1,800円以上の注文で送料無料

一夜 の商品レビュー

3.7

74件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2024/02/23

竜崎ってこんな人だったかな? 丸くなったというか尖ってないというか、愚にもつかないことも口に出すようになっている。 人に揉まれて、人間らしくなったってことかな。

Posted byブクログ

2024/02/20

刊行を待ちわびているシリーズの一つ。 神奈川県警刑事部長の肩書きが板に付いてきた竜崎伸也。 今回は、小田原で起きた誘拐事件の捜査本部に出向き、その手腕をいかんなく発揮する。 誘拐の被害者が作家だというので、竜崎は推理作家の梅林賢を捜査本部に招き、彼の推理を検討する。 事件が膠着し...

刊行を待ちわびているシリーズの一つ。 神奈川県警刑事部長の肩書きが板に付いてきた竜崎伸也。 今回は、小田原で起きた誘拐事件の捜査本部に出向き、その手腕をいかんなく発揮する。 誘拐の被害者が作家だというので、竜崎は推理作家の梅林賢を捜査本部に招き、彼の推理を検討する。 事件が膠着していると、世間に誘拐のことを発表しろという犯人からの要求が。 事件の真相は、読者には中盤で予想がついてしまう。 しかし、このシリーズは謎解きよりも、原理主義者ともいえる竜崎のキャラと彼の周りの警察人たちとの関わりが楽しみと言える。さらに、竜崎の家族ー奥さんと息子と娘ーとのやりとりも見逃せないひとつ。 今回は、息子の邦彦が東大を中退したいと言い出す。その解決に竜崎が繰り出した手は・・・ まだまだ続きそうなこのシリーズ、次作が出るのはいつだろうか。

Posted byブクログ

2024/02/19

軽く読めて楽しいのだが、流石に10になると隠蔽捜査のプレミアム感も内容も薄くなってきたような。今野さんファイト!「文学性や芸術性は狙って書くものじゃない。そうした行動や思考の記述の上に自然に香り立つもの」竜崎「自分のことや身辺のことを書くなら日記と変わりませんね」ハードカバーに辿...

軽く読めて楽しいのだが、流石に10になると隠蔽捜査のプレミアム感も内容も薄くなってきたような。今野さんファイト!「文学性や芸術性は狙って書くものじゃない。そうした行動や思考の記述の上に自然に香り立つもの」竜崎「自分のことや身辺のことを書くなら日記と変わりませんね」ハードカバーに辿り着くのに苦労した?今野さんの本音?読者としては、大衆文学とか純文学、エンタメとかの区分意味ないが出版社の賞レースか…。「人生なんて一夜もあればすっかり変わってしまうこともある。その逆。本当にやりたいことがあれば一夜でそれを手に入れることができるかもしれない。勝負は一瞬。だから、時間を無駄にできる間はしてればいい」

Posted byブクログ

2024/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初読。図書館。シリーズも10作目(スピンオフ除く)ともなれば、事件の謎解きを難しくするのは簡単じゃないよね、ということで犯人を当てるのは難しくはない。でもこのシリーズの面白さは主人公の揺らがなさにあるので、そこらへんは健在です。

Posted byブクログ

2024/02/18

隠蔽捜査シリーズの第10作目の「一夜」 面白かったです♪ 今回の事件の舞台は小田原です。 竜崎刑事部長がだんだんと人間らしくなってきました^_^ 神奈川県警本部長が竜崎刑事部長のことをファンを作る側なのではと、実は私も竜崎刑事部長のファンの一人です。

Posted byブクログ

2024/02/17

大好きなのでもう無条件で★5でいいか!の★5です まぁ、相変わらず事件の中身はね うんまぁどうってことないですよ でもそこじゃないですから! そこじゃないですからぁあ! 竜崎がなんか喋ってるだけでいいんです ファンてそういうことですから! そういうことですからぁあ!(もういい...

大好きなのでもう無条件で★5でいいか!の★5です まぁ、相変わらず事件の中身はね うんまぁどうってことないですよ でもそこじゃないですから! そこじゃないですからぁあ! 竜崎がなんか喋ってるだけでいいんです ファンてそういうことですから! そういうことですからぁあ!(もういいわ) とにかく竜崎+妻冴子、竜崎+伊丹の場面がついつい笑みがこぼれる微笑ましさ なんでしょうか そして今作は今野敏さんの作家としての自虐がすごいw 作家なんて儲からないとかどんな売れっ子作家でも世間的にはそこまで有名じゃないとか 今回登場したミステリー作家の梅林賢は元々アクション小説書いてたらしいんでめちゃくちゃ今野敏さんが投影されてる感じ 今野敏さんて普段こんな感じの人なん?と想像してそれもなんか楽しかったです

Posted byブクログ

2024/02/17

☆3つ、という感じでしょうかね。原理原則の竜崎さんも、いくらか柔らかさが。いつも感じる最後の早足加減も今作もなかったようで、良い意味でらしくないシリーズ10でした。

Posted byブクログ

2024/02/16

ストーリーは誘拐事件から始まる。犯人からは何にも要求は無い。話しが進むうちに他の地域で殺人事件が発生!更に主人公の息子の大学を中途退学問題が、さてそれをどう解決するのか?著者の腕前が?充分楽しめた!

Posted byブクログ

2024/02/16

シリーズ第10弾。 発売されると聞いただけでワクワクする作品なのだが、今回はちょっと微妙。 竜崎の言動に回りも慣れてきたのか、対峙するようなキャラもなく、事件に首を突っ込んでくるミステリ作家・梅林の存在も軽い。事件の真相も途中から薄々見えてしまう。 次巻はもっとヒリヒリする展...

シリーズ第10弾。 発売されると聞いただけでワクワクする作品なのだが、今回はちょっと微妙。 竜崎の言動に回りも慣れてきたのか、対峙するようなキャラもなく、事件に首を突っ込んでくるミステリ作家・梅林の存在も軽い。事件の真相も途中から薄々見えてしまう。 次巻はもっとヒリヒリする展開を期待したい。

Posted byブクログ

2024/02/14

お馴染み竜崎刑事部長の静かな活躍は、相変わらず面白い。 小田原で人気小説家が誘拐されるが、身代金の要求もないまま事件は膠着してゆく。 そんな場面に出てくるミステリー作家はまるで著者を思わせ、誘拐事件に新たな視点を加味してゆく。 犯人は半ば過ぎに予想がつくのだが、動機や証拠をどのよ...

お馴染み竜崎刑事部長の静かな活躍は、相変わらず面白い。 小田原で人気小説家が誘拐されるが、身代金の要求もないまま事件は膠着してゆく。 そんな場面に出てくるミステリー作家はまるで著者を思わせ、誘拐事件に新たな視点を加味してゆく。 犯人は半ば過ぎに予想がつくのだが、動機や証拠をどのように竜崎が積み上げていくのかが読みどころとなり面白い。 このシリーズは癖になってしまう。

Posted byブクログ