アイスネルワイゼン の商品レビュー
ままならないことが積み重なり次第に怒りをコントロールできなくなる主人公。おそらく悪いのは周りだけではなく自分にも原因があるとわかってるだけに余計に抑えられない感情に潰されていく過程が面白い。
Posted by
文學界10月号より ほぼ、会話形式で進むので、非常に読みやすく、サクサク進む。感想としては登場人物達にほぼ共感できないようで、気づいたら共感してしまっている自分がいた。 終始不穏な空気の中、物語は進み、足場の崩壊寸前な感覚に、ハラハラした。 主人公の幼児性もさることながら、出てく...
文學界10月号より ほぼ、会話形式で進むので、非常に読みやすく、サクサク進む。感想としては登場人物達にほぼ共感できないようで、気づいたら共感してしまっている自分がいた。 終始不穏な空気の中、物語は進み、足場の崩壊寸前な感覚に、ハラハラした。 主人公の幼児性もさることながら、出てくる人達にまともな人は少ない。 でも、文章でみる危うさは、至って普通の日常であることに気づく。 凄く面白かったのは、間違いないが、佳作感は否めない。
Posted by
【第170回芥川賞候補作】32歳女性の「静かな崖っぷち」。新鋭作家が奏でる、おかしさに彩られた哀しさの夜想曲。絶賛を浴びた文學界新人賞受賞作を併録。
Posted by