しんがりで寝ています の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
初読。図書館。雑誌「BAILA」に連載のエッセイをまとめたもの。『のっけから失礼します』の続編。今回はピカチュウとEXILEだったなあ。観葉植物を育てているのは意外だった。仕事に忙しくてずぼらなお方だと思っていたので。ハーレクイン小説・漫画を読んでるのも意外。まあ沼にはまりやすいのはわかる。
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『のっけから失礼します』がとても面白かったので、第2弾の本作を図書館から借りてきました。しをんさん自ら「なんてことのない日常を書いたアホすぎる一冊」と記してますが、またしてもやられました。理屈抜きに面白いです。しをんさんは期待を裏切りません! さらに、安心してください! 続編と...
『のっけから失礼します』がとても面白かったので、第2弾の本作を図書館から借りてきました。しをんさん自ら「なんてことのない日常を書いたアホすぎる一冊」と記してますが、またしてもやられました。理屈抜きに面白いです。しをんさんは期待を裏切りません! さらに、安心してください! 続編とはいうものの、本作単独で読んでも面白さは半減しません! 作家さんの日常には全く興味がない!と仰る方も、騙されたと思って?手に取って損はありません。しをんさんの「あることないこと」、いや違った「あることあったこと」を、虚飾せず曝け出しております。作家さんの、日常での思考や感情の揺れ動きは、とても興味深いものですね。 まぁともかく、読んでて楽しい!この一言に尽きますね。しをんさんの頭の回転の速さ、ウィットに富んだ語彙の豊かさ、ネタの多さに感嘆してしまいます。最も感心するのが、"一人ボケツッコミの妙"です。知らず知らず、しをんさんの手のひらで転がされ、アハッ、クスッ、ニヤッとしている自分‥。さりげないことをさりげないまま終わらせず、全力でおかしみに変換する能力に脱帽です。 続編でもある本作は、コロナ禍を含む4年分とのことですが、閉塞感なんぞどこ吹く風!悲しいこと、辛いことがあってもなんなその! 「しんがり」は戦国言葉で「殿」とも書き、軍が退却する時、最後尾で敵の追軍に備える者のことだそう。そんな重責の立場で、"寝る"ってどういうこと?そうです、命が大事です。しんがりで寝ているその心意気、天晴れ!
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【きっかけ】 三浦しをんさんのエッセイにどハマりし、片っ端から読んでいる。 多分これがいちばん新しい。 図書館で予約し、順番が回ってくるまで少し待った。 【あらすじ】 同衾するほど愛しいピカチュウのぬいぐるみや、すくすくと育つ観葉植物との日々。玄関の柱に巣を作るハチとの戦い、近...
【きっかけ】 三浦しをんさんのエッセイにどハマりし、片っ端から読んでいる。 多分これがいちばん新しい。 図書館で予約し、順番が回ってくるまで少し待った。 【あらすじ】 同衾するほど愛しいピカチュウのぬいぐるみや、すくすくと育つ観葉植物との日々。玄関の柱に巣を作るハチとの戦い、近所に住む家族との交流、EXILE一族に対する深い愛……。笑いあり、ときどき涙あり (?) 2019年6月号から約4年分の雑誌「BAILA」での連載に、書き下ろしを加えた全55編、三浦しをんワールド全開の最新エッセイ集。(Amazonより) 【心に残ったところ】 ◉"いや、実際にEXILE一族のみなさんはモテ人生を歩んできているんだろうなと推測するが、モテや華やかな外見と「チャラついてる」はイコールではない。イコールではないのだという事実を、私は自分がモテてこなかったし華やかでもないので、知らなかったというか想像しようともせずにいたのだ。絵に描いたような偏見の構造で、自身に焼きを入れたい。" ◉"なるほど、うどんすきとは、うどんの入った寄せ鍋であったか!具材にほどよく火が通ったところでいただく。おおおおいしい!お出汁と具材それぞれの味が渾然一体となって腹に沁みわたり、こりゃたまらん。うどんがだんだんくったりして、お出汁が染み染みになるのもまた、舌にも胃にも顎にも優しい……。" ◉"しかも海苔の佃煮とか塩ウニとかをおかずに三食もりもりご飯を食べてしまっていて、大丈夫なのか自分。この危機的状況を打開すべく、固い意志のもと、体重計の電池を抜いた。これでもう現実を直視せずにすむから大丈夫だ。" 【感想】 しをんさんの日常は、コロナ前であろうと渦中であろうとさほど変わらず、当時雑誌に掲載された折には愛読者も癒され、励まされた人たちも多かったのではなかろうか。 初っ端からタクシー運転手と新元号を「タピオカ」にするか「エグザイル」にするか談義したり(そんなに話す間柄になる??本当にしをんさんはネタの引き出しが多い…)、ぬい好きから等身大(?)のピカチュウをお迎えしていたり。可愛い。 ぬいぐるみはしゃべらない(しゃべる)、動かない(動く)と本音がダダ漏れな大人も正直で好き。♡ 食べることがすきなしをんさんのうどんすきレポにお腹がなってしまう〜〜!!食べてみたい、うどんすき。 危機的状況を打開すべく体重計の電池を抜いちゃうしをんちゃん、最高です。笑
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精神が健全で素直だな、と感じることが、三浦しをんさんのエッセイを好きな理由であると気づいた。(作家への褒め言葉になるかは疑問だが…)
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しをんさんのエッセイ3冊目です こちらもちょっとした隙間時間に少しずつ読み進めました╰(*´︶`*)╯♡ あーやっぱり面白いなー! そして最近に近づくにつれて、振り切れますね笑 ちょっとした出来事も、しをんさんの手にかかれば爆笑案件に!!!笑 家族の話はもちろんだけど、...
しをんさんのエッセイ3冊目です こちらもちょっとした隙間時間に少しずつ読み進めました╰(*´︶`*)╯♡ あーやっぱり面白いなー! そして最近に近づくにつれて、振り切れますね笑 ちょっとした出来事も、しをんさんの手にかかれば爆笑案件に!!!笑 家族の話はもちろんだけど、今回は知らない人も沢山出た気がします。例えばタクシー運転手さんや宅急便のお兄さんも面白ネタに。 コロナ禍の時期のエッセイもあって、当時の様子も思い出しました しをんさんの推し活の話も多くて、そこにあったのが 「推している」とは思っていない。彼らはある日突然、私の心にぶっ刺さってくる。避けようもない運命みたいなもので、「推す」とか「推さない」といった、私の意思が介在する余地はない。強いて言えば、抗いようもなく「推させていただく」「応援させていただく」ほかない対象 とあってそれにはめちゃくちゃ共感しました!!!ホントその通り!! なんか隙間時間にしをんさんの日常を覗くのが習慣になりつつある、、、笑 この勢いでしをんさんエッセイ読破を目指そうかと思いますᕦ(ò_óˇ)ᕤ あれもこれも読みたくて大忙し〜(//∇//)
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「のっけから失礼します」の続編エッセイでこれまた笑わせてもらった。しをんさんとは年が近くとても親近感を感じてるのだけど、考え方も結構似てる。親子と言えど別人なのだから当然性格が合わないことだってあるので仲良くあらねばならない、とは思わないなど。あと家にはスズメバチが巣を作り駆除し...
「のっけから失礼します」の続編エッセイでこれまた笑わせてもらった。しをんさんとは年が近くとても親近感を感じてるのだけど、考え方も結構似てる。親子と言えど別人なのだから当然性格が合わないことだってあるので仲良くあらねばならない、とは思わないなど。あと家にはスズメバチが巣を作り駆除してもらったのは去年のこと。流れ星銀はレンタルでアニメを見返したな。パキラならぬバキラや植物がたくさんあり愛でている。しをんさんと父母、友、ハチプロたちとの会話が非常に面白くほんとうに楽しい読書過ぎた。あとがき通り購入しました笑。
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三浦しをんさんのエッセイ集を初めて読んだ。 小説は何冊か読ませていただいているが、小説よりかなりテンション高めである。 仕事に没頭して、出張と、押しのライブ以外はほとんど家を出ない生活(・・・と読みました)らしいが、きっと忙しすぎて、その合間にハイになってしまうのでは無いかと思っ...
三浦しをんさんのエッセイ集を初めて読んだ。 小説は何冊か読ませていただいているが、小説よりかなりテンション高めである。 仕事に没頭して、出張と、押しのライブ以外はほとんど家を出ない生活(・・・と読みました)らしいが、きっと忙しすぎて、その合間にハイになってしまうのでは無いかと思った。 おもしろき事もなき日常も、三浦さんが書くと面白くなるようだ。 【一章 とんがりがまるくなる】 ・タクシーの運転手さんはキャラが濃い ・お父さんがかわいい 【二章 ふんばりはもうむりだ】 ・もともと「自粛」のようなインドア仕事だが、コロナで更なる自粛を求められる日々 ・ふたたび、お父さんが面白い 【三章 のんびりがいちばんだ】 ・蜂の巣騒動 ・ご近所にいい花屋さんを見つけた 【四章 だんまりはしてられん】 ・夏がめぐって蜂の恐怖ふたたび ・EXILEを知り合いに布教 ・タクシーの運転手さんに見るいろいろな個性
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まずは目次を眺めて、章のタイトルで韻を踏む遊び心と、五五調の言葉のリズムに心地よさを感じた。 一章 とんがりが まるくなる 二章 ふんばりは もうむりだ 三章 のんびりが いちばんだ 四章 だんまりは してられん 読む前から★5の予感。 読み始めると→★6→★7の面白さ。 と...
まずは目次を眺めて、章のタイトルで韻を踏む遊び心と、五五調の言葉のリズムに心地よさを感じた。 一章 とんがりが まるくなる 二章 ふんばりは もうむりだ 三章 のんびりが いちばんだ 四章 だんまりは してられん 読む前から★5の予感。 読み始めると→★6→★7の面白さ。 とにかく楽しい。 冬になって耳が冷たいと感じるのは誰もが経験していること。 これを「顔の両側に冷凍餃子がくっついている」と表現するのが三浦しをんさんだ。 こうなると、耳=餃子で、少し温まった状態は生餃子になる。 頭の後ろ毛が跳ねているアヒルを「羽生さん」と呼んだり、ポッと出てくる比喩表現がうますぎる。 三浦しをんさんのエッセイ、これで全編読破\(^~^)/ 最近はエッセイばかりニマニマしながら読んでいて、小説は3年も読んでいない。 読みたい候補の小説は、「木暮荘物語」と「政と源」。 今年中にどちらか読めたらいいと思っている。
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もうどうしたらいいかわからないくらい楽しく読みました。 通勤電車で思わず吹き出してしまった時は大いに焦りましたが、念の為装着していたマスクのおかげで乗り切れました。 コロナ禍での日常など生き生きと描かれていました。 ハチプロはやっぱり最高だと思います。
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私の読書時間は通勤電車の中なので、本を読みながらニヤニヤしているおばあさんになってしまいました。あえてカバーをかけなかったので、きっとわかってもらえるだろう…?
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