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一夜 の商品レビュー

3.6

46件のお客様レビュー

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2024/06/11

著者の本でこのシリーズだけは欠かさず読んできた。城山といえば小田原駅前だろうか。そこに住む有名な純文学作家の誘拐時間が発生。県警刑事部長の竜崎は捜査本部の小田原署で指揮を執る。しかし一向に犯人からの要求は無く、まTが目撃情報も少なく捜査は難航する。誘拐事件は犯人からの接触が無けれ...

著者の本でこのシリーズだけは欠かさず読んできた。城山といえば小田原駅前だろうか。そこに住む有名な純文学作家の誘拐時間が発生。県警刑事部長の竜崎は捜査本部の小田原署で指揮を執る。しかし一向に犯人からの要求は無く、まTが目撃情報も少なく捜査は難航する。誘拐事件は犯人からの接触が無ければなかなか進みようがない。そんな折、警視庁管内で事件が発生し、伊丹刑事部長のお出ましとなるが、伊丹部長は純文学好きであった。 そこからはいつもの展開。

Posted byブクログ

2024/05/19
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シリーズも10冊目となるともう最初の頃とだいぶ変わる気がする。といいたくなるほど最初の頃のキレッキレだったイメージがなんだかぼやけた気が。人に揉まれて変わったと言いたいのか、あるいは。 大学の時間を無駄にできる期間(猶予期間)のありがたみはホント、その通り。もっと遊んでおけばよかったし、色々とやっとけばよかった。。。

Posted byブクログ

2024/05/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ10作目。 事件そのものとしては作家が誘拐されるというところから始まり面白い展開で良かったと思う。 竜崎臭はチョイチョイするのだがエピローグまではやや薄めな印象で普通の警察小説的な印象が残った。 今作は梅林の存在感が際立っているのだが、これ間違いなく作者をモデルにしてるよね? それ自体は何の問題もないのだが、事件の解決をかなり彼に委ねてる感があり、それ故に板橋課長を初めとして現場陣をかなり矮小化させてしまっていると思う。 竜崎とはある程度情報を共有しているのにも関わらず、板橋課長や小牧中隊長が全く事件の筋読みができていないことに大きな違和感を感じざるを得なかった。これでは推理作家の方が刑事より有能というのを強調し過ぎていると嫌でも感じてしまう。 推理小説ならそれでも良いが今作は警察小説なのでいかがなものではなかろうか? 私が邪推してしまっているのかもしれないが、作者自身をモデルにしてしまっているが故に妥協してしまったのかなと思ってしまった時点で私の中でこの作品は死んでしまった。 だけどシリーズ自体を否定しているわけではないし、竜崎ファンということに変わりはない!

Posted byブクログ

2024/05/13
  • ネタバレ

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感想 ストーリー自体は単純だったが、キャラが立っていた回だった。 息子の邦彦は相変わらず親に心配しかかけない困った野郎だな。しかし、最後に邦彦が作家に話を聞く場面が印象的で良かった。考えなしに大学に入ってもいい。4年間立場が与えられるのだからどう過ごしても自由だ。ここが説得力があって良かった。 あとは竜崎が警察に入った動機も面白かった!伊丹をコキ使ってやりたかったと。 あらすじ 有名作家が誘拐されたかもしれない。作家の友達である梅林が捜査協力すると申し出て、竜崎が応対する。一方、家庭の方では邦彦がポーランドから帰り、大学を辞めると言い出す。 誘拐捜査は、有名作家本人が無事に保護されたことで終結し、実行犯も逮捕されたが、犯人が一人での犯行が難しいことや、作家の方が記憶が明確な点に違和感があった。事件はやがて他の事件と繋がっていく。

Posted byブクログ

2024/05/08

毎回楽しみにしてる大好きなシリーズですが、作者が変わったのかと思うくらい、今作は面白くなかったです。 これまでスッキリさせられてた竜崎の言動はなりをひそめ、全く理想の上司像が感じられず。 手続きに誤りの表現もあり(緊急執行は明らかに法的に誤って解釈されてます)、かなり残念でした。...

毎回楽しみにしてる大好きなシリーズですが、作者が変わったのかと思うくらい、今作は面白くなかったです。 これまでスッキリさせられてた竜崎の言動はなりをひそめ、全く理想の上司像が感じられず。 手続きに誤りの表現もあり(緊急執行は明らかに法的に誤って解釈されてます)、かなり残念でした。 この感じなら、わざわざ新刊で即購入しなくてもいいな、と思いました。 本当に好きでこれまでワクワクさせてくれたシリーズなのでめっちゃ残念。

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2024/04/24

有名な小説家が誘拐された。犯人の目的がはっきりしないまま竜崎はミステリ作家・梅林に助言を得ながら捜査を続け誘拐の裏に隠された真相にたどり着く。今作の事件は何となく単純であったので、梅林先生と竜崎の関係、そして伊丹部長を楽しみながら読んだ。それにしても竜崎さん家のご子息はいろいろと...

有名な小説家が誘拐された。犯人の目的がはっきりしないまま竜崎はミステリ作家・梅林に助言を得ながら捜査を続け誘拐の裏に隠された真相にたどり着く。今作の事件は何となく単純であったので、梅林先生と竜崎の関係、そして伊丹部長を楽しみながら読んだ。それにしても竜崎さん家のご子息はいろいろと悩まれる方です。

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2024/04/17

竜崎は今回も竜崎らしくて好きなんで評価は悪くないが、竜崎の周りの警察官がちょっとあほ過ぎるのはマイナスだな。別に怪しげな小説家のアドバイスなくても気付くよね、今野さん・・・

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2024/04/12

神奈川県警刑事部長竜崎伸也のもとに、著名な小説家北上輝記が小田原で誘拐されたという報が舞い込みます。 犯人も目的も安否もわからない中、竜崎はミステリ作家梅林の助言も得ながら、捜査に挑むことになります。 劇場型犯罪の裏に隠された真相とは? 相変らず面白いです。

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2024/04/10

有り得ない設定だと思ったけれど、登場してくる作家の言葉には著者の本音が含まれてるんだとも思う。好きな作家もアイドルも「いません」と答える竜崎に竜崎らしさを感じた。

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2024/04/08

大好きな竜崎伸也シリーズだが、本作は粗しか見えずあまり楽しめなかった。事件の構図が単純過ぎる割に、文量だけ多くイライラし、そんなの小説家の見解聞く前に警察でわかるだろうことばかり。短編小説でもいいぐらい。良かったのは事件解決後に竜崎が息子を連れて小説家に会いに行く件ぐらいか。本当...

大好きな竜崎伸也シリーズだが、本作は粗しか見えずあまり楽しめなかった。事件の構図が単純過ぎる割に、文量だけ多くイライラし、そんなの小説家の見解聞く前に警察でわかるだろうことばかり。短編小説でもいいぐらい。良かったのは事件解決後に竜崎が息子を連れて小説家に会いに行く件ぐらいか。本当の本当にそろそろネタ切れか。

Posted byブクログ