ブラック・ショーマンと覚醒する女たち の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/07/29

短い短編集の集まり

今までの東野シリーズとは違って読みやすかったけどいまいち物足りない

女性がメインで新たに自分で決め歩いていく印象が強い

2024/07/29

シリーズ第二弾。元マジシャンのバーマスター神尾武史と姪の建築士神尾真世。主になる３人の女性、真世の顧客上松和美(末永奈々恵)、バーのお客、婚活中の陣内美菜と交際中の既婚者恋人か急死した火野柚希。
少しばかり現実的ではないにせよ、お洒落さもあり楽しく読めた。

2024/07/24

ブラックショーマンシリーズ、
2作目から読んでしまったが理解できる内容。
短編なので読みやすかった。

2024/07/24

ブラックショーマンの連作短編集でした。さすがテンポよく読みやすい。
バー「トラップハンド」のマスター武史は元マジシャンで、マジックを使いながら見事な観察力と推理力でお店に来るお客さんの困りごとを解決していく。
私は前作よりもこちらの方が好みです。

人が生きていく上で助けとなるのは、失ったものではなく、手に入れたものです。

2024/07/24

一見別々の女性の話に思えたそれぞれの短編に、読んでいくうちに緩やかに繋がりが生まれ、最終的には一つの長編を読んだかのような錯覚を覚えた。
特に、何度も登場する査定女に一体何の意味が？と思ったら、まさか最後に彼女が主役になるとは。
無難にハッピーエンドかと思いきや予想を超える前向きな終わりで、それはそれで良かった。
出てくる誰も彼もがことごとく「演じる」人々ばかりで現実味はないが、ストーリーとしては面白かった。
「ブラック・ショーマン」もシリーズ化しそうな感じで、今後も期待。

2024/07/21

神尾マジック、最高ですね。6話の短編集ですが、そのうち3作はJミステリーで読んでいたので、あっという間に読み終えてしまい…。
それにしても東野さんは最後にそうきたか！と思わせるのが上手だな人だなぁと。
次は長編で、どっぷりハマりたいです。

2024/07/21

ブラック・ショーマンの話の続編。
最初読み始めて、あれっ？なんかこのストーリー読んだことある。また前に読んだこと忘れてしまってたか…と思ったら最初の何作かはJミステリーに掲載されてる話だったからでした。読んだことあった割には肝心のオチはキレイに忘れてて読んでて新鮮でしたが。

前に読んだ時も思いましたが、リノベの女の「愚問だ」の下りが心に刺さりました。つい我々は道徳的にあれこれ評価を口にしたくなるけど、それは当事者同士で判断を下すべきことであって、安全圏から外野が口を出すことではない。
色々な切り口の話があってテンポよく読み進められました。楽しかったです。

が、他の方も書かれてますが、わたしもやっぱりブラック・ショーマンの長編読んでみたいです！

2024/07/19

魅力的な登場人物！
シリーズ化するんだろうな。
もっともっと読みたい！
叔父さんの華麗なテクニックをもっと見たい

2024/07/16

ブラック・ショーマンシリーズ好きやわー
神尾のキャラが好きすぎる。

・トラップハンド
プロローグ的なエピソード。
相変わらず抜け目なくて好き。

・リノベの女
顔が似てるからって入れ替われるもんなのか？
という疑問はさておき、面白かった。
毒親の話見ると本当に自分はまともな親の元に生まれて良かったなーと思う。
成り代わりかと思ったら合意の上での入れ替わりだったとは驚いた。

・マボロシの女
良い友達だなぁ。
なかなか先が読めなくて面白い話だった。
リノベの女といい画像加工が多いなｗ

・相続人を宿す女
いやー途中までめっちゃ腹立ってたけど悲しい話だった。
相続系は揉めがちだし、結婚ってそれが怖いよね。
ただ今回は毛色が違って凄い胸が痛んだ。

・続 リノベの女
リノベの女のそれから。
なんか良いお話っぽいく見えるけど、今までやってきたことが帳消しになったわけじゃないからな。
ちょっと丸くなったり、気性が和らいだからって許されんこともあるからな。
と思う俺は心が狭いんだろうか。
まぁお互い良い着地が出来たと思えばよい話だったのかなと思う。

・査定する女
急展開過ぎてびっくりした。
けどなんとなくそんな気はしていた。
それにしても神尾の前では全てお見通しなんだなぁ
一回会ってみたいわ。酒飲めないからバーいけないけどｗ

まさかの短編集だったけど短編同士で繋がってたりで一気に読んでしまった。
でも俺はやっぱり短編より長編が好きだからブラック・ショーマンの長編続編期待しています！

2024/07/14

ブラック､シヨウマン　どうなるか読み続けるうちうまくいきそうと思ったら、最後は曇天返しそして終わるのパターン　､元マジックショーしていた武史は今はバーテンダー、いろいろな難問を解決していく。面白い本であった。