にまとめた。 「日本保守党」を応援したい人だけでなく、そもそも「保守」と言ってる人は、何を大事にしたいのか、何を問題だと思っているのかを知るためにも幅広く読んでもらえると思う。 保守とは「謙虚」。 先人の積上げてきたもの、残してきたものを蔑ろにしない。変化は必要ではあるが、「俺が正義、俺が正しい、俺の感性に合わないものは間違っているので変えるべきである」とは考えない。 その上で、では日本とは何であるのか。日本人とは何であるのか。この世界の中で、どうありたいか。 そうしたことを考えるきっかけになるかな。この本で興味をもって、勉強すればいいのでは。 なんか、特定の政党の決起宣言としての本にふさわしくない感想かもしれないけども。 「保守党」自体にはいろいろ思うところはある。 今は投じられた一石に、いろんな思いがあちこちから絡まって、この先どうなっていくのかまだ見えない。 期待しているのは理念だけでなく、そこに、有本香氏が居られるから。 何をつなぎ留め、果たして、「政治」という魑魅魍魎の世界で、影響力を持てるのか。 あと、本の後半に各界からの推薦文みたいなのがあって、しかも量が多くてウザイな、とおもったんだが、案外と、べた褒めではなく、まあ頼まれたから書くけど、がんばってよ、みたいな人もいて、面白かったな。

Posted byブクログ

2024/04/15

賛同する主張はあるのだが、言葉が軽いですね。 本を読んだ上で日本保守党を占うと、 6割:百田氏が放り出して終了、3割:主張衝突で空中分解、1割:数年は持つ かな? https://seisenudoku.seesaa.net/article/502952341.html

Posted byブクログ

2024/04/12

今まで読んできた本の中で『永遠の0』はトップ3に入る。あまりにもインパクトが強すぎて読み返せないどころか映画も観ることができない。底知れぬ悲しみと煮えくり返るような怒りを覚えた作品だった。その後も百田作品は複数読んでいるが、つまらなかったものは1つもない。すべて星4以上。なので好...

今まで読んできた本の中で『永遠の0』はトップ3に入る。あまりにもインパクトが強すぎて読み返せないどころか映画も観ることができない。底知れぬ悲しみと煮えくり返るような怒りを覚えた作品だった。その後も百田作品は複数読んでいるが、つまらなかったものは1つもない。すべて星4以上。なので好きな作家トップ3にも入っている。 その百田氏が新党を立ち上げたというので、同書を読んでみた。ちなみに私は主要な新聞をすべて定期購読したうえで、20年近く朝日新聞を読んでいる。 それでも同書の内容の大部分は共感した。以下印象に残っていること。 ・LGBT法によって自称女性の男性が堂々と女子更衣室に入って来られるようになる ・ベルギーの首都ブリュッセル中心部の住民の47%がイスラム教徒 ・日本は明治維新後、わずか3年強で鉄道敷設をした ・日本は敗戦から20年足らずで新幹線を開通させ、20年強で世界第2位の経済大国になった ・日本国憲法は素人が1週間でつくった とにかく今の日本政治がいいとは微塵も思っていない。 国会議員のほとんどは高学歴なのに、なんであんなにバカなんだろう。中学生から見ても間違っていることばかりしている。何より言動がカッコ悪い。子どもや親に「オレの生き様イケてるだろ」と言い切れる議員はどれくらいいるんだろう。どう見ても言っちゃいけない議員に投票する人の気持ちもまったく理解できない。 なので今後も日本保守党を注視したい。

Posted byブクログ