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大学教授こそこそ日記 の商品レビュー

3.6

32件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

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2024/10/01

ご存知三五館シンシャの日記シリーズ。 大学教授というまるで「白い巨塔」のような世界、研究と授業、入試準備など大学教員のリアルな世界を描く。 シリーズの他の本に比べると悲壮感は比較的少ない。

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2024/09/23

教授というと権威の象徴のようにみえていたが、中身は雑務や長時間の会議に拘束されたりしていたのは意外だった。悲しい話もあったが、著者が定年まで元気に過ごせることを願う。

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2024/09/22

大学職員をやっていますが、著者のことを、自分の大学だったらどの先生かなと想像しながら読みました。 自分の職場にいる教員たちを見ていると、この人たちの働くモチベーションって教育?研究?大学運営?出世?なんなんだと思うことが多いですが、やはり研究をモチベーションとしていることがオーソ...

大学職員をやっていますが、著者のことを、自分の大学だったらどの先生かなと想像しながら読みました。 自分の職場にいる教員たちを見ていると、この人たちの働くモチベーションって教育?研究?大学運営?出世?なんなんだと思うことが多いですが、やはり研究をモチベーションとしていることがオーソドックスなのかなと理解した。 持ち回りの役職も多い中で何が出世の到達点なのかなというのも普段思ってましたが、その一つが博士課程を指導できる資格を持つこととあり、なるほど確かにと思いました。 大学教授という仕事の裏側が知れたという意味でも面白かったですが、一人の男の人生としてなかなか味わい深いものがありました。ご退官後もお元気で幸せに暮らしてほしいと願う気持ちになりました。

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2024/09/08

学生の時にはわからなかった教授たちの色々が書いてある 日記シリーズは、どう見ても周りに迷惑をかけてきただろうな系の人と、トラブルを起こさずコツコツ頑張ってきたんだな系の人に分かれている印象(この人は後者だと思う) 奥さまを亡くした悲しみが癒えますように

Posted byブクログ

2024/09/01

大学教授ということもあり、こ難しかったように思う。 私は大学に行ったことないので、こんな感じなのかなーと予想しながら読んだ。 うちの父が連想される言葉が何度か並び、父も大学教授になればいいのに、と思ったが、本書で今は難しい現実を知る。 残念。

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2024/09/01

日記シリーズ。相変わらずあっという間に軽く読める手軽な一冊。できれば学究畑でいければいいと思うが、なかなか大変そう。 作者も飄々と書いているが、やはり政治力はあるそうな一面も感じられ、やはりそうしたスキルがないことにはなかなか難しいのかもしれないと感じさせられる。

Posted byブクログ

2024/08/08

大学で性教育とかマジで??大学教授は雲の上の人だと思っていたけど、色んな人がいて色んな仕事があってやはり大変のようだ。中でも学生との攻防が面白かった。

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2024/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

凡人にとっては大学教授という職業はセレブでインテリジェンス漂う優雅な方々というイメージだったけれどそんな職業にもやはり、ご苦労があるということがわかった。 博士号を取得しても必ずしもすぐに教授への道を歩めるわけではなく就活やら閨閥関係の取引やら何かと煩雑。 論文を発表しても、書籍を出版しても得にはならず、という点で「お疲れ様です」としか申し上げられません。

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2024/07/23

第1章 大学教授の優雅じゃない日常 第2章 曲がりなりにも「最高学府」 第3章 大学教授は儲かりますか? 第4章 学生に聞かれたくない話

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2024/07/19

著者は、関西の有名私大に勤務する大学教授。日米の大学を卒業後、カナダ留学、銀行勤務を経て短大講師になる。その後、国立大学から私立大学教授へという経歴の流れで今に至る。 大学の先生と聞くと、高学歴、高収入と思われがちだが実際はそうでもない。特に若い講師は、副業がないと暮らせないほど...

著者は、関西の有名私大に勤務する大学教授。日米の大学を卒業後、カナダ留学、銀行勤務を経て短大講師になる。その後、国立大学から私立大学教授へという経歴の流れで今に至る。 大学の先生と聞くと、高学歴、高収入と思われがちだが実際はそうでもない。特に若い講師は、副業がないと暮らせないほどであり、著者も国立大に勤めるようになってまともな生活ができるようになる。最初に勤めた短大は高校の延長のような感じで、日頃の生活指導や、本来は学生が主体でやるべき学園祭を仕切ったり、学生を海外ホームステイに連れて行ったり、高校を訪問して学生を勧誘する営業活動などもあり、講義以外でも雑多な仕事がある。また試験では論文のコピペなど学生のモラルが低かったり、単位を取るために親から温情を求められたり、今時の学生の気質についても色々な苦労があるようだ。教授達にもそれぞれ個性があり、彼等に纏わる出来事やエピソードも面白かった。大学教授と言えども、一旦講義が終わってしまえば普通の会社員とそれほど変わらない。悩みもいろいろ。大学の裏事情が紹介されていて、なるほどと思う事も多かった。

Posted byブクログ