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しんがりで寝ています の商品レビュー

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92件のお客様レビュー

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2024/06/09
  • ネタバレ

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 雑誌「BAILA」で連載されているエッセイ第2弾。  2019年から2023年までが収録されている。 作者は相変わらずEXILE一族とかBUCK-TICKが好きで、だらだらしながらマンガとか小説を読みながら暮らしている。  今まで気づかなかったけど、原稿書くの遅かったんだなー。  植物が好きで家に鉢植えがたくさんあるとか、将棋の聖地巡りとか、楽しむものがいくつもあって、それも「オタク」ゆえの情熱と行動力かと思った。しかし、本書最後の方で、作者は「BAILA」読者はオシャレおたくだと言う。確かに人にはそれぞれ好きになるもの、今風に言えば「推し」の人物や物事があるもんな。さらに、なければないでそれも「オタク」だと言うところが印象深かった。人が好きなのかな。ネイリストさんとはもちろん、タクシー運転手とか、蜂駆除(ハチプロ)の人ともめっちゃ喋ってるな。  

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2024/06/09

クスクス笑いながら読めるエッセイ。日常がこんなに楽しく捉えられるなんて、さすが三浦さんだなと思う。 著者がいろんなものを好きで、それを全力で愛でにいっているのがわかる。生活の隅々が全て楽しそうに映る。そして愛でているものが幅広い。なんでもお好きだし、関心があって、だからこそ多岐に...

クスクス笑いながら読めるエッセイ。日常がこんなに楽しく捉えられるなんて、さすが三浦さんだなと思う。 著者がいろんなものを好きで、それを全力で愛でにいっているのがわかる。生活の隅々が全て楽しそうに映る。そして愛でているものが幅広い。なんでもお好きだし、関心があって、だからこそ多岐にわたって小説をお描きになられるのだろうとも感じる。 そもそもBAILAでこれを連載されていたとは思えない俗っぽさもいい。日常に溢れていて、お住いの様子さえもありありと伝わってくる。 エッセイ1つ1つは短いので合間合間に読めそうではあるが、章の最後に追記があったりするから、章ごとに読むのがオススメ。 エッセイは全て読んでいるわけではないけれど、最初の頃のエッセイと比べれば三浦しをんさんの年齢相応のエピソード(お身体のこと、ご両親のこと、等々)ではある。けれども、いくつの人が読んでも変わらず面白く読める、まるで小説のような可笑しさ(本当にそんなことがあるんか、というような)なので、問題ない。

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2024/06/08

EXILEとか特にファンではないものの、先生の書き方がいいせいか、どの章もおもしろく読める。 個人的にはハチの話が一番、好き。キウイを持ってくるお父さんとかも良かったなぁ。 (小説とかにしてくれないかなぁ)

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2024/06/08

電車で読めない本。 吹き出す箇所何箇所かあり。 ピカチュウとエグザイルをこよなく愛する著者の日常のおもしろエッセイ。 コロナ禍のこともありそれにまつわるワクチン接種のもろもろもおかし。 ワクチンって70キロの男性のアメリカ人を基準に作られていたのかぁ。知らなかった。 十把一絡げで...

電車で読めない本。 吹き出す箇所何箇所かあり。 ピカチュウとエグザイルをこよなく愛する著者の日常のおもしろエッセイ。 コロナ禍のこともありそれにまつわるワクチン接種のもろもろもおかし。 ワクチンって70キロの男性のアメリカ人を基準に作られていたのかぁ。知らなかった。 十把一絡げで大丈夫なのかなと今更ながら不安になったよ。 玄関近くの柱に巣食った蜂駆除のエピソードとかピカぬい(ピカチュウのぬいぐるみ)面白く読了。 しんがり…一番うしろ。軍が退く時、最後尾にあって追ってくる敵を防ぐこと。

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2024/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前に読んだ別の著者のエッセイがあまり合わなくて、私はエッセイというものが苦手なのかもしれないと思っていたのですが、最後までとても楽しく読めた。 三浦さん、おもしろすぎ。文章にするとおもしろいことも半減しがちだったりするのに、文章でも「ふふふ…」と笑ってしまうのは流石だなぁ。作家さんとしてはもちろんだけど、三浦さん自身にも魅力がすごくある方だなと改めて思った。 ピカチュウのエピソードも可愛いし(よい歳の大人でもぬいぐるみを買ってもいいし会話してもいい!)、ご両親とのエピソード(キウイがムクドリを遠ざけた?笑)、ハチプロ(蜂の駆除の話)とか、本当に印象に残ったものをあげたらきりがない!どれも日常にありそうなことなのに、こんなに面白く文章にできるなんて…。 一つのエピソードは3〜5ページ程度なので少しの時間にちょっとずつ読めるのもありがたい。

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2024/06/04

軽快なテンポで愉快でした。推し活の熱量が読み手側にも伝わり、個人的には興味が無かった事に興味が湧いてくる不思議さがあり、一気読みで読了しました。

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2024/06/03

このエッセイの素晴らしさは、おまけコラムの「うつくしい窓」に記されていると思う。 「「知る」ことの大切さ、曇りのない目で観察し考察する喜び、愛することでもたらされる心の潤い。」 だから、好きな物を語る時も他者と比較はしない。周りを貶めて対象を浮かび上がらせるのではなく、絶対的な愛...

このエッセイの素晴らしさは、おまけコラムの「うつくしい窓」に記されていると思う。 「「知る」ことの大切さ、曇りのない目で観察し考察する喜び、愛することでもたらされる心の潤い。」 だから、好きな物を語る時も他者と比較はしない。周りを貶めて対象を浮かび上がらせるのではなく、絶対的な愛を語る。タクシーの運転手さんや害虫駆除業者の人とのやり取りも(ほぼ)好ましい。 もちろん、偏見を捨てて知ることによって、全てのものと円満な関係が結べるわけではない。でも、筆者がEXILEに夢中になれたように、好きなものは確実に増えるだろう。好きになれなくても苦手は減り、苦手のままであっても相手との距離感は掴めると思う。 つまり前述の一文は、さまざまな人々と心地よく共生するための基本であり、本作はそれを実践した記録といえるのではないだろうか。 そう考えると壮大なのに、とにかく笑えちゃうところが尚すごい。

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2024/06/03

三浦しをん先生のエッセイ本、初めて読みました。 想像していなかったので、えっ?こんなに面白い先生だったの?自堕落な感じとか共感してしまいましたし、ええ、ええ。って言い方が自分と同じで爆笑。 ピカチュウのチュウとかは若干引きましたが、面白すぎてニヤニヤしてしまい、外では読めない感じ...

三浦しをん先生のエッセイ本、初めて読みました。 想像していなかったので、えっ?こんなに面白い先生だったの?自堕落な感じとか共感してしまいましたし、ええ、ええ。って言い方が自分と同じで爆笑。 ピカチュウのチュウとかは若干引きましたが、面白すぎてニヤニヤしてしまい、外では読めない感じでした。 『のっけから失礼します』も読んでみたいとおもいます。とにかく面白かったです。

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2024/05/22
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三浦さんの楽しい日常エッセイ。 タイトルを見て「しんがりで寝ていてはダメでは?」と、つっこまずにはいられませんでした! ぬいぐるみと会話する三浦さん。 いつまでも変わらないでいて欲しいです。

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2024/05/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりのしをんエッセイ。 毎日少しずつ読みながら「フフッ」「ハハッ」と声が思わず漏れてしまう。何か大きな出来事があるわけでもないんだけど、何なんだろう、このおかしみは。 しをんさんはタクシー運転手とか見知らぬ人によく話しかけるねw

Posted byブクログ